ついに購入してしまいました。
ずっと欲しかった『語感の辞典』。
ことばの感触、類語の微妙な意味の違いを解説した辞書。
名文を引用した用例も、味わい深い。
わたしにとって辞書は読むもの、味わうもの。
またひとつ、愛読書が増えました。
無心になって辞書を楽しむわたしに影響されてか、息子もなかなかの辞書好きです。
旅行にも国語辞典、漢字辞典を持っていくほど。
わからない言葉に出会ったら、すぐに調べないと気になるとか。
昨日も、
「なんで“泣く”という字は、さんずいに立つ、なんだろう?」
と、漢字辞典を調べていました。
小学生用の漢字辞典では、立っている人から涙が流れ落ちる様子を表した字、とありました。
中学生用の漢字辞典では、立つの部分は“粒”の略字で、水の粒が落ちる様を表した字、とありました。
息子はさらに、わたしの本棚に走り、大人用の漢字辞典を調べていました。
中学生用の漢字辞典の解字とほぼ同じで、より詳しく説明されていました。
「ママの辞書が一番詳しくて、ぼくの辞書(小学生用の漢字辞典)が一番覚えやすいね。」
とのことです。
面白いですね。
テレビのない我が家。
今夜も、食後のゆったりとした時間、二人で本の世界へ。
わたしはもちろん、『語感の辞典』。
息子はたぶん、今大好きな『こども歴史新聞』。