週に一度、会議を開いています。
ホームスクールの会議です。
息子とわたし、二人で。
進行と記録を交代で担当。
議題は、だいたい、こんな風。
1.今週やりたいこと、行きたい場所
2.メンバーにお願いしたいこと
3.その他なんでも
“メンバー”としたのは、できるだけ対等に話しができように。
母と子ですから、気をつけていても、わたしの方が優位な物の言い方になったり、息子が遠慮して意見を言わなかったり、するのです。
また、逆に、わたし自身も自分の時間を大切に過ごしたいので、日中だけは“母”でなく“メンバー”と見てもらいたい。
そのための工夫です。
もちろん、おやつやお茶も用意して、
小さな会議の始まりです。
会議として向き合うと、息子から、いろんな希望や提案が出てきます。
わたしが気づかずにいた本音を伝えてくれて、ハッとすることもあります。
反省することもあります。
「やりたいこと、行きたい場所」は、できるだけ叶えてあげたいと思っています。
もちろん、わたしの希望も伝え、協力してもらいます。
息子が提案したものは、自分で計画をたててもらいます。
どこか行きたい場所があって、それが遠いところである場合、交通手段、時間、お昼御飯など、提案者が責任をもって計画します。
息子の計画の中に、ここはちょっと難しいかも…という内容があっても、そのままにしておきます。
失敗することも、発見することも、とても大切。
今度はこうしたらいいんだな、と気づくこと、それがとても大切。
困難に見舞われた時にどうするか、という体験をすることも大切。
そういう時も、息子が解決策を導き出すのを待ちます。
息子の豊かな学びのために、わたしにできることは、言いたいことや手出しをしたいことを控える、それに尽きるようです。
「母」と思うと難しいことですが、「メンバー」と思うと意外とできてしまいます。
わたしたちの小さな会議は、反省したり、気づいたり、感動したり、ワクワクしたりして、閉会。
そしてまた、次なる一週間が、素敵な一週間が、始まるのです。