ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

二人で会議*日々のつれづれ*

2015年11月28日 | Weblog

週に一度、会議を開いています。

ホームスクールの会議です。

息子とわたし、二人で。



進行と記録を交代で担当。

議題は、だいたい、こんな風。


1.今週やりたいこと、行きたい場所
2.メンバーにお願いしたいこと
3.その他なんでも



“メンバー”としたのは、できるだけ対等に話しができように。

母と子ですから、気をつけていても、わたしの方が優位な物の言い方になったり、息子が遠慮して意見を言わなかったり、するのです。

また、逆に、わたし自身も自分の時間を大切に過ごしたいので、日中だけは“母”でなく“メンバー”と見てもらいたい。

そのための工夫です。



もちろん、おやつやお茶も用意して、

小さな会議の始まりです。




会議として向き合うと、息子から、いろんな希望や提案が出てきます。

わたしが気づかずにいた本音を伝えてくれて、ハッとすることもあります。

反省することもあります。




「やりたいこと、行きたい場所」は、できるだけ叶えてあげたいと思っています。

もちろん、わたしの希望も伝え、協力してもらいます。

息子が提案したものは、自分で計画をたててもらいます。

どこか行きたい場所があって、それが遠いところである場合、交通手段、時間、お昼御飯など、提案者が責任をもって計画します。

息子の計画の中に、ここはちょっと難しいかも…という内容があっても、そのままにしておきます。

失敗することも、発見することも、とても大切。

今度はこうしたらいいんだな、と気づくこと、それがとても大切。

困難に見舞われた時にどうするか、という体験をすることも大切。

そういう時も、息子が解決策を導き出すのを待ちます。

息子の豊かな学びのために、わたしにできることは、言いたいことや手出しをしたいことを控える、それに尽きるようです。

「母」と思うと難しいことですが、「メンバー」と思うと意外とできてしまいます。





わたしたちの小さな会議は、反省したり、気づいたり、感動したり、ワクワクしたりして、閉会。


そしてまた、次なる一週間が、素敵な一週間が、始まるのです。