風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

仏石

2005年12月28日 09時45分28秒 | 2005年おへんろ日記(徳島編)

 星の岩屋でしばらくうろうろして,生木不動さんとか
探してみたけど見当たらず,先に進むことにした。

 さて,仏石に向かう道はさっきの舗装路に戻るのか
それとも地図では歩きの道になってるから,地道なの
かと思いながら階段を下りると四国のみちの案内が
すごく不自然なところにあった。
 境内の禅道場と寺務所の間の狭い通り道?に向かっ
ている。
                

 うーん,,と悩んだ末,とりあえず行ってみることに。
 すると,不動道整備の記念碑が建っていた。

    

 山道を逸れて上がってみると,お不動さんが大きな岩
に刻まれていた。ちゃんとろうそく立てもある。もしかしたら
前は生木のお不動さんがここにいらっしゃったのかもしれ
ない。お参りして,元の道に戻って山道を登っていく。

 四国のみちらしいニセ丸太の階段を登っていくと,途中で
へんろ札が下がっていたのでちょっと安心する。

 が,別のへんろ札には「”山頂まで”がんばって!」

 山頂までって,,。
 実は仏石とは別に如意輪寺という番外のお寺が標高700m
のところにあって,仏石とは途中で分かれているのだ。
 なので,もしやこの山道は如意輪寺(だけ)に続いているの
では?という不安が拭えない,,。
   もうちょっと登ってみて,分岐が無ければ降りてこよっと。

 けれども幸いなことに,5分程登ったら分岐が。
 そこからは安心して仏石に向かって下っていった。

                

 仏石にはあまり期待はしてなかった。っていうか,どんなもの
なのかも知らなかったし。
 で,行ってみると,イチョウの葉が一面に落ちて黄色い絨毯
みたい~♪と思ったら,ぎんなんがそこら中に落ちていた。

 「わー!寒いから気が付かんかった!
  これは踏むと臭い,,が踏まずに歩けない!

  

 と,ぎんなんと格闘しつつ,仏石のある場所へ階段を
降りようとして見下ろした時に,なんだか得も言われぬ
緊張感が走って,急に厳粛な気持ちになった。

 近づいて行くと,どきどきしてしまってなにがなにやら。

   

 本当に何でか分からないのだけど,とにかくすごい!
と思ってしまって,仏石の前に着いたら拝まずには
いられなかったです。はい。
 般若心経をあげてる間もドキドキで,なんとなくですが
よく来たな,なんて言ってくれてるような,,。

 境内を去ったあとも,ずーっとドキドキしてしょうがなかっ
たです。なんなんでしょうねえ?
                 

 四国のみちの説明板にはこのように書いてました。

   

 個人的には超お勧めです。
 でも,行ってみてがっかりだったらごめんなさい。(笑)
 


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