hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

行き当たりばったりの真鶴半島ウォーキング②

2016-06-20 | ハイキング・ウォーキング

地図も何も持っていないので、観光案内版が頼りです。
ケープ真鶴を少し下ると、番場浦駐車場に向かった時の交差点に着きました。
そちらに行っても仕方ないので、



まっすぐに下ると、再び交差点が・・・
ここからは車道が二手に分かれますが、
車道は歩かず、駐車場から出ているお林遊歩道を歩くことにしました。



お林遊歩道
中川一政美術館まで、延長約300mの遊歩道です。

遊歩道の花↓



左:オオムラサキシキブ
ムラサキシキブの変種で、本州・四国・琉球の海岸に自生しています。
我が家のコムラサキも開花中ですが、コムラサキに比べると
木も葉も大きいです。
花付きはコムラサキの方が良いようです。

右:ヤナギイチゴ
海岸付近の崖地や道端に生息するイラクサ科の落葉低木で、
日本では南関東から沖縄までの沿岸部に分布します。
オレンジ色の小さなな実がたくさんなって、とても目立っていました。

この他にピンクのカタバミが足元で可憐に咲いていました。



野鳥観察小屋
小さな窓があり、野鳥が観察できるようになっていますが、
時折、さえずりが聞こえるだけでした。



真鶴半島の照葉樹林は神奈川県海岸部を代表する照葉樹林で、
半島としてまとまった面積で残されていることが
貴重であることから、県の天然記念物に指定されています。



行き交う人は誰一人いません。
静かな道を落ち葉を踏みしめながら歩きました。
出口まで、10分くらい歩いたでしょうか。



片山哲の像
お林遊歩道を出ると、駐車場兼小公園があり、
第二次大戦後間もなくの首相、片山哲の漢詩の歌碑や
胸像が立っていました。
胸像の周りは草だらけで、まるで忘れられた人のようで、
お気の毒な気がしました。



中川一政美術館
13年前頃に一度来ていますが、
どんな作品が展示されていたか、覚えていません。
一人のシニア男性が来館され、少しだけお話ししましたが
休館日と知り、残念がっておられました。



お林展望公園のアメリカデイゴとワシントンヤシ
美しい公園と、海の眺望を期待して、観光案内版を見て来ましたが、
お林展望公園はパークゴルフ場でした。
中に入って良いものかわからず、駐車場でウロウロしていると、
車から降りた、老婦人から「サボテン公園はどこですか」と尋ねられました。
そう言えば、ここは昔サボテン公園があった場所・・・
「サボテン公園はだいぶ前に廃園になりましたよ」と答えると
老婦人はガッカリしたような顔をされ、車に戻りました。
老婦人の記憶力の良さにビックリするとともに、ネットで調べることが
できたら、こんなことにならずに済んだのにと思いました。



お林展望公園のノボタン・コートダジュール



私が鉢植えで育てているコートダジュールは冬は寒さで
葉がすべて落ち、開花は11月に入ってからです。
それが地植えで、こんなに大きな木になるとはビックリしました。
同じ神奈川でも気候が違うのでしょうね。
お隣はもうすぐ東京都知事を止められる舛添 要一さんの
別荘がある湯河原市ですが、湯河原市も似たような気候だと思います。
舛添さんが別荘を持ちたくなる気分がよくわかりました。
(湯河原市は温泉も湧きますし)
私がもう少し若く、大地震等の自然災害の恐れがなければ、
別荘は無理としても、今ある住居を売って、引っ越ししたかったです。



野生のアルストロメリア・プルケラ
お林展望公園沿いの車道を進んでいくと、
昔お友達とお食事に来たことがある、岸壁に建つレストラン(お宿かも)
に入る道があったので、進んでみました。
ちょうどその道に入る角に咲いていたのが、野生種のアルストロメリアで
その大きさと、固そうな花(触ってはみませんが)に驚きました。

アルストロメリアには多くの園芸品種がありますが、その原種になって
いるのがこのプルケラで、原産地はブラジル西北部山岳地帯。
根からは澱粉が採れるそうです。



道を下っていくと、左手の先の岸壁にかつてお食事に訪れた
レストランはまだ営業していました。
そちらには行かず、採石場跡を見るために右に進みましたが、
付近はすべて私有地。採石場跡はありませんでした。
左右の海を眺め、中川一政美術館近くの交差点まで戻りました。

このまま釣り場に戻っても、まだまだ時間があります。
次は車道を歩き、岬の東側にある琴ヶ浜海岸に行くことにしました。
真鶴ジオパークの中はどこを歩いても、原生林に覆われていて
ウォーキングには最適です。



今は紫陽花の季節なので、岬のあちこちで紫陽花が咲いています。
どれも写したかったのですが、代表して
美しいガクアジサイと白い花(ウツキ?)をパチリ



琴ヶ浜



駐車場からしばらく海を眺め、
元来た道を歩き、分岐点で左折しました。



山の神社
古くから漁業者に大漁の守り神として大切にされてきたそうです。

しばらく歩くとまた最初の写真の位置に戻ってしまいました。
今度はお林遊歩道を歩かず、車道を歩き
途中から番場浦遊歩道に入るつもりでしたが、右側を歩いていたので見逃し、
また中川一政美術館近くの交差点に出てしまいました。
仕方なく元来た道に戻り、しばらく歩くと遊歩道の入口が見つかりました。



番場浦遊歩道入口と遊歩道
番場浦遊歩道は亀ヶ崎から息子が車を停めた番場浦駐車場までの
延長約450mの遊歩道です。
ここも誰ひとり歩いていません。



道端のこんな小さな花にも心癒されます。



地図も持たず、下調べもせずに歩いたウォーキングもいよいよ終わり。
息子たちが釣りをしている姿が見えます。



私も磯に下り、1時間ぐらいのんびりと海を眺め
ウォーキングの疲れを癒しました。
無駄足も多かったですが、16,000歩近く歩いていました。



トンビが磯の水たまりにいる、小さな魚を捕まえに飛んできます。
最初は何のために下りてくるのか、わからなかったのですが、
足に魚を掴んで飛び立つ姿を見て、納得しました。
その写真を撮るチャンスは2度あったのですが、私の腕では撮れませんでした。



息子たちが帰り支度をしている間、遊歩道に戻り、
最後の「三ッ石」を楽しみました。



本日の釣果
小さいメジナやネンブツダイばかり釣れていたので、
殆どリリースしたそうです。
今回は息子はいらないとそうで、我が家ですべて食べました。
(いつもの塩焼きと煮魚ですが)

ながながとお付き合い頂き、有難うございましたm(^ ^)m
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 行き当たりばったりの真鶴半... | トップ | 父の日のプレゼント »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ハイキング・ウォーキング」カテゴリの最新記事