ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

『語感の辞典』*わたしの本棚*

2015年11月13日 | Weblog

ついに購入してしまいました。

ずっと欲しかった『語感の辞典』。




ことばの感触、類語の微妙な意味の違いを解説した辞書。

名文を引用した用例も、味わい深い。







わたしにとって辞書は読むもの、味わうもの。

またひとつ、愛読書が増えました。




無心になって辞書を楽しむわたしに影響されてか、息子もなかなかの辞書好きです。

旅行にも国語辞典、漢字辞典を持っていくほど。

わからない言葉に出会ったら、すぐに調べないと気になるとか。



昨日も、

「なんで“泣く”という字は、さんずいに立つ、なんだろう?」

と、漢字辞典を調べていました。




小学生用の漢字辞典では、立っている人から涙が流れ落ちる様子を表した字、とありました。

中学生用の漢字辞典では、立つの部分は“粒”の略字で、水の粒が落ちる様を表した字、とありました。

息子はさらに、わたしの本棚に走り、大人用の漢字辞典を調べていました。

中学生用の漢字辞典の解字とほぼ同じで、より詳しく説明されていました。


「ママの辞書が一番詳しくて、ぼくの辞書(小学生用の漢字辞典)が一番覚えやすいね。」

とのことです。

面白いですね。






テレビのない我が家。

今夜も、食後のゆったりとした時間、二人で本の世界へ。




わたしはもちろん、『語感の辞典』。

息子はたぶん、今大好きな『こども歴史新聞』。