hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

宝登山に咲くロウバイと三十槌の氷柱

2018-01-31 | ハイキング・ウォーキング

1月30日(火)
クラブツーリズムの日帰りバスツアーで
「宝登山に咲くロウバイ」と「三十槌の氷柱」を見てきました。

宝登山は、埼玉県秩父郡長瀞町にある標高497.1mの山。
山麓には宝登山神社があります。
山頂一帯、約15,000平方メートルの敷地に3,000本のロウバイが植えられており、
1月中旬から2月中旬には見頃を迎えます。

ロウバイの花の由来は花がロウ細工のように美しいという説と、
花弁の色が蜜蝋に似ているからという説、
臘月(旧暦の12月)に咲く花が梅に似ているからという説があるそうです。
園内には甘くフルーティな春の香りが漂っていました。



宝登山ロープウェイの駐車場に着いたのは10時15分。
山麓駅まで少し歩きます。
山麓駅から山頂駅までは5分。
ロープウェイは15分間隔で運行しています。



山頂駅から宝登山山頂までは10分もかかりませんが、
美しいロウバイを眺めたり、写真を撮りながらゆっくりと歩きます。

山道を挟んで下の段(左手)は梅百花園。
紅冬至梅(ベニトウジバイ)が1本だけ咲いていました。
上の段(右手)は東ろうばい園ですが、ロウバイはまだ2分咲きといったところでした。



武甲山と秩父市街。



西ろうばい園はちょうど見頃。
園内には3種類のロウバイが植えられているそうです。









宝登山は秩父山塊の中でも数少ない独立峰だそうです。



山頂からの眺め



福寿草



ロープウェイ山頂駅より

ロープウェイに乗り、山麓駅まで戻ります。
そこから約10分下ると宝登山神社があります。
与えられたフリータイムは90分なので十分見学する時間があります。



宝登山神社本殿
1900年前、第12代景行天皇の皇子日本武尊が東国平定の折、
宝登山で山火事に遭った際に、神犬に助けられて神々を祀ったことが
宝登山神社の始まりとされているそうです。
その為、最初は「火止山」と名づけられましたが、後に「宝登山」となったということです。



現在のご社殿は明治初頭に造り替えられたもの。
欄間には素晴らしい彫刻が施されています。



権現造り
本殿と拝殿の2棟を一体化し、間に「石の間(いしのま)」と呼ばれる
一段低い建物を設けているのが特徴だそうです。



宝登山神社奥宮
宝登山山頂近くにあります。



御朱印



(上段)宝玉稲荷社 天満天神社(上下段中央)日本武尊社
(下段)藤谷淵神社 神楽殿



ミシュラン・グリーン・ガイドで埼玉県初の一つ星を得た神社だそうです。



記念館
皇紀2600年を記念して昭和15年着工。昭和17年竣工。
現在は齋館として又、催しもの会場として利用されているそうです。

左の鳥居は二の鳥居
階段を上ると本殿があります。



帰りは登り坂オンリー。
息を切らして速足でバスに戻り、御朱印帳に挟まれていた
「参拝のしおり」を見ると、半分くらいしか回っていないことに気が付きました。
宝登山神社は秩父神社、三峯神社と合わせて「秩父三社」の
一つとして人々から篤い崇敬を集めているそうです。
機会があったらもう一度訪ねてみたいと思いました。



「豚味噌入り幕の内弁当」
バスの中で頂きました。



三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場直下の荒川河川敷にあります。
この地区は川の南岸にあるために、冬は日が当たらず、氷柱が育つとのことでした。

石清水が創る天然の氷柱は、幅30m、高さが10mあります。
厳しい冬ならではの氷の芸術にが、心が洗われるようでした。

氷柱には天然氷柱ゾーンと人工氷柱ゾーンがあり、
夜はライトアップされるそうです。



天然氷柱



天然氷柱



天然氷柱の上流の崖に水を流して造られた人工の氷柱。
幅55m、高さは25mも!



人工氷柱



人工氷柱



この後、酒づくりの森で試飲とお土産の買い物。
この時期ならではの甕口酒や酒かす、お漬物などを買って帰りました。
旅行案内にはなかった花園フォレストにも寄ったので、
帰りはリュックが満杯に。
関越花園ICから圏央道を経由し、5時半には集合場所に戻りました。

万歩計は8000歩を超えていました。
家にいたら、暖房の効いた部屋に籠っていたところですが、
良い運動になりました。
コメント (12)
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