今朝、2カ所の直売所を回り、今季初めて安納芋を「20袋ずつ」並べてきた。初日だけに、家内のスマホの着信音が鳴るたびに、食事を中断したり畑作業を中断したりの落ち着かない1日だった。
さつま芋が売れ残った場合、1週間に1回、直売所の定めた曜日に引き取ることになっている。今日、出荷した分は、その期間内に売れればというつもりだった。
1つの直売所から来た今日の売上メールは、売上数量が5袋とまあまあの売れ行きだった。引取日までは3日間あるので、ほぼ予定通りだった。
もう1つの直売所からは、予想以上の売上メールが届いた。11袋も売れていた。
夕食後、家内から「半分以上も売れた直売所、引取日まで6日間もある」「明日、売れた分の11袋を補充しに行く」「準備して」との声がかかった。
「今年は収量も少ないのだから、あわてて売らなくても・・・」という自分の声は届かなかった。急遽、倉庫で夜なべ作業となった。出荷準備作業の役割分担は、ほぼ決まっている。
自分は「さつま芋」の大きさ・形をみながら計量し、1袋に入れる個数と売値を決め、価格別にテーブルに揃えておく。大きいのは単品売りもする。
家内は、自分が用意した「さつま芋」の分量に応じて何種類かのビニール袋を使い分けて入れ、バックシーラーで封をし、「出荷者名・出荷者コード・品名・価格とバーコード」のついたシールを貼る。最後に、パソコンで作った安納芋の特徴を記したシールも添付する。
出荷も役割がほぼ決まっている。会員である家内一人が直売所に持って行けばいいはずだが、ほぼ毎回、自分に運び役(兼)運転手として声がかかる。
明日も、早朝の日の出前から出動となったが・・・ 自分が作った芋を夜なべも厭わず夢中になって売ろうとしてくれている家内がいるから直売ができている。感謝しなきゃ・・・夜なべ作業を終え倉庫から出ると、東の空から「まんまるお月さん」がみつめていた・・・
明日から、しばらくはこうした日々が続くことになる・・・