ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

なぞなぞ

2019年04月12日 | Weblog
内緒の散歩道で

よく会う犬


いつも

飼い主を引っ張って

嬉しそうに走る



初めての時

犬はわたしを

じっと見た


わたしの何かを

じっと見た


それから犬は

しっぽを振り

口を

にいっと開いた



二回目からは

犬は

わたしより先に気づいて

走ってくる


しっぽをいっぱいに振り

口を にいっと開く


あなたがもし

話せたら

何と言っているか


わからないようで

わかるようで

心楽しい



犬よ

あなたはわたしの

何を

感じているの


わたしはあなたの

何かに

かなったの



わからないままで

いいのかもしれない


小さな清らかな

なぞなぞ

お話し会はじまります

2019年04月10日 | Weblog
日付が変わり、もう、当日になってしまいましたが、

うんまんまさんでのお話し会が、今日から、スタートします。


冬期と農繁期をのぞく、月に一回、伺います。

そうしますと、5回ほどしかお伺いできないのですが、

この5回を大切にしようと、いろいろ考えていたら、もう真夜中になっていました。



静かです。

家族はもう、ぐっすり。



さて、今年のお話し会は、去年のように連続講座風にしようと思います。

「しあわせなお母さん」を目指して、お話しや、朗読や、シンボルツリー学や、あれこれ。

安心感と希望を、お届けできますよう。


シンボルツリーに関しては、5回全て参加されると、なかなかの通になられると思いますので、

行こうかな、というお母さんは、どうぞお楽しみに。



よし、それでは、わたしも眠りましょう。

家族という約束

2019年04月01日 | Weblog
出逢いやご縁の、その奥にある秘密のことを、時々考えます。



自分の心に、波風が立つような出逢いほど、もしかしたら、重要なのかもしれない。

心地いい出来事でないほど、深い理由によって、起きているのかもしれない。


何か、とても大切なことに、気づかせようとして。



例えば、すぐそばにいる人の、言動や性質が気に障る時、

たいてい自分にも、同じ要素がある。


だから、気になる。


その性質を克服しようと、生まれてきたから。



そのことを忘れたり、見ないふりをしたり、避けたりするから、

目の前にあらわれて、教えてくれる。



“あなたの挑戦は、これだよね”


そう教えてくれる。



でも、なかなか気づくことができない。

相手の人を否定して終わってしまったりする。


そうすると今度は、もうちょっとスケールの大きなお知らせがくる。

打撃もその分、大きくなる。



「この人って、どうしてこうなの?」

というところを、思いきって飛び越える。



そしたら、

「ここまでして、教えてくれて、本当にありがとう。」


という感動に、行き着ける。




いちばん、体を張って教えてくれるのは、家族。


あんなことまでして・・

あんなに痛みながら・・

ということも、少なくない。




一緒にいてくれる、いちばん近くの人たち。


生きている間はわからない、深い理由でそこにいてくれる、大事な大事な存在。



わたしたちは、いくつもの大事な約束に助けられながら、生きる。


約束を守ってくれる、かけがえのない人たちと一緒に。