hiroの花便り

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韓国ドラマ『カンテク~運命の愛~』

2024-08-04 | 韓国ドラマ

王妃の座を巡り繰り広げられる宮廷ロマンス時代劇。
19世紀の架空の朝鮮王朝を舞台に、
王イ・ギョンの妃選びのために行われた揀択を軸に
物語が描かれている。

2024/1/25- 2024/3/26)(18 :00~18:30) 
J:COMテレビ(月~木・全44話・録画視聴)

TV朝鮮にて2019年12月15日から2020年2月9日まで放送された。

あらすじ
19世紀、朝鮮王朝の王イ・ギョンは親迎行列の途中で何者かに襲われ、
最愛の王妃とともに銃で撃たれて命を落とす。
王と王妃が銃で殺されたという話を聞いた都城一の情報商であり
巫女のカン・ウンボは、以前銃の売人の情報を売ったことを思い出す。
王の遺体から銃弾を探し出そうとするが、死んだはずの王が突然息を吹き返し、
驚きのあまりその場を飛び出してしまう。
その後、幼い頃の記憶がないウンボは、実の父親の友人だという
大司憲ペク・チャヨンに連れられ、大罪人として囚われる父カン・イスの
姿を目にしてすべての記憶を思い出すのだった。
一方、生き返ったものの王妃を失った悲しみに暮れていた王はある日の晩、
夢の中で王妃とそっくりな女性と出会い…。
(公式ホームページより)

キャスト

カン・ウンボ役にチン・セヨン / 少女期:チェ・ミョンビン
幼い頃の記憶を無くし、
巫女として育てられながら、ワルと一緒に情報商をしている。
姉を殺した犯人を捜すため王妃になろうとする。

カン・ウンギ役にチン・セヨン / 少女期:チェ・ミョンビン
カン・ウンボの双子の姉。
ギョンに求婚されるが、王宮に向かう途中で何者かに銃殺されてしまう。

イ・ギョン役にキム・ミンギ / 少年期:パク・ミンス
朝鮮王朝の王。
幼い頃に出会った初恋の人を想い続けている。
ウンギと共に銃撃されるが、奇跡的に一命を取り留める。
その後、予知夢を見るようになる。

イ・ジェファ役にト・サンウ
大君。次期国王として王宮に呼ばれていたが、ギョンが一命を取り留めたため、
取り消しになってしまう。ウンボに一目惚れし、愛するようになる。

チョ・ヨンジ役にイ・ヨルム
左議政チョ・フンギョンの娘。
揀択でのウンボたちの競争相手。ギョンに想いを寄せている。

ワル役にイ・シオン / 少年期:キル・ジョンウ
情報屋。カン・ウンボの友人。
性格は非常に悪いが、ウンボのよき理解者。

揀択とは、李氏朝鮮時代に始まったとされる王や世子の妃を
選ぶための行事を指す言葉。
揀択の開催が決まると、王族の婚礼を管理する
臨時官庁・嘉礼都監(カレドガム)が設置され、はが出され、
身分にかかわらず年頃の女性たちは婚姻を禁じられた。
揀択へ参加する候補者たちは両班の娘たちで、
個人情報を記した“処女単子(チョニョタンジャ)を提出させて
現代の書類審査のように参加者を選んでいたという。
(公式ホームページより)

以前観た、韓国ドラマ『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』で、
朝鮮時代は再婚が法的に禁じられていたので、
寡婦を布で包み(包む=ポッサム)、
誘拐を装う形で再婚を実現させた風習があったと知りましたが、
その時代の行事や風習をドラマで知るのは興味深いです。
今回は「揀択」について知りましたが、
揀択に参加できるのは、両班(貴族)の娘たちだけと限られているのに
なぜ、年頃の女性たち全員に婚禁令が出るのか腑に落ちませんでした。
王妃の座を巡り繰り広げられる宮廷ロマンス時代劇でしたが、
女同士のドロドロした争いや、残虐なシーンが少なかったのは良かったです。

コメント (2)
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