hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

行き当たりばったりの真鶴半島ウォーキング①

2016-06-19 | ハイキング・ウォーキング

6月15日(水)
「急遽、休みがとれたので釣りに行くけど、どう」?
と息子からの電話。
夫はもちろんOK
私も暇だったので、同行させて貰うことにしました
行き先は三浦半島南端の城ヶ島を予定していたのですが、
通勤時間と重なり、道路が渋滞していたので、真鶴半島に変更しました。

いつものようにコンビニや釣具屋さんに寄って買い物をし、
現地に着いたのは10時近く。
車を番場浦海岸の駐車場に停め、二人は磯釣りに・・・

私の目的はブラブラウォーキングですが、その前に二人の釣り場を
確認するため、一緒に磯まで歩くことにしました。



アメリカデイコ
駐車場の近くの藪の中に、一際目立つ赤い花が咲いていました。
宮古島で見たデイゴの花にも似ていますが少し違います。
ネットで調べてみるとアメリカデイコという花で、
いかにも南国的で素敵な花でした。

マメ科デイコ属(落葉小高木) ブラジル原産(江戸時代に渡来)
別名:カイコウズ(海紅豆)



番場浦海岸

左:潮騒遊歩道
番場浦駐車場から海岸線を通り「ケープ真鶴」まで続く
延長約700mの遊歩道。
息子たちは海面に浮かんで入るかのように見える、
岩場で釣りをするそうです。

右:ゴロ石海岸

潮騒遊歩道沿いに咲いていた草花↓



左:ミゾソバ(溝蕎麦)
タデ科の1年草の雑草。
花の形がソバに似ていて、溝のような湿ったところを
好むことから、命名されました。

右:ネコノシタ
キク科ハマグルマ属の多年草。
海岸砂丘に多く、葉の形が猫の舌のようにざらついている
ことから命名されました。



テリハノイバラ
バラ科バラ属の落葉または常緑つる性低木。
ノイバラの海浜タイプ。
葉に光沢があり、主茎が地を這うように伸びる。
秋にはイソギクの花が沢山咲きそうです。



左:ハマボッス
サクラソウ科オカトラノオ属の越年草。
浜辺で花の咲く姿が、仏事に使うボッス(払子)に
似ていることから名付けられたそうです。

右:ツユクサ
ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。
朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから
「露草」と名付けられたそうです。



三ッ石海岸と三つ石
岩が重なって『二つ石』に見えます。



48年前の三ッ石海岸と三つ石
初めて真鶴半島を訪れたのは21歳のとき。
新宿から小田急線で小田原まで乗り、JRに乗り換えて真鶴まで。
その先はバスかタクシーか忘れましたが・・・
私はずいぶん変わりましたが、三ッ石海岸や三つ石は昔のままです。



三ッ石海岸からケープ真鶴へ
標高差50メートルの階段を上がります。

階段の脇には↓トキワツユクサやホタルブクロが咲いていました



左:トキワツユクサ(常磐露草)
今までずっと白花ツユクサだと思っていました。
白花ツユクサは丸い花びらが2枚の青いツユクサ(露草)の中に
たまにある、白いツユクサだそうです。

右:ホタルブクロ
各地の平地から山地に広く分布する多年草で、
初夏から夏の前半にかけて釣り鐘形の花を茎に多数咲かせます。



インドハマユウ
ヒガンバナ科クリナム属の耐寒性常緑多年草。
インド原産。
夏の浜辺で咲くハマユウ(浜木綿)の仲間。
花の名は葉がハマユウに似ていることからつけられました。



見晴らし台まであと少し



右は幕末の台場跡
江戸時代末期、幕府の発令した「外国船打ち払い令」により、
小田原藩では小田原海岸に3ヶ所、大磯の照ヶ崎海岸、
真鶴半島の計5ヶ所に台場(砲台)を築いた。
ここにその礎石の一部が残っています。



与謝野晶子歌碑
わが立てる 真鶴崎が 二つにす 相模の海と 伊豆のしら波



ケープ真鶴
「小田急真鶴ケープパレス」の撤退を受け、
食堂・喫茶店・休憩所・売店・会議室・研修室を備えた
「真鶴町営ケープ真鶴」として、平成16年6月より営業しています。
(写真は真鶴町HPより拝借)
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8 コメント

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真鶴 (Rei)
2016-06-19 13:05:55
こんにちは!
真鶴は清張のある小説の舞台になったところで、想像していましたが、
写真拝見して想像が膨らみました。
確か以前もブログで拝見した記憶です。
晶子の歌碑などもあって見どころは多いですね。
48年前のお写真、hiroさんのお姿はわかりませんが、
半世紀近くも昔ですものね。
なつかしく思われたことでしょう。
返信する
Unknown (Saas-Feeの風)
2016-06-19 19:05:43
すっかりご無沙汰してしまいました。
体調のことやパソコンのことなどで
ブログを休んでおりました。
ようやく復帰しましたが当面のブログ更新が不定期になると思います。

厚木にいた頃、真鶴は通過エリアになっていて
ゆっくり散策したことが無く、
今になって真鶴の各所を見ておけば好かったと悔やんでいます。
48年前というと1968年でしょうか・・・
Saas-Feeの風は24歳になる年で、それは就職した年・・・
入社1年目で戸塚の独身寮にいました。
写真の女性のかたたちの中、どのかたがhiroさんなのでしょう。

後方の岩にも興味を惹かれます。
返信する
21歳の〜 (ryo)
2016-06-19 20:14:44
こんばんは!
さてさて〜21歳のhiroさまはどこに〜?と
目を皿のようにして写真を見ましたが分りません。
でも風景は昔と変わらぬままですね。
デイゴは私が歩く公園に咲いていますが、花の形
が違いますね。
インドハマユウがすばらしくきれいです!
返信する
Unknown (えつまま)
2016-06-19 23:16:10
hiroさん   今晩は!
アメリカデイゴは初めて見ました。
鮮やかですね。
海辺のお花達は可愛らしいですね。
テイハノイバラの群生は綺麗だったでしょう。
インドハマユウはすてきで、香りもいいのでしょうね。
21歳の頃のお写真は懐かしさを感じます。
OLの頃にも真鶴半島に出かけたことがありました。

返信する
Unknown (hiro)
2016-06-20 08:59:54
Reiさん、おはようございます♪
松本清張と真鶴、考えたこともありませんでした。
若いころ、清張はベストセラー作家でしたが、
日本や世界の文学全集にとりあげられるような
作家の本ばかり読んでいました。
本当に固い女の子、もっと柔軟に生きれば良かった
と思っています。
48年前の写真はReiさんのお言葉を借りるとすれば
もう時効ですね。私を知っている方、どなたが見ても
この写真では分からないと思います。
返信する
Unknown (hiro)
2016-06-20 09:08:02
Saas-Feeの風さん、おはようございます♪
こちらこそ御無沙汰しておりました。
真鶴は結婚してからは何度も行っていますが、
独身時代はこの時だけです。
新入社員の歓迎会で、6月に係の方に連れて行って頂きました。
三つ石海岸だけ観光し、帰りに小田原支店(都市銀行)
に寄って帰った記憶があります。
さて私は、どこにいるでしょう。この写真なら
私と分からないので、ぼかしを入れまさんでしたが、
左端の素朴な女の子です(笑)

後ろの岩は「三つ石」という岩で、角度の関係で
「二つ石」に写っています。
二見浦には行ったことがないのですが、写真で見ると
ちょっと似た感じもするでしょうか?
返信する
Unknown (hiro)
2016-06-20 09:16:25
ryoさん、おはようございます♪
ryoさんのお顔は存じあげてていますが、私はボカシなして
アップしたことはないので分からないかもしれませんね。
まして21歳の私ではなおさらですね。
容貌には全く自信がないのですが、一番左の
素朴な女の子が私です。
デイゴは沖縄や宮古島で見たことがありますが、
福岡でも咲いているのですね。
日本のハマユウは今年もryoさんのブログで
見せていただきましたね。
返信する
Unknown (hiro)
2016-06-20 09:25:51
えつままさん、おはようございます♪
私もアメリカデイゴは初めてです。
沖縄や宮古島で見たデイゴより色鮮やかに感じました。
見知らぬ土地を散歩していて楽しいのは、
いろいろなお花や植物に出会えることです。
なので息子が釣りなどに誘ってくれれば、
具合の悪くない限りついていきます。
テイハノイバラは岩を這うように咲いていましたが、
もう少し早い方が良かったかもしれません。
えつままさんもOLの頃に真鶴に行かれたことがあるのですね。
当時と比べると大分観光客が減ったように思います。


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