先日、知人からもらってきた煮沸殺菌し瓶詰された「タケノコ」。
息子・娘世帯へ持って行き、1瓶を残した。どう料理すれば、美味しく「タケノコ」を頂けるのか、過去に味わった記憶を辿ってみた。
「酢豚」が思い浮かんだ。
レパートリーが少ない「賄いコック」だけに、料理したこともない。
テレビのスイッチを入れ、YouTubeで「すぶた」を検索すると、「酢豚料理作り」がたくさん出てきた。
タイトルや表紙画像やアピール文句を参考に、3番組ほど調理風景を見せてもらった。
3つとも材料は、豚肉のブロック・玉ねぎ・タケノコ・人参・ピーマンの5種類でおなじだったが、味付けや豚肉の下味に使う調味料の種類も分量も違った。メモした。
その中から中華料理屋さんの作り方が、手間いらずそうだったので真似することにした。
自分が気に入ったポイントは、玉ねぎ・ピーマン・タケノコ・人参の事前調理の違いだった。
中華料理屋さんでは、それらを油の中に入れていた。衣をつけた豚肉を油で揚げた後、その油を使えばいいし、フライパンで炒めるより簡単で早いと思った。
・・・調理した・・・
豚肉ブロックは、ミニの一口サイズにカットした。食べやすいし味もつきやすいし、数量を増やせるし。
ピーマンがなかったが、まあ「エエッか」。
調味料や豚肉の下味付けは、我が家にある調味料と3番組を参考にしてアレンジした。
ポイントだった「玉ねぎなどの材料」を炒めるのではなく、さっと油の中に入れて熱を通すやり方は、手間いらずで楽だった。
「中華の調理法、エエやん」と思った。この調理法、重宝しそう。
できた!
自分が食べられそうな分量だけをお皿に入れた。たくさんあるので、お替りは自由。
今日の主役は、「タケノコ」のはずだったが、美味しいなあと思ったのは、やっぱり豚肉ブロックだった。
でも、タケノコのさっぱり感や食感が、他の食材を引き立たせてくれているお陰やと思った。
「まかないコック」のレパートリーが、一つ増えた。ただ、豚肉ブロックが冷蔵庫の中に入る機会は滅多にないが・・・