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【人体に対する放射線の影響】
添付した表だと見にくいのでテキストにしました。
単位はmSv(ミリシーベルト)
0.05…原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。
0.1-0.3…胸部X線撮影。
1…一般公衆が1年間にさらされてよい放射線の限度。
....放射線業務につく人(放射線業務従事者)(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい放射線の限度。
2.4…一年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。
4…胃のX線撮影。
5…放射線業務従事者(妊娠可能な女子に限る)が法定の3か月間にさらされてよい放射線の限度。
7-20…X線CTによる撮像。
50…放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1年間にさらされてよい放射線の限度。
100…放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が法定の5年間にさらされてよい放射線の限度。
放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよい放射線の限度。妊娠可能な女子には緊急作業が認められていない。
250…白血球の減少。(一度にまとめて受けた場合、以下同じ)
500…リンパ球の減少。
1000…急性放射線障害。悪心(吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁。
2000…出血、脱毛など。5%の人が死亡する。
3,000-5,000…50%の人が死亡する。(人体局所の被曝については3,000 : 脱毛、4,000 : 永久不妊、5,000 : 白内障、皮膚の紅斑)
7,000-10,000、10,001以上…99%の人が死亡する。
放射線の人体に対する影響は、被曝した体の部分などにより異なる。上記のX線撮影、X線CTおよび注記されているもの以外は全身に対するもの。
X線検査の数値は調査年代(検査装置の性能)や報告(調査対象となった医療機関による使用方法)によってばらつきがあるため、目安です。
放射線の線量限度には、自然放射線被曝と自己の診療に関わる医療被曝は含んでいません。
なお、一度に大きな線量を被曝した場合の線量単位にはシーベルトではなくグレイが用いられるが、X線とガンマ線による被曝に関しては数値に違いはありません。
Wikipediaから