ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

うんまんまに集まって下さったお母さんたちへ*日々のつれづれ*

2016年11月30日 | Weblog
今日の朗読会には、はじめましてのお母さんがたくさん、それから、

わたしのお友だち、とても久しぶりのお友だちも来て下さっていて、嬉しかったです。


お伝えしたいことがたくさんありましたし、個々にお伝えしたいこともあり、わたしのお話しが散らかってしまったかもしれません。

でも、お母さんたちは、一生懸命に聴いて下さっていました。



朗読とシンボルツリーのお話しの後、できるだけたくさんのお母さんとお話しを、と思いましたが、

今日はたくさんいらしていたので、そうもいかなくて、ごめんなさい。


みなさんそれぞれ、いろいろに、悩んで、頑張っておられました。

子育てのことだけではないのですよね。

家庭の中のことも、外のことも、

お母さんを取り巻くあらゆることが、悩みの種になり得ます。


みなさん、話してくださる中で、ポロポロと、こらえていた涙を流されました。


頑張ってきたのよね、

大変だったのよね、

不安だったし、

どうしたらいいのか、わからなかったり・・・



ありがとうね、みなさん、

わたしに打ち明けてくれて。


わたしには、何もできないのだけど・・・


でも、おしゃべりの後に、

「なんだか元気が出てきました」

とか、

「少し、楽になりました」

と、言ってくれる、お母さんたち。



ありがとう、わたしこそ。


本当は、お一人お一人、

もっとじっくり、お話しをきいて、

その背を撫で、

一緒に泣いたり、笑ったり、できたら・・・。


このような、わたしですが、

来月も、そんな気持ちで、行きますね。


またきっと、お会いできますように。


*次回は12月21日(水)です。





明後日は新潟市で朗読会*お知らせ*

2016年11月28日 | Weblog

寒さが増してきましたね。

もう白い世界、というところも多いでしょう。


30日(水) 10時半から、新潟市西区寺尾の「うんまんま」さんで朗読会です。

毎回お伺いするのが楽しみな、アットホームな会場です。


お昼持参でゆっくりしていただけますし、お弁当の出前を取る方も多いです。

おしゃべりをしていると、元気になれますよね。



今回は、どんな朗読、お話しをしようかな。

今日か明日、きっとインスピレーションがやってきます。


シンボルツリーのお話しも、「植物学からよむ親子」と題して、今回もピンときた内容をお話ししたいと思います。

スタッフのみなさんにも、お母さんたちにも、お会いするのが楽しみでなりません。

みんなで、また、元気になりましょうね。









“なにか、すごいひとが”*日々のつれづれ*

2016年11月26日 | Weblog
息子と、弥彦神社に隣接する公園を歩いていた時です。

その公園は、広大な野山をできるだけそのまま生かし、階段や橋、石造りの東屋など、景観よく整えられた、気持ちのいい場所でした。


清々しく、厳かで。

歩いていると本当にいい気持ちでした。



不意に、隣を歩いていた息子が言いました。

“いまね、なにか、すごいひとが、ぼくのそばにいるみたい”



感じる様子を聞いてみると、

この山や神社にまつわる、とても大きくて、有難い感じの存在のようです。

息子のそばにきて、一緒に歩いてくださったのでしょうか。



よかったね、と息子に言うと、

“うん。なんか、応援してくれてるみたいだったから、ぼくのお願いを伝えておいた。”

と、ニコニコしています。


素敵なこと。



木々にも意識(神さま)があり、

こんな風に、場所にも意識(神さま)があって、心通わすことができるようですね。

それを、自分のなかの小さな神さまが喜ぶから、心が嬉しくなるのでしょう。



「森羅万象の神々」とは、こういうことなのでしょうね。

太古の人々は、そんな神々と対話をしながら暮らしていたようですが、

今でも、森羅万象の神々を信じ、感じ、大切にしながら暮らしている人がいます。


そんな記憶が、わたしにもあるので、息子が何かと対話していても、わたしが何かを感じることがあっても、

それが自然なことのように思えます。



ご縁のあった存在(神さま)は、その人のことを忘れず、サポートしてくださるようですから、

そういった応援ももらいながら、わたしたちは、この世界に生まれた目的や夢を、叶えていきたいですね。












『サンタクロースのすきなおはなし』*私の本棚*

2016年11月25日 | Weblog
本屋さんにいくと、クリスマスの絵本のコーナーが設けられ、賑やかですね。

きらきら、ワクワク、そわそわ。


クリスマス絵本は、我が家にもたくさんありますが、わたしがとても好きな絵本は、こちら。

『サンタクロースのすきなおはなし』
青木久子 文
イワン・ガンチョフ 絵
(女子パウロ会)


(朝日の中で写真を撮りました。見にくくてごめんなさい。)

わたしは、イワン・ガンチョフさんの絵が大好きで、いろいろ探す中でこの絵本に出会いました。

やさしくて、やわらかくて、雰囲気がいいのです。


このお話しは、とても密やかで、可愛らしいものです。


冬のある日、森のキツネがお散歩していたら、何かを見つけました。

それは、切り株に寄りかかって休憩するサンタクロース。

気持ち良さそうに眠っています。


不思議に思ったキツネが尋ねてみると、サンタクロースは、“クリスマスに備えて準備運動をしていたんだよ”と言います。

森の動物たちが集まってきました。


サンタクロースは、自分の大好きな、クリスマスのお話しをみんなに聞かせます。

森の動物たちは楽しくて、ずっとサンタクロースと一緒にいたいと思いました。


サンタクロースは、“わたしの家がどこにあるのか今まで秘密にしてたけど、さあ行こう”と、みんなを連れていきます。

走っていくんです。

可愛らしいこと。

サンタクロースが先頭を走り、トナカイをはじめとする動物たちが後を追いかけていく、という絵がたまらなく好きです。


サンタクロースの家は、ここ。

素敵な家ですね。


ほんの、これだけのお話しです。

何ともあたたかな気持ちになれるから、わたしはこの絵本が大好きなのです。











冬眠まで、あと少し*日々のつれづれ*

2016年11月23日 | Weblog
今日は、明るいカフェで、お一人様と養成講座。

大地に水が染み込むように、ぐんぐん吸収される方で、お伝えすることがとても楽しかったです。

スムーズに学びを終えられ、認定証をお渡しできました。

いつもながら、嬉しい瞬間です。

嬉しくて、少しだけ寂しくて。


でも、これからは、お友だちとしてお付き合いいただくつもりですから、寂しくありませんね。

次にお会いできる日が、今からもう楽しみなわたしです。

ありがとうございました。



この先の予定は、このようになっています。

11月30日(水) 朗読会&ミニワークショップ (うんまんまさん)

12月7日(水) 朗読会(Akiha森のようちえん支援センター森のいえさん)

12月17日(土) シンボルツリー育み人長岡クラス同窓会

12月21日(水) 朗読会&ミニワークショップ(うんまんまさん)

また、お一人様の講座も、ちょこっと予定されています。

*来年は、長野市でも養成講座を開きたいと思っています。素敵なお母さんたちが楽しみにしてくださっていて、嬉しいです。



雪がふんわりと降り積もる頃、わたしは冬眠に入ります。


じっくり読みたい本があります。

学びを深めたいことがあります。

歩きまわりたい森があります。

じっくり考えてみたいことがあります。

ゆっくり決めていきたいことがあります。


そんなことに、丁寧に時間を使っていきたい、冬の日々。

クマさんが身体に木の実をたくさん蓄えるように、わたしも、冬眠のための本や道具を揃え始めました。

ひとつひとつ、楽しみながら。











『窓ぎわのトットちゃん』*私の本棚*

2016年11月22日 | Weblog

長野への行き帰り、電車の中で、わたしが読んでいた本は、『窓ぎわのトットちゃん』。

私の大切な宝物の本です。


時折開く本ですが、それは、本の中の“校長先生”(小林宗作氏)に逢いたいから。

わたしの憧れの人、憧れの大人です。

本を開くたびに、トットちゃんのように、わたしも、大好きな校長先生に出逢えた喜びに胸を震わせます。



また、この本を開きたいと思ったのは、もうひとつの理由がありました。


わたしは、朗読会やワークショップなどで、たくさんのお母さんにお会いするのですが、

お子さんがクラスや園、学校に馴染めなかったり、独特の個性によりトラブルになってしまったり、家にいるようになったりして、悩んでいらっしゃるお母さんが多いのです。

お子さん本人も、お母さんも、それはそれは、辛いのですよね。


お話しを聴くたびに、思うのです。

小林校長先生が、もしも、いらしたら・・・。

もしも、いらしたら、このお子さんも、お母さんも、どんなに嬉しいだろう、どんなに救われるだろう、と。


トットちゃん(黒柳徹子さん)は、こんな風に書いています。

「生まれてはじめて、本当に好きな人に会った気がした」(校長先生のこと)

「楽しくて楽しくて、できるだけ長く学校にいたかったし、次の日も早く学校にいきたくて待ちきれないほどだった」


小林校長先生は、もういらっしゃらないけど、

今は、きっと、同じような眼差しで子どもを見つめ、頑張っている先生や教育者が、いらっしゃるのだと思います。

もしかしたら、たくさん。

子どもたち、特に、個性的で、理解されにくい子どもたちが、そんな先生に出逢えますように…

祈るような気持ちです。



でも、まずはお母さんが、子どもの理解者でいたいですね。

“お母さんがわかってくれる”

“お母さんがぼく、わたしを信じてくれる”

全ての子どもが、そう思っていてほしい。


子どもの個性や特徴は、その子からお母さん(お父さん)への贈り物、

そして、その子自身の挑戦であり、使命への道のり、

わたしはそう感じています。


たったひとり、自分をわかってくれる人がいたら、人は、生きていけます。

(もちろん、たくさんいたら、なおのこと、素敵ですけどね。)



世界でただひとりの、わが子。

どんなに変わっていようとも、その子らしく生き、

“生まれてきてよかった”

と、瞳を輝かせていてほしいですね。








シンボルツリー三昧*日々のつれづれ*

2016年11月19日 | Weblog
今日は、長岡市でシンボルツリーのワークショップ、

明日は、同じく長岡市で、シンボルツリーの養成講座。

明日の講座は、全三回の講座を一日で学びきってしまう、頑張りコースです。


遠方から来てくださる受講者さん、ありがとうございます。

ご一緒に、頑張りましょうね。


楽しい学びになりますように。










長野のみなさん、ありがとうございました*日々のつれづれ*

2016年11月19日 | Weblog

真っ白な朝もやの中、コトコト、電車が走ります。

二両だけの短い電車。

がらりと空いていて、静か。


やがて、朝もやを切るように、雄大な山が、深い色をたたえた川が、深紅に染まった紅葉が、あらわれます。

そして、眩しい眩しい、朝日。

今日は、晴れそう。

とびきりの晴れ。



そんな風に長野に向かった昨日、楽しみにしていた朗読会でした。

会場となる戸隠保健センターでは、今回の朗読会を企画してくれた保健師の“たかちゃん”が、笑顔で迎えてくれます。


寒いなか、集まってくださったお母さん、子どもたち。

以前お会いしたこともあるお母さんもいらして、再会が嬉しかったです。


朗読と、おしゃべりと、それからシンボルツリー話と、二時間しゃべり続けたわたしですが、

ホロリとしたり、笑ったり、一生懸命メモったり、素敵なお母さんたちでした。


本を求めてくださったお母さん、

心の悩みや痛みを打ち明けてくださったお母さん、

ありがとうございました。


それに、参加者のお母さんが、帰りに駅まで送ってくださいました。

慌てさせてしまって、恐縮でしたが、気持ちよく引き受けてくださいましたね。

車の中でのおしゃべりも、楽しかったです。

ありがとうございました。



慌ただしく帰り、みなさんとあまりゆっくりお話しができずに残念でしたが、

またお伺いできる予感があり、今からワクワクしています。


お母さんたちが、まずはご自分を受け入れ、ゆるし、心がゆったりして・・・

それから、お子さんをそのまま、まるごと、抱きしめてあげられるようになって、育み方のコツを心得て・・・

さらには、ご家族も、それぞれ、それぞれとして受け入れ、密かに育みながら・・・


お母さんみんなが、そんな風になれたら、世の中が変わるに違いありません。

大きく大きく、変わるに違いありません。


スタッフのたかちゃん、保健センターのみなさん、迎えに来てくれた“ゆきさん”、関わってくださったみなさん、心から、ありがとうございました。











明日は長野市で朗読会*日々のつれづれ*

2016年11月17日 | Weblog

久しぶりの長野市。

会場は戸隠保健センターです。

10時からお昼まで。

わたしの詩の朗読と、子育てが楽しくなるヒントをシンボルツリーから紐解いていくミニワークショップも計画しています。

お伝えしたいことが盛り沢山だから、時間内に収まるかな?



電車でコトコト、向かいます。

きれいな車窓から、晩秋の野山を眺めながら。









育み人さん*日々のつれづれ*

2016年11月16日 | Weblog

今日は、新しい“育み人”さんが二人、誕生する予定です。

半年前から、時間をかけて、ゆっくり学んできたみなさんです。

感性が豊かで、お一人お一人、様々な分野の経験と知識をお持ちで、エピソードがたくさん飛び出して、涙が出るほど笑ったりした、本当に楽しいグループでした。


終わってしまうのが寂しいです。

でも、これからも、お友だちとして、同志として、仲間として、繋がりあっていけると感じるので、それもまた、嬉しいです。



植物や木々がくれた、贈り物。


大自然よ、ありがとう。




今ほど、認定証をお作りしました。

わたしから、そして、わたしのそばにいてくれる大自然の精霊たちから、感謝をこめて。