もう過ぎてしまったクリスマスですが、
わたしにとって、本当に本当に素晴らしい日となり、
あんまり嬉しくて、表現することができずにいました。
年の瀬の、慌ただしい日々ですが、
今年最後に、クリスマスのことを、お話ししようと思います。
クリスマスイブの夜中のこと。
息子が、こんな寝言を言いました。
“ママ、ゆっくり寝ていてね…”
わたしの聴いた範囲では、二度。
さあ、なんでしょうね。
わかるような、わからないような。
部屋の隅に、黒い布で覆われている、何か大きな物も、
わかるような、わからないような。
さて、クリスマスの朝、わたしは息子に起こされました。
“ママ、おきて、見てごらん!”
見ると、わたしの枕元に、すごいものが置かれていました。
手作りの、薪ストーブ!
段ボールや画用紙などで作られた、大作。
煙突もいれると、わたしの背丈ほどの大きさです。
小物も充実しています。
まずは、マッチ。
たくさん入っています。
薪ストーブには欠かせない、道具類。
それから、フイゴ。
空気を送る道具です。
実物と同じように開閉できますし、先端からは、ちゃんと空気が出るように作られています。
暖炉には、ちゃんと赤い炎が灯るようになっています。
ストーブの上には、やかん。
ついき銅器(一枚の銅板を細かく叩きながら形を整えていったもの)を表現したのだそうです。
びっくりするわたしを、息子がニコニコ眺めています。
そう、思い出しました。
秋ごろのこと。
息子に聞かれたことがありました。
“ママ、一番ほしいものはなに?”
最初は、
“あなたの幸せ”とか、
“あなたが楽しそうに生きてること”
とか答えていたのですが、全て却下され、
“自分のことにして”
と言われました。
しばらく考えてから、
“そうねー。薪ストーブ!
火のある暮らしがしたいの。”
と答えました。
それを受けて、息子は、作ってくれたのでしょう。
何とも素敵な薪ストーブ。
本物よりも、嬉しいくらいです。
だって、どこにも売っていませんし、
世界でひとつしか、ありませんものね。
クリスマスの朝。
わたしは、世界一あたたかいストーブにあたり、
世界一幸せな時を、過ごしたのでした。
応援してくださるみなさま、見守ってくださるみなさま、
一年間、ほんとうに、ありがとうございました。
どうぞよい年をお迎えください。
わたしにとって、本当に本当に素晴らしい日となり、
あんまり嬉しくて、表現することができずにいました。
年の瀬の、慌ただしい日々ですが、
今年最後に、クリスマスのことを、お話ししようと思います。
クリスマスイブの夜中のこと。
息子が、こんな寝言を言いました。
“ママ、ゆっくり寝ていてね…”
わたしの聴いた範囲では、二度。
さあ、なんでしょうね。
わかるような、わからないような。
部屋の隅に、黒い布で覆われている、何か大きな物も、
わかるような、わからないような。
さて、クリスマスの朝、わたしは息子に起こされました。
“ママ、おきて、見てごらん!”
見ると、わたしの枕元に、すごいものが置かれていました。
手作りの、薪ストーブ!
段ボールや画用紙などで作られた、大作。
煙突もいれると、わたしの背丈ほどの大きさです。
小物も充実しています。
まずは、マッチ。
たくさん入っています。
薪ストーブには欠かせない、道具類。
それから、フイゴ。
空気を送る道具です。
実物と同じように開閉できますし、先端からは、ちゃんと空気が出るように作られています。
暖炉には、ちゃんと赤い炎が灯るようになっています。
ストーブの上には、やかん。
ついき銅器(一枚の銅板を細かく叩きながら形を整えていったもの)を表現したのだそうです。
びっくりするわたしを、息子がニコニコ眺めています。
そう、思い出しました。
秋ごろのこと。
息子に聞かれたことがありました。
“ママ、一番ほしいものはなに?”
最初は、
“あなたの幸せ”とか、
“あなたが楽しそうに生きてること”
とか答えていたのですが、全て却下され、
“自分のことにして”
と言われました。
しばらく考えてから、
“そうねー。薪ストーブ!
火のある暮らしがしたいの。”
と答えました。
それを受けて、息子は、作ってくれたのでしょう。
何とも素敵な薪ストーブ。
本物よりも、嬉しいくらいです。
だって、どこにも売っていませんし、
世界でひとつしか、ありませんものね。
クリスマスの朝。
わたしは、世界一あたたかいストーブにあたり、
世界一幸せな時を、過ごしたのでした。
応援してくださるみなさま、見守ってくださるみなさま、
一年間、ほんとうに、ありがとうございました。
どうぞよい年をお迎えください。