hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

お別れ会

2023-11-20 | 日記

11月12日(日)
Rさんの「お別れ会」が近くの教会でありました。
Rさんは息子の同級生のお母様で、年齢は私と同じですが、
早生まれなので学年は1学年上の、穏やかで優しい方でした。
ご主人のお仕事の関係で、長い間アメリカで生活され、
帰国後、暫くは東京の目黒区にお住まいでしたが、
アメリカに赴任中、貸していた家を建て直し、末っ子のY君が
4年生の頃、こちらに引っ越してきました。
Y君は双子の兄弟でお兄さんのA君はサッカーチームに入り
Y君は息子と同じ少年野球チームに入りました。
中学校ではY君と息子はバスケットボール部に入り、
二人とも1年生の後半からレギュラーになったので試合があると
よく上級生のお母様方と応援に行っていました。

アンジェラ

Rさんは私の生涯学習ともなった、初めての英語の先生で、
(結局70歳を前にやめましたが)
息子が5年生か6年生の頃から7~8年、レッスンを受けていました。
レッスンが終わってから、一緒に勉強していたMさんと3人で
出前のランチを食べながら、おしゃべりをするのが何よりの楽しみでした。
教材は研究者の「アメリカ口語教本」で会話が主でしたが、
時にはオーヘンリーの短編小説等も読んだりして、
私には楽しく実りの多いレッスンでした。

四季咲きバラの蕾

Rさんの死因は子宮癌でした。
亡くなられたのは7月30日で、家族葬をされましたが
お別れ会をしたいと、多くの方から声が上がり、
ご主人様とも相談し、クリスチャンだったRさんの思い出の多い
教会で行われることになりました。


四季咲きバラ

癌は一時良くなり、「日本100名城めぐり」を再開されたり
麻雀仲間と一泊で麻雀合宿をされたと聞いていたので
すっかり安心していたのですが、
再発してからはあっという間だったようです。

山茶花・朝倉の蕾

教会がRさんが大好きだったバラの花を用意して下さっていたので
礼拝室に入室するとき献花をし、「昇天者記念礼拝」の後、
Rさんの友人30名ぐらいの方が残り、珈琲とお菓子を頂きながら、
全員がRさんの思い出話をし、Rさんを偲びました。


山茶花・朝倉の一番花

Rさんは絵がとてもお上手で、Rさんの描かれた、
聖書の物語に関する絵が、礼拝室の壁に掛けられていました。
ギターもお上手で、3人でグループを組み、
いつも日曜に教会で練習をしていたそうです。
曲名は忘れましたが、皆さんのお話が終わるとRさんが好きだった歌を
グループのお一人が弾語りして聴かせて下さいました。
最後に、ご主人、ご長男、御三男がご挨拶をされ、
(Rさんは4人の男の子を育てられました)
温かい雰囲気の中でお別れ会は終わりました。
いろいろな方のお話を伺い、Rさんの人生がとても幸せで充実して
いたことがわかり、悲しい別れではありましたが、
気持ちが安らかになれました。

コメント (10)
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