HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ヒバリ式・グランドピアノお掃除アイテム

2020年10月18日 | おすすめ楽譜・アイテム

グランドピアノをお使いのみなさん、響板(弦が並んでる、その下の板の部分)のお掃除ってどうされてますか?

弦の下に、うっすら積もってくるホコリ

掃除機で吸いこもうとしても弦の下まで届かないし、細い筆とか耳かきのフワフワとか、どれもうまくいかなくて歯がゆい。

専用の掃除器具を、数年前ウェブサイトで見かけたと思うけど確か高額で、おまけに掃除する弦の長さに合わせて大・中・小3本ぐらい揃えなきゃだったような。

そんなモノはもういりません!

ヒバリが使っているのはコレです!

♪♪♪「猫じゃらし」〜

(ドラえもんがポケットからアイテムを出す時の効果音を心の中で歌ってください)

ある日、ふと「コレいいじゃん〜」と思いついたんだよ〜!

コレを弦の隙間が広くなってる鉄骨の所から差し込んで掃除するのだ。

フワフワの柔らかい先端部分と、よくしなるプラスチックの長い柄の相乗効果で、狭い弦の下を自由自在に動き、ホコリをスィープ!

汚れたら洗えるので、いつも清潔。

しかも100均購入という、破格の安さ。

ぜひピアノ専用に何本か揃えてください。

くれぐれも、にゃんこのお遊び用を拝借しないようにね。

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Nちゃん、ボサノヴァセンスGOODです。

2020年10月17日 | コード奏法

Nちゃん(高1):

前回から半月あいて、今月最初のレッスンです。

持ち曲は、ボサノヴァ・バージョンの「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」。

先月はアドリブの前半くらいまでをレッスンしていました。

今日久しぶりに弾いてもらったら、なんとまだレッスンしていない曲の最後まで、一人で全部練習して弾きこなしてあった!

そればかりか、弾き方やニュアンスに、一段と大人っぽく艶やかなセンスが加わってる。

安定したテンポ、メロディーのゆるやかな起伏、キレの良いリズム。

前回までも、大人っぽい演奏ができるようになってきたなあ・・・と思っていましたが、今日、半月ぶりの演奏には、ますます安定した心地よさが感じられ、もはや「練習を聞く」というよりも「演奏を聞かせてもらう」感覚に到達しています。

Nちゃん、上手になったねえ。

もう、一人でお任せしておいてもちゃんと曲をとらえて来れるし、センシブルな解釈やニュアンスもつけられる。

大人だね。

フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンの完成が楽しみです。

また、Sちゃん・Mちゃんとの「JKトリオ」で弾くアンサンブル「シング・シング・シング」のピアノも、ジャジーなノリで軽快に弾いていてGOODです。

保育園の年中組だった5歳のときに「のだめちゃんみたいになりたいの!」と言ってヒバリ教室に入会してきたNちゃん。

のだめちゃんとは少しジャンルが違っているけど、ちゃんと、のだめちゃんと同じく素敵なピアニストに育ったと思います!

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大人のピアノは好きな曲を楽しんで。

2020年10月17日 | レッスン日記(大人)

M子さん(大人):

今日もM子さん宅のデジタル・ピアノでのレッスンです。

「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンが楽しくて、こればかり弾いていました」と言うM子さん、左手のコードを、アルペジオとペダルを使ってハープのような効果をだした伴奏で、すてきなワルツが弾けています。

「こんな弾き方があるんですね。楽譜通りに弾くばかりじゃなくて・・・本当に先生に教えていただいてよかったです」

M子さん、楽しんでもらえてよかったです。

ピアノは、何も正確に楽譜を再現することだけが目標ではありません。

特にポピュラー奏法は、弾く人の好みやスタイルで、そして弾く人の持ってるテクニックで、素敵に曲を楽しんだらいいのです。

誰に評価されることもありません。

世間の価値観やレベルとかに惑わされることなく、自分の好きな曲を好きなように弾いて楽しみましょう。

クラシックの曲集からは「ます」を弾きました。

こちらは左手伴奏もちゃんと楽譜が書かれているので、難しいところや音が飛ぶところなどを中心に、部分練習をしてから全体を弾くといいです。

次回は、クラシック曲集からは「モルダウ」「ブラームスのワルツ」などが候補、そして、1段譜のリードシート楽譜からは「サウンド・オブ・サイレンス」はどうですか、ということにしました。

弾きたい曲、すてきな曲がいっぱい。

いろんな曲をたくさん弾いて楽しみましょう。

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Rちゃん、ピアノ伴奏お願い。「スヌーピーのハッピーダンス」

2020年10月16日 | いろんな歌・いろんな曲

Rちゃん(小4):

今年の発表会では、オープニングで鉄琴のパートを弾くことになったRちゃん。

自分のソロ曲「パイレーツ・オブ・カリビアン」、Mちゃん(高1)とのアンサンブル「WAになっておどろう」、そしてオープニング「ウィンター・ワンダーランド」の鉄琴。

その他に、もうひとつ。

「Rちゃん、これやってみて。できたら、Rちゃんに弾いてもらいたいんだ」

先生が渡したのは、今年の新入生、保育園生たちが弾く「スヌーピーのハッピーダンス」の楽譜です。

「伴奏なの。責任重大な役なんだよ」

「え~、R、責任重大やだ~」

そう言うのもごもっとも。

実をいうと、Rちゃんはヒバリ教室の小学生たちの中ではレッスン歴が浅く、本来なら伴奏役はまだ・・・というスタンスです。

でも、この「スヌーピーのハッピーダンス」に似合うのは、意外とRちゃんの力強いピアノタッチじゃないかな、と思いました。

この曲は、ジャズ・ピアニストのヴィンス・ガラルディが作った「Rinus And Lucy(ライナスとルーシー)という曲が元になっていて、パワフルなピアノワークがごきげんな曲です。

Rちゃんにとっては、異例の大抜擢(ばってき)なこの伴奏。

とりあえずやってみて、ということにしています。

これができれば、一躍 大躍進となるはず。

がんばってほしいです。

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Cちゃん、伴奏お願いね

2020年10月16日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小3)

「ソナチネ」、展開部〜再現部の指づかいがキモになります。

似たようなスケールのパターンが何度も出てきますが、少しずつ違っているので、、指づかいもそれぞれ決めないといけません。

低学年にはキツいかと思いますが、Cちゃんなら乗り切れると思います。

指が定着するまで、あともうひと息なので、

がんばりましょう。

Cちゃんには、今年初参加の保育園生たちで弾く予定の「スヌーピーのハッピーダンス」の、キーボード伴奏をやってもらいたいと思って楽譜をわたしました。

「え〜、弟の伴奏なんてやだー。またNちゃんやSちゃんに伴奏してもらいたい〜」

「そうは行かないよ。Cちゃんはもう『お姉さん』として、小さい子に伴奏『してあげる』方にならなきゃ。」

年少組でデビューして以来、去年まではずっと「小さい子」として、中学生や高校生のお姉さんたちに伴奏してもらってきたCちゃん。

上級生の人に伴奏してもらうと、自分の弾いている曲が100倍ぐらい素敵になったよね。

とっても楽しい経験をしてきたと思うけど、今度は自分も、その楽しい音楽で小さい後輩たちの音楽を100倍ぐらい盛り上げてあげる役をやってほしいです。

お願いね。

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“小さいSちゃん”と“大きいSちゃん”ご対面。

2020年10月15日 | レッスン日記(幼児)

Sちゃん(年少):

ヒバリ教室に入って、今日が2回目のレッスンです。

♪ピンポ〜ン がなったので、さっきレッスンを終わったSちゃん(高2)も、先生と一緒に玄関へ言って、新入生のSちゃん(4歳)を迎えました。(ややこしい笑)

「わ〜、かわいーい!」

お姉さんに大歓迎されて、最初はびっくりした顔をした小さいSちゃんですが、先生から「このおねえさんもピアノをならってるの。よろしくね」と紹介されると、はにかんだ顔でにっこりうなずきました。

「さあ、今日は何から始めようかな?」先生とレッスン室へ入ったSちゃんは、さっそくテーブルの上にあった「メロディーベル」を見つけました。黄色と水色と、2つのメロディーベルを両手に1つずつ握り、大喜びでシャンシャン鳴らし始めました。

そして、ベルを賑やかに振りながら、レッスン室を出て隣の部屋にいた大きいSちゃんの所へ見せに行きました。 もう、このお姉さんが大好きになった印です。

「ほら、Sちゃん、見せに行ってるよ」と先生に言われて、大きいSちゃんは「かわいい〜」と大受けです。

この勢いで、先生はSちゃんが鳴らしてるベルに合わせたメロディーとリズムを即興で弾き始め、二人でノリノリのセッションが始まりました。

セッションの後はカスタネットで、先生の言う通りに真似して叩きます。

先「S・ちゃん!」

S「S・ちゃん!」

先「あ・そ・び・ま・しょ」

S「あ・そ・び・ま・しょ」

など、リズムを合わせます。Sちゃんはずっと笑いながら、とっても上手にリズム打ちができました。

その後はピアノで、ライオンの声を左手、小鳥の声を右手に対応させて、ピアノの低音と高音を交互に弾いたあと、先週「チューリップ」で探した「ドレミ」の鍵盤を、ピアノの全域でも見つけ、それぞれに動物のカードをセットして「ゆかいなまきば」の歌を元気に弾きました。

"大きいSちゃん"は、ずっとドアの外でそんな様子を見学していました。

ワークブックをやる時になって、“小さいSちゃん”がおうちで塗ってきた色をみたら、むらさき色を主体に、きれいに彩られています。

「Sちゃん、むらさきが好きなんだって。同じだよね?」と先生に言われ、"大きいSちゃん"も「私もむらさきが好き。おんなじだ!」とびっくり。

ヒバリ教室で1番先輩の"大きいSちゃん"と、1番新しい"小さいSちゃん"。名前のイニシャルも同じだし、好きな色も同じ。そして、お家も近いことがわかりました。

共通点がいっぱいの二人。

これからよろしくね。

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ラプソディー・イン・ブルーのフィニッシュはシンバルの音

2020年10月15日 | クラシック曲

Sちゃん(高2):

高校生は月3回レッスンとしているので、今日が今月最初のレッスン。

久しぶりです。

発表会に弾く「ラプソディ・イン・ブルー」の楽譜を、前回最後まで渡してあり、今日はともかくも最後まで弾きました。

フィニッシュの直前部分がいまいち未完成ですが、冒頭から中間部、後半までは暗譜もしっかり出来て流暢に弾けています。

このように調子良く弾けるようになるのはとてもいいことですが、危険も出てきます。

一つはテンポが走りがちになること。

それともう一つ、何も考えなくても手がどんどん動いて、機械的な音の流れになってしまうことです。

Sちゃんには「オーケストラの音や、今どんな楽器が弾いてるかってことをイメージして弾いてみてね」とアドバイスしました。

終盤の力強い2拍子はティンパニの音。

そのあと出てくるメインテーマのところや、一番最後の音は、もちろんシンバルだよね?!

Sちゃんも、うんうん、とイメージが浮かんでる様子です。

それをイメージして弾くと、ちゃんとそういう音になるので、みなさんもぜひやってみてね。

「あとね、Sちゃんにもう1曲、お願いしたいのがあるんだ」

先生が渡したのは、発表会のオープニングでジュニアクラス全員で演奏する曲のピアノ伴奏譜です。

今年のオープニング曲は「ウィンター・ワンダーランド」。

軽やかなミドルスィングのアレンジにしました。

「あ、私、この曲好きなんです」

「ちょっと弾いてみるね」

先生がピアノに向かってお手本を弾きました。

弾きやすく、ってことをあまり重視せずにアレンジしてしまったので、弾く人は困るかなあ…

「どうかな。けっこうコードが複雑…かな?」

「そう、そう思った…でも、それだからイイと思います!可愛い。」

よかったー、引かれなくて。

「ラプソディで複雑なコードいっぱい弾いて慣れてるでしょ。複雑ついでにさ、コレもお願い。ねっ」ってことで、さっそく、ちょっと弾いてみてもらいます。

少しだけ弾き方をガイドして、Sちゃんが弾いてみたら、ジャズのスィンギーなリズムもちゃんと取れたし、複雑な和音の連続も、すぐ完全に弾けました。

すばらしい!こんな実力あったとは。

さすがヒバリ教室ジュニアクラスの最上級生だ!

オープニング、お願いね!

…と言ってるところへ

♪ピンポ〜ン

が鳴りました。

「あっ、来た!新しく入った“Sちゃん”だよ。4歳なの」

「えっ、見た〜い」

ということで、次の日記につづきます。

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サー・デューク大分出来てきました

2020年10月15日 | レッスン日記(大人)

Kさん(大人・男性)

「サー・デューク」の弾き語りをがんばっています。

今日も、雨の中自転車でレッスンに来ました。

さあ、弾いてみましょう。

ホホゥ、今日は楽譜を置かないんだ。

それに、ペダルも使ってる♪

前回のレッスンの時「ペダル使ってね?」と言ってみたのですが、弾くだけでいっぱいいっぱい、そこまで余裕はナシ、という感じだったのですが、今日はがんばってチャレンジしています。

前回アドバイスした「1フレーズずつ重心を移して弾く」弾き方も実践して、かなり進歩しています。

とってもがんばってますね!

完成楽しみ。 

ってことで余裕も出てきたし(?)、Kさんにはもう1曲、フィナーレの全員合奏への参加をお願いしました。

発表会の出演者が全員=子どもも大人もみんなで合奏して、コンサートをしめくくるのが、ヒバリ教室のクリスマスコンサートの恒例です。

今年のフィナーレは、ベートーヴェン生誕250年にちなんで、年末恒例でもあります「歓喜の歌」です!

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MちゃんKちゃん 二人でレッスン

2020年10月14日 | レッスン日記(幼児)

Mちゃん(年長)・Kちゃん(年長):

同じ保育園に行っていて、とっても仲良しのMちゃんとKちゃん。

今日から、二人一緒にレッスンすることになりました。

今まではMちゃんが先にレッスンに来て、レッスンが終わる頃にKちゃんが来て、「バイバイ!」とMちゃんが帰ってからKちゃんのレッスンをしていたんですが、レッスンの交代時にほんのちょっと会うだけでも、嬉しくて大はしゃぎしていた二人。(その前には、保育園で1日一緒に過ごしてきたのに)

お互いの顔を見ただけでもこんなに嬉しいのに、レッスンを一緒にやることになったらどうなるのか?

「はしゃぎすぎないで先生のお話聞くんだよ、と言ってありますが…どうなるやら」とは、Kちゃんのママからのメッセージです。

さて、どうなるかな。

♪ピンポ〜ン

来た来た。

二人そろって元気いっぱいです。

ママは後でお迎え、と言うことで、MちゃんとKちゃんだけでレッスン室に入ります。

なんとすぐにピアノに向かって、先週ちょっと動画を見せた「スヌーピーのハッピーダンス」を弾き始めました。

「わあ、さっそく弾いてるんだね。じゃ二人一緒に弾こうよ。Kちゃん、ちょっと端に寄ってね」

ピアノの椅子に二人並んで座ります。

「伴奏かけるよ。」

「いいよー」

エレクトーンに録音しておいた伴奏をかけ、それに合わせて二人が弾きます。

先週聞いたばかりの曲だけど、もうノリノリです。

「もう一回やろう!」

弾き終わったとたんにKちゃんが叫びます。

「そうだね、もう一回やろう!」と先生。

「うん!」とMちゃん。

こうして、何度も何度も「ハッピーダンス」を弾きました。

「これ、ダンスだから、最後はYouTubeみたいにポーズしようよ」と先生が提案して、二人とも大賛成。

曲のフィニッシュは、大急ぎで椅子から降りてポーズを決めます。

ハッピーダンスを何度も弾いたあとは、いつものテキストの曲。

先生が弾いたり、MちゃんKちゃんが弾いたり、今まで習った曲を次々弾いて、カスタネットやタンバリン、かえるのギロなどで賑やかにリズムを盛り上げます。

最後はワークブックの音符課題を1ページずつやって、初めての「二人のレッスン」は終わりました。

大盛り上がりでしたがハメを外すこともなく、何より長時間ピアノを集中して弾くことができたのがすごいなーと思いました。

来週も楽しくレッスンしましょう。

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男性脳(?)Rくんの楽譜分析

2020年10月13日 | レッスン日記(小中高生)

Rくん(年長):

うたえる!ひける!ピアノ曲集1」「ステップ1」の曲を、全部丸にする!と言って、目次を開きました。

ずらりと並んだ曲の中で「まつぼっくり」と「うみ」の2曲だけ、丸がついていません。

「じゃ、『まつぼっくり』弾くよ」

Rくんは真剣に楽譜を見ながら、丁寧に「まつぼっくり」を最後まで弾きました。

 ♪ドドソソ ミミード、ミミレレドー

するとRくんは言いました。

「ミミレレドー って、チューリップとおんなじだ!」

本当だ。よく気がついたね。どっちも「ミミレレドー」で終わるよね。

「それにさ」Rくんは急いでページをパラパラとめくりました。

「これもおんなじだった!」

開いたのは「ふしぎなポケット」のページです。

「これはさ、『シシラシ ドドド』で、」

それから、またパラパラとページをめくり「これとそっくりだったんだよね!」と、「アルプスいちまんじゃく」のページを開きました。

「そうだったね!『シシラシ ドドド』と『シソラシ ドドド』で、2番目の音が『シ』と『ソ』で違うだけだからって、『ふしぎなポケット』のところを『シソラシドドド』に書き直しちゃったんだったよね(笑)」

Rくん、よく細かい楽譜のフレーズを正確に覚えていて、しかも前にやった曲との共通点を指摘しています。

男の子らしい、分析力に優れた観察だと思います。

ヒバリ教室にもう一人いる男の子、Tくんも、やっぱり楽譜の構成を分析する習性(?)があるのを思い出した。(笑)

こんな小さくても、やっぱり男性的な脳の傾向ってあるのかも。

なかなか興味深い案件です。

これからも、この二人の男性を観察していこうと思います。

それはさておき、Rくん、「まつぼっくり」の後に、1曲残っていた「うみ」も弾いて、「ステップ1」が全部丸になりました!\(^o^)/

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月光ソナタ、隠れたメロディーラインを探せ!

2020年10月13日 | クラシック曲

ドクター(大人・男性):

クリスマス発表会に弾くのはベートーヴェンの「悲愴・第二楽章」ですが、もうほとんど仕上がってきて余裕があるので、同じベートーヴェンの「月光・第一楽章」も余暇として(?)練習しています。

この第一楽章は、ほぼ全体を通して、左手はベースのみ、右手でメロディー、分散和音によるバッキング、2つのパートを弾いていくスタイルです。

ドクターは丁寧にそれぞれのパートを弾き分けていて見事ですが、たまに楽譜のパート分けを見落としてしまう部分があって、例えばこの部分です。

前半のヤマ場となる、右手が和音を分散させながら上行ー下降してきた後(譜例)。

青いラインで示した伴奏の下に、赤いラインのメロディーが下向きの符尾で表されています。

レ♯ード♯ーシ♯ー〜 というメロディーが浮かび上がるはずなんですが、この「下向き符尾」を見逃すと、レ♯ファラ ド♯ファラ シ♯ファ♯ソ♯ラソ♯ファ♯  と伴奏だけになってしまいます。

ドクターにそれを示し、メロディー音をちゃんと保持するようにしました。

「そうか…なんで棒が2つ付いてるのかと思ってた」

ドクターと同じように思ってる人もいると思いますが、この「上下の符尾」は、2つのパートを表しているということ、覚えておいてね。

この「棒が2本」の件については、先日もブログに書いているので参照してください。音符の棒(符尾)が上にも下にも?

また、シ♯ー の所では、八分音符と二分音符、二つのシ♯が書かれていますが、これは 黒い音符と白い音符に符尾を兼任させることが出来ないため仕方なく(?)2つ音符を書いてあるのです。

シ♯を2回弾くわけじゃないので、気をつけましょうね。

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「美女と野獣」チーム、やる気まんまん

2020年10月13日 | レッスン日記(小中高生)

今日はLちゃん(小5)のレッスン日なのですが、発表会で弾く合奏「美女と野獣」の音合わせのため、Mちゃん(小5)とCちゃん(小3)も、時間を合わせてきてもらうことにしました。

まず、先にMちゃんが来て、自分のソロ曲「エリーゼのために」のレッスン。

ちょうど終了くらいの時に、CちゃんとLちゃんが次々やってきました。

「美女と野獣」は、Lちゃん・Mちゃん・Cちゃんの三人でアンサンブルすることになっていて、普段は各自のレッスン時間にそれぞれが練習しています。

先週、Lちゃん(ピアノ)とMちゃん(キーボード)二人が音合わせしてみて、いいね、となったので、今日はいよいよパーカッションのCちゃんも加え、三人=フルメンバーでの初合わせです。

狭いレッスン室、グランドピアノのほかにキーボード、スタンドシンバル、鉄琴、ウィンドチャイムを無理くり並べ、まずは1回やってみます。

Cちゃんは、いつものように先生考案の「打楽器スペシャルベルト」を装着して。(笑)

いつもはエレクトーンに録音した「練習用音源」を流しながら一人ずつがレッスンしているのですが、今日は音源は使う必要ありません。

すべてナマでの演奏です。

先生がスタートの手順を説明します。

「いつもは、録音のリズムを2拍聞いてからCちゃんがスタートしてたんだけど、今日はナマだから、Cちゃんがリズムをとるの。Cちゃんが、スティックをカン、カン、って2拍打ってテンポを知らせて、あと2拍分、トレモロ。いい?」

つまり、本物のバンド演奏でドラマーがやってるスタートと同じってことです。プロっぽい。

「Lちゃん、楽譜、これで見える?」

「大丈夫。もう見ないでいいから」

「Mちゃん、キーボードのボリュームペダル、大丈夫?」

「大丈夫!」

よしっ

カン、カン、グヮ~~~ン・・・

始まりました。OKです。

とてもきれいなアンサンブルができました。

弾き終わって、口々に

「みんなでやると、楽器がたくさんで聞こえづらいとこがあった」

「途中でズレた」

など、ソロとは違うアンサンブルならではの難しさを実感していたようでした。

確かに、途中でリズムがズレた部分もありましたが、みんな、自分だけで突き進まずにちゃんとタイミングを見て合わせるようにしていたので、すぐ持ち直し、最後はちゃんと合いました。

ヒバリ教室のジュニア三人組、さすがです。

これなら、すごく豪華なアンサンブルができそうです。

今日は、三人組に、ほかにも渡すものがいくつかありました。

「これ、お姉さんたちにお願いしたいんだけど・・・」

と先生が渡したのは、フィナーレに全員で合奏する「よろこびの歌」の楽譜。

「みんなはリコーダーお願い」

「へー、リコーダーなんだ」

「あと、これも」

と、もう2曲、小さい新入生たちが弾く「おふねにのって」と「スヌーピーのハッピーダンス」の楽譜も。

「多分伴奏をお願いすることになると思うから渡しとく」

「へー、どんなの?」

みんな、すぐにピアノで弾いてみています。「スヌーピー」はYoutubeで動画を出して見せて、みんなで踊りました。

オッケー、みんなノリは上々。矢でも鉄砲でももってこい、の勢いです。

小さいみんな、お姉さんたちがバッチリ伴奏盛り上げてくれるから安心だよ!

ここでMちゃんとCちゃんは練習UP、最後にLちゃんが残って、ソロ曲「クシコスポスト」のレッスンをして帰りました。

「がんばります!」と力強いセリフを残して。

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イタリア協奏曲、完成間近です

2020年10月13日 | クラシック曲

K子さん(大人):

バッハの「イタリア協奏曲」を練習しています。

毎週、1ページ分くらいずつレッスンして、今日は残りのページ~最後まで、レッスンできました。

レッスンで見せてもらうのは「来週はここ」と決めておいた1ページか1ページ半だけですが、K子さん、自分では毎日、そのほかの部分も、全体を通す形も、たくさん練習しているのです。

K子さんの練習を見たわけじゃないのに、なぜそのことがわかるのか。

それは、K子さんのピアノの音が、毎週確実にきれいになっていってるからです。

細かい音がきれいに粒がそろって、くっきりとクリアになってきているし、粗削りだった音が、毎週聞くたびになめらかにきれいになってきています。

ミスタッチも克服できています。ほんとにきれいになってるなーと思いました。

今日注意したのは、全体を通して8分音符はノン・レガートに統一して弾くこと、同じフレーズが調を変えて再現された所を見落とさないように、統一感を持って弾くこと、それから、ついうっかり見落としていた多声部の旋律を再認識し、それぞれの流れを独立させて引き分けること・・・例えば見出し画像の譜面のようなところです。

K子さん、もう一息で完成です。

今の調子を崩さず、ゆっくり練習していきましょう。

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Tくん「けんばんのおどり」スピード計ってみた

2020年10月11日 | レッスン日記(小中高生)

Tくん(小2):

去年までは、発表会の「ソロ演奏」も、隣に座った先生に伴奏してもらっていました。

でも、発表会も3回目になる今年は、「もう伴奏してあげないよ。一人で弾いてね」と先生から宣言されていて、いよいよ真のソロデビューなのです。

まずは「けんばんのおどり」という曲を練習し始め、ひととおり最後までできたので、もう1曲増やしたのが、先月の終わり。

今は、新しくやり始めた「海」という曲を中心にレッスンしています。

「けんばんのおどり」は、もう暗譜もできているので、あとは自分で繰り返し練習して、スピード感のある演奏を目指してほしいのですが、本人には「発表会でかっこよく弾く」という自覚がまだあんまりないようで、相変わらずチンタラやっています。

今日も、最初から通して弾いて、と言われて弾きはじめましたが、それはこんな感じです。

先生:「次はAの後半だよ。4回。あ、3回じゃダメだよ。あと1回弾かなきゃ。そして、はじめからもう1回。Aは最初のパターンだよ。で、後半は4回、ちゃんと数えて。そしてB。・・・って、この形だよ。前半2回、後半2回、で、B全体の繰り返し」・・・

こうしてようやく最後までたどり着き、先生から

「やっと弾き終わったよ。ってか、時間かかりすぎー」と言われています。

「ちょっとさ、時間かかりすぎだよ。もう、これは1分で弾かなきゃ」

「えー、1分!」

「そうさ。よし、時間を計ろう」

先生がIPHONEのストップウォッチを用意して、

「せーの、せっ!」で弾き始めます。なるべく指示は与えないようにして。

「はいっ、終わり。げーっ、2分5秒だよー」

「2分か~」

「来週、1分で弾けるようにしてきてよ。また計るからね!」

「うん、わかった」

と言ってますが、ほんとにわかったかな。

なにしろ、レッスンが終わって楽譜をカバンにしまおうとした時、外から下北沢一番街イベント「カレーフェスティバル」の音が聞こえてきて、その途端

「あっ、カレーマンだ!!」と飛び上がり、何もかもいっしょくたにカバンにブチ込んで、弾丸のように飛び去って行ったTくんなのですから。

あの瞬間、彼の頭の中は100パーセント、カレーマンで満杯になったと思います(笑)(笑)(笑)

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OちゃんTちゃん、2回目レッスン

2020年10月11日 | レッスン日記(幼児)

Oちゃん(年長)Tちゃん(小1):

仲良しいとこ同士の2人は、月に2回、「バーバんち」で合流して一緒にレッスンに来ています。

今日は今月第1回のレッスン。

2人でのレッスンもこれが2回目という、ホヤホヤピアノ新入生の2人ですが、もうすっかり教室にもなじんで、ドアを開けるなり笑顔で飛び込んできました。

教室に入ってまずすることは、カバンを置き、出席カードを出して「出席シール」を貼ること。

それぞれ「どのシールにしようかなあ。コレがかわいいけど、こっちもいいし…」と迷って、お気に入りの1枚を選び出すのですが、Oちゃんは、先週出席カードを前のと交換したこともあって、カードの用意に手間取っています。

Oちゃんがあれこれカバンをひっくり返してなかなか用意ができないので、先生はエレクトーンのリズムボタンを押してスタートさせ、「もう先にやっちゃうよ!」と、いつもの「カスタネットリズムうち」をさっさと始めていきました。

だけど、いつもと違うのは、カスタに合わせて「タン・タン・タン!」とか「タン・タタ・タン!」とか言う代わりに、出まかせの言葉を言ってるところです。

先生「始・める・よ!はいっ」タン・タン・タンのリズムに合わせ、用意のできてるTちゃんを誘います。

T「始・める・よ!」

先生「(Oちゃんの方を向いて)まだ・で・す・か!はいっ」

T「(笑いながら)まだ・で・す・か!」と真似します。

先生「は・や・く!」

T「は・や・く!」

先生「O・ちゃん!」

T「O・ちゃん!」

先生「やっ・ちゃ・う・よ!」

T「(大笑いしながら)やっ・ちゃ・う・よ!」

もうTちゃんはゲラゲラ笑っています。

やっとOちゃんの用意ができて、手にカスタをつけて、それからは二人大きな声を揃えて、「タン・タン・タン!」「タン・タタ・タン!」とリズム打ちがめでたく終わりました。

そのあと、ジャンケンで順番を決めて交代にピアノレッスン。

今日は、その後に、新しい歌の楽譜プリントを1枚ずつもらいました。

「おふねにのって」というその歌は、12月の発表会に二人で弾くように、先生が楽譜を作っておいたのです。

「弾いてみようよ!」と先生に誘われ、二人一緒にピアノ椅子に並んで、楽譜を見ながら弾いてみます。

先生「ほら、最初は『ドドドドド、ミ〜』だよ。簡単でしょ?」

OちゃんとTちゃんも弾いてみます。

ドドドドド、レ〜

「あ"〜」

「しっぱい〜」

こんなふうにして、いっしょうけんめい最初の1段を練習しました。

それからワークブックを広げて、思い思いのカラフルな色エンピツで音符やワークを描いて、今日はおしまいです。

時間になって、Tちゃんのママが二人をお迎えに来たら、今日も二人はピアノの奥に隠れました。www

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