ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

産声*日々のつれづれ*

2015年11月23日 | Weblog

先日、とうとう、念願だった学びの場を、開くことができました。

会場となったのは、新潟県長岡市(旧川口町)の山の上です。

焼き芋ができることを最優先に、決めた場所でした。


(前日撮った写真で雨模様ですが、素晴らしい絶景です。)


今回は、想いをたくさん語り合うことを目的としたので、少ない人数にさせていただきました。

素敵な素敵なみなさんが集まってくれました。

ユニークな学びの場を求める親子さんだけでなく、地域興しを頑張っている若い方たち、子どもたちの未来を思う教員の方たち、体操のトレーナーさん、などなど。

焼き芋をしながら、和やかに語り合いました。





子どもたちと、子どものそばにいるのが大好きな大人たちは、竹炭を使った創作活動をしていました。







もちろんこれは、子どもの衝動で、それを自由に自由に発展させていました。

息子は炭が面白くて、削って石器のようにして何かを切ってみたり、クレヨンのように文字を描いてみたりしていました。

そして、それを見守り、教わるようにそばにいる大人がいました。

その姿勢は、子どもの創造力を伸ばしていきます。

息子は余程面白かったようで、帰宅してからも炭を研ぎ続け、しまいには粉末にして水を加え、墨汁として使いました。




さて、話しは焼き芋会場に戻し、

お芋を食べながら、大人たちはおしゃべり。

様々な夢が膨らみます。



一日を通して、わたしが感じたのは、

大人でも子どもでも、“みんなが自分らしくいられる場所のひとつ”を作っていけたらいいな、ということでした。

目指すのは、松下村塾のような、誰もが先生であり弟子であるような場所。

特に子どもたちには、個々のやりたいことを存分にさせてあげたい。



急がず、時間をかけて、理想的な空間をつくっていきたいと思います。

自然にそうなっていく予感がします。



集まってくださったみなさん、本当にありがとうございました。

みなさんに会えてよかった。



次回は2月、巨大かまくら作りや、地物野菜による鍋料理をしよう、ということになりました。

もちろん、自由に過ごしてもらいたいと思っています。

たくさんの雪で、自由に自由に。

子どもたちにたくさん来てもらいたいので、親子10組ほどの規模にいたします。

(近くなりましたら、改めてお知らせします。)



新潟県にも、ユニークな学びの場を作っていきましょう。

みんなで。