紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

電気チェーンソー 出番待ち!

2021年01月22日 | 家庭園芸&直売所

「電気チェーンソー」を買った。今は箱のまま。出すのは使うとき。

今あるエンジンチェーンソーは、親爺の代から引き継いだもの。

以前、いきつけの農機具店で「この機種シリーズはたくさん売れないが、林業のプロに根強い人気のあるシリーズなので、メーカーも生産中止できないほどのチェーンソーなんや」と聞いた。

プロが愛用する機種と聞けば、おいそれと処分するのは勿体ないしと、軽い機種への買い替えを躊躇してきた。ただ、年々、体力低下とともに使うことも少なくなってきた。

 

<親の代から使っているエンジンチェーンソー>

今まで重さを量ったことはなかった。計量すると6kg強もあってビックリ。重かったはず。これにオイル・混合油を満タンに入れると、さらに重くなる。

他のエンジンチェーンソーを使ったことがないので比較はできないが、最近、気軽に使わなくなった要因を考えてみた。

1.重い

・片手で持って振り回していると、半時間以上もすれば腕が上がらなくなってくる。

・両手を上に伸ばし、顔より高い位置の枝を切るときは、短時間で持ち手の腕が支えられなくなってくる。

・足腰が安定しない場所で使う場合も多いので、腕の力が弱くなってくると事故の危険度が増す。

・小一時間も使った日は、コップを持つ手が震えてとまらない。

※足場が安定し、腰より低い場所で真上から切るだけだったら、楽なのだが・・・

2.エンジン始動

・たまにしか使わないので、一発で始動することは少なく、何回も紐を引っ張って始動するので、それだけで息が切れることもある。

・始動しないときはカバーを開け、始動スプレーを吹き付けてから始動させるので面倒。

・それでも始動できないときが過去に何回かあった。その都度、農機具店まで持っていかなきゃならない。

 

・・・電気チェーンソーだと・・・

・重量も2.8Kgと今の半分以下で、軽い。

・エンジン始動で苦労することもない。

難点は、電気コードを引っ張れる場所に限定される。また、剪定用の電動バリカン同様、チェーンソーも振り回すとき誤ってコードを切断する可能性もある。

懸念もある。トラブった時、エンジンではないので農機具店でメインテナンスしてもらえるのかどうか・・・ チェーンを張り替える時も今迄みたいに農機具屋さんに頼めるのかどうか・・・ ネットやホームセンターで買う時は、自分でメインテナンスするか使い捨てにするかになってしまうのかも・・・

最も気になるのは「切れ味」がどうなのか、「使い勝手」がどうなのかだが、使ってみないことにはわからない。

嬉しいのは、ほどほどレベルのエンジンチェーンソーですら何万円もするが、電気チェーンソーは安い。試しに買ったのは最も安価な機種で、税込み・送料込みで7千円弱だった。

<電気チェーンソーのカタログ>

これでバンバン切れれば、バンバンザイ(万々歳)だが・・・

果樹や庭木の中には根元から伐採したり、剪定したい太い枝もあるので、一抹の不安がありながらもワクワクしながら出番を待っている。