爺々のひとりごと

毎日目にする何気ない風景そして風物詩気ままに書き綴っていきたいな

予科練

2008年03月10日 | 日記

霞ヶ浦湖畔の菜の花が咲き始めたという
こんなニュースを聞くとたまらなくなる最近だ
早速出かけた。

春は 名のみの風の寒さや

3月の湖畔の風は 冷たかった。

        
      一面の菜の花畑 この先が霞ヶ浦 文字通り黄砂の関係でかすんでます

近くの予科練記念館
自身県外遠路からのお客様を2-3度案内した記憶がある
妻が初めてというので立ち寄ることに

土浦は 霞ヶ浦航空隊 予科練の町として知られ以前の駅舎は 戦艦の艦橋に似せて建てられていた

        
      予科練記念館 雄翔館 入り口に聯合艦隊司令長官山本五十六像

建物は 航空母艦 屋上への通路は 艦橋 屋上は 飛行甲板を現している

館内には 若くして戦死した兵士たちの遺品 遺書が展示され涙をさそう。

        
                屋上から旧兵舎を

月月火水木金金猛訓練に明け暮れた兵舎がしのばれます。

熱心に見学していたせいかボランティアの元予科練兵士が近づかれ詳しく説明していただいた。
今まで気がつかなかったことが明らかになった。
私の父親が海軍だったこと…などお話させていただいた

館外までついていただき丁寧に説明を受けた

        
          平和を守り続けるという予科練二人像

若鷲の歌
若い血潮の予科練の
七つボタンは 桜に碇
今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ
でかい希望の雲がわく

半世紀以上前我が家に蓄音機なるものがありハンドルでゼンマイを巻きレコードが擦り切れるほど聞かされたものです。レコード針を何回も交換して
たしか歌手は 霧島昇だったようにおもう。
今でも歌詞は はっきりと覚えている。

戦後60余年大多数の人たちが戦争を知らない時代になったそして戦争を忘れかけている
こおいう語り部なるものを訪れるのもいいのかなとも思う。