安納芋はじっくり焼いて食べるのが一番美味しい。別名、蜜芋とも言われるぐらいでネットリして甘い。焼くと蜜が外に溶け出して黒く焦げたりもするほど。
我が家に「焼き芋器」なんて洒落たものはないので、いつも「オーブントースター」を使う。タイマーは15分までなので、3~4度回して45分~1時間かけてじっくり焼く。
出来上がりを触ると、中で蜜が溶け出しお餅みたいに柔らかい。中はネットリ間違いなし。
今年の安納芋は、4月に植えた一番苗100株の収穫が遅れたので大半が大きな芋となり、小ぶりな芋が少なかった。我が家で食べるのは「傷入り」や「虫食い」など傷物ばかりなので、傷入りで、しかも小さい芋は今日焼いた分だけしかなかった。
大きい芋だと、お腹が空いていないと1本は食べられないが、2口・3口で食べられる小さな芋は、焼き芋にしてからテーブルに置いておけば、お菓子代わりにチョクチョクつまんで食べられる。今年はそれができない。大きな芋が多いことに感謝しなきゃならないのに、贅沢な悩みかも知れない・・・
明日から「二番苗」の畑仕舞いにとりかかる。栽培手抜きで不作間違いなしだけに、小さな芋がほどほど収穫できれば「不幸中の幸い?」と期待しているが・・・