ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

明日は「みんなで学校」開催です*お知らせ*

2016年04月28日 | Weblog

明日は、川口の山奥で、山を楽しみ、語らいを楽しみたいと思います。


魚沼はいま、一番美しい季節です。


芽吹きの柔らかな緑、

まだ雪を戴く越後三山、

雪解け水を勢いよく運ぶ魚野川。


今回は、地元の川口っ子も参加してくれることになりました。

(わたしの高校時代の同級生のママとお子さんたちです。)

とっても嬉しいです。


長岡市からも、新潟市からも、わたしの友だち親子さんたちが来てくれます。

嬉しい。



雨模様になったとしても、雨具をまとって、元気に、山に飛び出そうね、子どもたち。

参加者のみなさん、どうぞ、お気をつけて、いらしてくださいね。









薬草*日々のつれづれ*

2016年04月27日 | Weblog

うららかな、この季節。

森に入っても、可愛らしい芽生えに気をとられ、木々との対話も、ちょっと疎かに。


毎日、籠ひとつ分の薬草を、いただいて来ます。



お茶にするために。

お茶にできる薬草には、とてもたくさんの種類があります。

薬草茶づくりを始めたばかりの頃は、あれもこれもと、目移りしていましたが、

わたしに合う薬草、わたしの体が喜ぶ薬草がわかってきて、

今は、その数種類だけを摘むようにしています。



忘れてはいけないことがあります。

摘む前に、心の中で、お願いをすること。


“どうか、わたしの体と心を助けてね、お願いします。”

そんな風に。


それをしないで摘むと、後で心が痛みます。

自分がとても横暴で残虐だという気がするのです。

希望に溢れて生まれてきた植物たちが、可愛そうになります。



わたしは、大好きな薬草たちを摘まずにはいられない。

その力をもらわずには、いられない。

薬草茶は、他のどんな飲み物よりも、わたしの心や魂を潤してくれるから。

だから、素直な心で、お願いをすることにしています。



さあ、摘んできた薬草は、すぐに洗います。

泥や砂を落とすばかりでなく、

他の植物が紛れていることがあるので、生き生きしているうちに選別します。

毒草もたくさんまわりに咲いていて、知らずにお茶にしてしまったら大変です。


それから、時間をかけて、じっくり、陰干ししていきます。

ポプリのような芳しい香りが漂います。

幸せな気持ちで、乾燥を待ちます。



ありがとう、薬草たち。

これから開いていく予定の勉強会には、わたしが森から教えてもらったこと、植物から教えてもらったことを、全部、込めようと思います。


植物に心を開いて生きる人が、増えていくように。

植物は、わたしたちの師であり、友であり、

人が心を向けてくれるのを、じっと待っている、と、

伝えていこうと思います。









ウグイスの名前*日々のつれづれ*

2016年04月26日 | Weblog

風が、軽やかに森を渡っていきます。

森と空のよいものを、みんな含みながら。


ウグイスが歌います。

巡り会うパートナーに向けて。

これから咲かんとする花たちに向けて。



「ウグイス」

あなたは、なんて素敵な名前。

そのきれいな声にぴったり。



遠い昔、わたしたちの祖先は、あなたたちを、なんと呼んでいたのでしょう。

早速調べてみましょうか。



近世(1600年代~1800年会半ば頃)では、「歌詠鳥(うたよみどり)」「匂鳥(にほひどり)」

中世(1200年頃~1600年頃)では、「春告鳥(はるつげどり)」「春使(はるのつかひ)」

中古(800年頃~1200年頃)では、「春鳥(しゅんてう)」

上代(800年頃まで)は、「鶯(うぐひす)」



主なものを挙げましたが、他にも様々ありました。

どれも素敵ですね。

始まりには、現代と同じく「鶯」だったのですね。

うぐいす、でなく、うぐひす、の方が、この鳥に似合っている気がします。

はるのつかひ、も、はるつげどり、も、素敵です。

わたしの好きな名前で、こっそり呼んでみようかしら。



いつ、誰が、どのように名付けたのか、わかりませんが、

その心には、いつでも、触れられる。


この美しい声に、つい聞き惚れ、耳を澄ます気持ちは、変わらないはずだから。









「シンボルツリーに出会う~お一人様でじっくりと~」始めます*お知らせ*

2016年04月25日 | Weblog
今日、一人の女性の方と、じっくり、シンボルツリーのお話しをしました。

柔らかでひたむきな心を持つ方でした。


ご自身の木、
お子さんの木、
ご主人の木、
ご両親の木、
ご兄弟の木。

みんなみんな知りたくなるのが、シンボルツリー。

知れば知るほど、複雑に絡まった糸が、スルスルとほどけていくような気がするのです。


わたしも、たのしくて、たのしくて、あっという間に二時間が過ぎていました。

希望が見つけられ、ホッとして、ちょっと元気が出てくる・・・

そんなみなさんのお顔に出逢えるのが、とてつもなく嬉しいです。



こんな時間もいいな…、と思いました。

お一人様と、じっくり。


ご家族のお話しにもなりますので、あまり人には聞かれたくないこともありますよね。



始めてみようと思います。

和気あいあいとしたワークショップや勉強会の他に、お一人様の時間も。


『シンボルツリーに出会う~おひとりさまでじっくりと~』

お近くの方に限られてしまうのですが・・・。

素敵なカフェでお会いするのもいいですね。

細かなことは、始めながら、ご相談しながら、決めていきたいと思います。

ご連絡先はこちらです。
inochinokotonoha@gmail.com
(にしだひろみ)



今日お会いした、わたしに新しい夢をくださった方に、心から感謝申し上げます。

またお会いしたいな。










森と子どもたち*日々のつれづれ*

2016年04月24日 | Weblog

息子に、素敵な仲間ができました。

森の中や、川の上流をどこまでも遡り、自由に自由に、野性のままに遊べる友だち。

息子よりひとつ年上の男の子。

落ち着きがあり、慎重なところのある、優しい少年。

無邪気でエネルギッシュな息子と、いいコンビです。


タケノコをとったり、ダムを作ったり、本当に本当に楽しそう。









森は、子どもたちを見守り、多くを与え、教える。

言葉ではない何かで。


何かを成し遂げたくて生まれてきた子どもたち。

それを叶えるための力と知恵を、森(大自然)が与えてくれるのだと、わたしは思います。



走り、

歩き、

触れ、

感じ、

考え、

見つけてね、

子どもたち。



わたしは、できるだけ介入しないで、見守りながら、感じています。

森が、木々が、子どもたちの到来を、どんなにどんなに喜んでいるかを。







朗読会・シンボルツリー勉強会 開催予定(長岡市)*お知らせ*

2016年04月24日 | Weblog

今年も、長岡市 ひだまり整骨院さんで朗読会を開いていただきます。

そして、シンボルツリーのワークショップと勉強会も開いていただくことになりました。


ざっと、こんな予定です。

*5月25日 朗読会
*6月4日 シンボルツリーに出会うワークショップ
*6月22日 第一期シンボルツリー勉強会①
*7月2日 朗読会
*7月6日 第一期シンボルツリー勉強会②
*7月20日 第一期シンボルツリー勉強会③
*9月10日 朗読会
*9月28日 第二期シンボルツリー勉強会①
*10月12日 第二期シンボルツリー勉強会②
*10月26日 第二期シンボルツリー勉強会③
*11月19日 シンボルツリーのお守り作り(予定)
*12月17日 クリスマスパーティー『GIFT 』


盛り沢山ですね。

詳細は、随時お知らせいたします。


主催者の麗子さんは、イチジクの木の人で、女性らしさの中に男気も併せ持っていて、

いざという時には、ほんとにパワフル。


これから冬にかけて、麗子さんパワーと一緒に、わたしも駆け抜けたいと思います。










「勉強」と夢と*日々のつれづれ*

2016年04月22日 | Weblog

花曇りの空の下、汗を流して機械作業をしていたお隣さんに、アイスコーヒーをお届けしました。

あたたかくても風はひんやり、そんな中、お隣さんは半袖半ズボン、とっても元気です。



人生には、いろいろなことがある。

辛いことも、苦しいことも、全てが勉強。

悪いことは、ひとつもない。


コーヒーを飲みながら、お隣さんは、優しい笑顔でそう言いました。



こう言える、この人は、様々な経験をしてきたに違いない。

辛いことも、苦しいことも、たくさんあったのだろう。


それらをみな「勉強」と呼び、生きる力に変え、

桜がきれだと、

コーヒーが美味しいと、

いま、こんなに無邪気に笑っている。



わたしにも、いろんなことがありました。

心が痛み、軋み、壊れてしまったこともありました。


だから、わかる。

みんなみんな、「勉強」だった。


いま、こうして、

花の美しさに心打たれ、

隣人がコーヒーを飲んでくれて嬉しいと、

そう思えるわたしに育ててくれたものこそ、その「勉強」たちだった。




お隣さんは、ウグイスの声を聴きながら、夢を語ります。

素敵な夢。

楽しい夢。

大きな夢。


叶えてほしい、叶いますように、と、心から思いました。



わたしも、夢はたくさんあります。

小さなものも、少し大きなものも。


でも、一番大切な夢は、大切にしていきたいものは、

恩返し。


毎日を、恩返しのように生きたいのです。

当たり前の、ささやかな日常のことを、恩返しのように。

任されている仕事や役割を、恩返しのように。



わたしを支え、親しくしてくれるみなさんに、

わたしに教えてくれた方たちに、

知らずにお世話になっているたくさんの方たち(例えば道路工事の方や、公共施設の清掃員さんなど)に、

そして、わたしの「勉強」に協力してくれた人たち、辛い役割を担ってくれた人たちに、

空を超え、時を超え、恩返しをしていきたい。


お隣さんとのあたたかな時間の中、わたしの内なる声が、喜びと共にわき上がります。



笑顔で手を振り、お隣さんは作業へ、わたしもわたしの作業へ。

ウグイスは、いい声で、とてもいい声で、歌い続けていました。








シンボルツリーの勉強会に向けて*日々のつれづれ*

2016年04月21日 | Weblog
シンボルツリーについて、単発のワークショップだけでなく、何回かの連続の勉強会も考えています。

とても豊かで深淵なもので、お一人の木のことだけで何時間もお話しすることがあるからです。

また、ご家族の木を知ると、関係性がわかり、みんなそれぞれがイキイキできる道も見えてきます。

どう受け止めてよいのか困惑していたご家族の言動も、理解し、受け入れることができるようになります。

でも、何より素晴らしいのは、自分自身を受け入れられるようになることでしょうか。



わたしは、自分のこの役割を、“シンボルツリー伝え人”と名付けているのですが、

勉強会を終えたみなさんが“伝え人”になって、

人の持つ素晴らしさ(力と役割、弱さも含めて)を見て生きる楽しさを広めていってもらえたら・・・、

そして、樹木をはじめ植物たちに、心を開くきっかけにしてもらえたら・・・、

そんな風に夢見ているところです。



昨日は、カードや書類作りをしました。

興味のある方とご一緒に、ワクワク学んだりおしゃべりする風景を浮かべながら。


そこへ、わたしの大好きな人からお電話があり、遊びに来てくれました。

楽しくて、時計の針がグルグル回るように見えました。

森で野草を摘んだり、のんびりしたり。

でも大半は、シンボルツリーの話題で持ちきりでした。



勉強会のことをお話ししたら、少ない人数で是非やりたい、と*

連休明けに、わたしの自宅で開くことにしました。

居間のちっちゃいテーブルを囲んで、賑やかに、楽しく。

ちょうど野いちごが摘める頃だから、みんなで摘んで、おやつにして。

・・・鮮明にイメージできるので、必ず実現できますね。



想いは、強いほど、鮮明なほど速く、形になって現れますね。

大好きな人が会いに来てくれたことも、わたしの想いあってのこと。

だから、できるだけ、よいことを、素敵なことを、想っていたいものです。



よーし、楽しんで準備を進めていこう。

楽しい勉強会にできますよう。


樹木たちが、喜んでくれるといいな。

心を開いて植物に接する人が、増えていくといいな。









たんぽぽ~わたしの花籠から~*お知らせ*

2016年04月18日 | Weblog
3つめは、たんぽぽ。

明るくのびのび生きる花。

綿毛という夢を育みながら、逞しく生き、

いつか、思いきり、うんとたくさん、飛ばすのです。



これは、息子の夢、「みんなで学校」です。

それぞれに自由に学び体験する子どもたちと、その子どもたちから学びたいと願う大人たちのための学校。

生まれ持ったやりたいことを存分にし、可能性を伸ばしていける学校。


先生もスタッフもなし。

学費もなく、場所代と実費のみ。


まだ、学校という形にはなっておらず、

とにかく集まり、語り、夢を膨らませています。

子どもたちは、もちろん、自由に自由に、大自然の中で何かを試み、楽しんでいます。


みんなが集まるんだから、子どもたちはうんと動くのだから、とても美味しいものが必要です。

第一回のご馳走は、「焼き芋」でした。

第二回のご馳走は、「イノシシ鍋」でした。

そして、次回、第三回のご馳走は、「タケノコ」です。

もちろん、採りたい人たちみんなで採りに行きます。


他にやりたいことがある子どもたちは、ぜひ、それをしてもらいます。

安心して、思いきり、してほしいと思います。



この「みんなで学校」は、毎月の開催を目指しています。

また、夏休みは、大学生とのコラボレーション、「まいにちみんなで学校」を企画中です。

合宿やキャンプも計画しています。

素敵な出会いに、心がときめいています。



それでは、ご案内です。

~ 第三回「みんなで学校」~
美味しいタケノコを食べよう!

*日時:4月29日(金曜日・祝日) 10:30 ~ 15:00
*長岡市木沢 里山食堂
*定員:20名
*参加していただきたい方:自由に何か学びたい子どもたち、子どもから学ぶ心のある大人
*参加費:大人500円 子ども無料
*持ち物:おにぎり、お茶、野山を歩ける服装、その他
*子どもたちへ:これをやりたい!ということがある人は、ぜひ、話してね。そして、叶えようね。
*お問い合わせ・お申し込み先
inochinokotonoha@gmail.com (にしだひろみ)


お待ちしています(〃^ー^〃)









カキドオシ~わたしの花籠から~*お知らせ*

2016年04月18日 | Weblog

2つめは、カキドオシ。

素晴らしい香りのするジャパニーズハーブです。

西洋ハーブのような、すっきりとしたよい香りがします。

春から初夏にかけて、薄紫の小さな花をつけます。



これは、新たに始めることにしたワークショップのこと。

わたしは、植物と人との繋がり、植物が持つ力と人への作用にとても興味があり、今も学び続けています。

植物、とりわけ薬草と言われるものは、人を癒す強い力を秘めていますが、

わたしは、人への肉体的な影響(効能)よりも、精神的、霊的な影響に、より興味があります。

植物の持つ力は、とても大きく豊かで、はかり知れないほどです。


時に師のように導き、
時に友のように寄り添い、
時に我が子のように慕う、

植物は、不思議な存在です。



そんな中、出会ったのが、古代ケルトの民から伝わる“シンボルツリー”です。

「誰もが一本の木を抱えて生まれてくる」

ケルトの賢人、ドルイドからの伝承です。



シンボルツリーは、誕生日から読み解きます。

シンボルツリーの、その性質と役割(使命)を、人も同様に持っている。

わたしはこれまで、数百人の方のシンボルツリーを見てきましたが、いつも驚くほど、人とシンボルツリーの性質が一致し、
その人の大好きなこと(あるいは無意識に行っていること)が使命として書かれているのでした。


シンボルツリーを知ると、自分を受け入れる助けになり、

お子さんや周囲の人をありのまま受け止める助けになり、

役割や夢がはっきりしてくることで人生が楽しくなっていきます。

家族関係や人間関係をよくしていくヒントも見つけられます。


わたしは、たくさんの方たちとシェアしたい、と、強く願うようになりました。

そう思っていたら、よく行くお花屋さんが興味を持ってくださり、そのお花屋さんでぜひ!というお話しになったのです。

(その方のお名前も、ひろみさん、です。)

お花屋さんでさせていただけるなんて、夢のよう。

計画はこれからですが、決まり次第お知らせいたします。


*シンボルツリー・ワークショップに関するお問い合わせは、こちらまで。
inochinokotonoha@gmail.com


みんなが自分らしく生き、夢を遂げられますように。

それがわたしの夢です。