ドラゴン桜読破しました。
単なる受験テクニックを面白おかしく描いただけかと思ったら、実は結構、内容のある漫画だったんですね・・・。
大した努力もせずに外に対して不満をぶつけている人間が、努力することの大切さ、そしてそれによって人間的に成長する話です。わかったような教育論にとらわれた典型的な教師を対立軸に、死ぬほど努力して弁護士になった主人公が未熟な生徒や教師を成長させる方法論として、明確な基準である偏差値を指標にして話を進めます。
こういう極端な対立軸で大衆を煽動するのが得意な政治家もいるので、実社会では要注意です。多数決が正しい、と教え込まれた一般大衆は何が正義かを見極める力を持たなければなりません。(偏差値はかなり正確な指標なので、漫画の内容は批判しませんが。)
現在の大人にも警鐘を鳴らす、良い漫画でした。
本日の稽古は、一般部5人、女子部1人、少年部5人でした。
今年初めて見る顔もありました。今年もがんばりましょう。(まだ見てない人もいますけど。)