風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

二人連れの大変さ

2005年10月02日 08時43分00秒 | 2002年おへんろ日記(徳島編)
 国道を歩き始めて1時間。

 相変わらず暑いので,持ってきていたお茶を
飲んでいたら,用意しておいたペットボトルの
2本のお茶もそれぞれ心許ない量にまで減って
しまった。

 自販機くらいはあるだろうと思っていたの
だけど,まったく出てこない。

 そこで,ハッと思って,後ろを振り向いて
友達に「飲み物はまだある?」って聞いたら,
案の定「,,もう全部飲んじゃった,,。」

         
 ,,,うそ,,!

 自分のことに精一杯で,友達がペットボトル
1本しか用意していなかったことに気が付かな
かったのだ。

 ここまで自販機も全然なかったし,この先
すぐあるとは限らない。

 どうしよう??

 とりあえず,4分の1ほど入ったペットボトルの
1本を友達に飲むように渡した。どうやら,喉が
かわいてたのを結構我慢していたみたいだ。

 地図に載っている最寄りの店まではもうちょっと
あるし,日和佐まではまだ10km以上もある。

 とにかくどこかで水を確保しなきゃ!

           

 国道沿いには民家も少なかったけど,なんとか
民家を見つけて,勇気を出してお水をもらえないか
お願いしてみた。

 すると,やっぱり怪訝な顔をされてしまった
ものの,

 「,,,そこの水道から取っていいよ。」

 と言われた。

 そこにはお庭に水を巻くための水道があった
んだけど,ながーいホースが付いていた。

 えっ!? ここから?

 この炎天下でホースの中の水はお湯のように
なってしまってるだろうし,それを出し切っても,
果たしてこの水飲めるのかな,,?

 蛇口をひねるとやっぱり茶色い水というか
お湯が出てきた。でも,とにかくそれしかないの
だから,しばらく出しつづけた後,友達と自分の
分をペットボトルに入れさせてもらった。

 ちょっと心なしかにごってるけど,ないより
ましだ,,,。

          

 この先のトンネルを抜けたところにある食堂
「星越茶屋」が開いてるかどうかは,大きな賭け
だった。だって,車なら10分もいけば日和佐
付近にいくらでもお店があるんだもん。
 国道沿いの茶屋なんて,地図が作られてから
4年も経っているし,もうないかも,,。
 

 開いててくれ~!!!


 

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