寒くなってきましたね。
美しい紅葉は、みな、だんだんに、大地に舞い降り、芳しい香りを残して、土になっていきます。
それを後押しするように、強い風が、頃合いを見て、駆け抜けていきます。
忙しそうな空。
でも、すべてが自然で、無駄がなく、美しい。
さて、わたしも、冬ごもりを前に、今年の終わりの朗読会です。
11月6日 長野市 朝陽館荻原書店
12月2日 新潟市秋葉区 森のようちえん支援センター
12月13日 新潟県長岡市 クリスマス朗読会
明日、長野市での朗読会は、三回に渡る朗読会の最終日。
わたしが一番楽しみにしていたテーマです。
“あなたらしく、わたしらしく”
子どもたちがみんな、その子らしく歩いていけるように。
お母さんたちが、みんな、その人らしく歩いていけるように。
生まれもった役割にも想いを馳せながら、世界でひとりのわたしを、世界でひとつの生き方を、全うできるように。
荻原書店の夏子さんからご連絡をいただき、二回三回と参加してくださる方が多いとお聞きしました。
またあの方にお会いできるかな、と、心がときめきます。
素敵な時間になりますように・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/73/99ec13bd27c40a1384295ce927ff2a7b.jpg)
12月、長岡市でのクリスマス朗読会は、とても小さく開くことになり、満員御礼です。
暖炉を囲んでの朗読会、プレゼント作りの時間もあります。
誰もが誰かへのプレゼント。
そんなテーマで、あたたかい時間をつくっていきたいと思います。
森のようちえん支援センター「森のいえ」さんの朗読会は、ホームページにご案内が出てくると思います。
こちらでは、テーマは決めないで、集まってくださったお母さんたちのお顔をみて、心に触れて、詩を選んでいきたいと思います。
いっぱいいっぱい頑張っているお母さんたち、
うまくできないことばかりでも、
優しくなれない日ばかりでも、
大丈夫。
痛む心に、溢れる涙に、真実が輝いていて、
子どもたちは、魂で、それを知っているから。
時に、そのちいさな手に支えられて、
時に、痛むほどに愛が溢れるその心に助けられて、
決して見本のない、“わたし”らしい母を、生きていきましょうね。
ささやかな詩を抱えて、あなたに、会いに行きます。