さらに進んでいくと今度は大きな右手に雪渓が見えてきた。
そうするとお花もどんどん増えてきて、下のほうでは終わっていたチングルマも咲いている。
お花畑らしくなってきましたねえ。
チングルマやツガザクラ以外にイワウメやミネズオウも咲いている。
あ~、ガスってるけどお花はたくさん咲いているし、人はいないし、いいですねえ。
お、アオノツガザクラも。
そしてイワヒゲの群生も。
こうしてお花畑を楽しみながら山頂に向かってちょっと岩場を抜けると山頂に到着。
と思ったらここは上ホロカメットク山ではなく上ふらの岳だった。上ホロカメットク山へはこの山頂
から少し戻って左に下る道を行くのだ。下るの~?と思ったが大して下らなかったのでよかった。
ここにも広大な花畑が広がっていた。
向こう側はガスって見えないけど、晴れてたらもっとすごいんだろうなあ。
そうして進んでいくとガスの向こうにグイーンと突き出て見えてきたのが上ホロカメットク山の
山頂だ。格好いい!
山頂はだだっ広い感じで何にもない。(でも山頂の道標があるだけマシなんだと後で分かった。)
風が避けられそうな場所でお昼とする。ガスっているものの少し明るくなっているので30分ほど
待ってみたけど結局ガスは晴れなかった。残念。
そうして元来た道を下っていき、無事下山。登山口にある「湯元凌雲閣」に入ることに。800円なり。
ここは露天風呂が絶景で有名らしい。ここの温泉は有馬温泉の金泉みたいな赤いお湯で、
内湯のお湯は熱かったけど、露天に行くとめちゃくちゃぬるかった。露天の向こうには富良野岳
が見えるはずなのだがなんせ霧でそこまでは見れなかった。でも途中でだいぶ霧が消えた
ので、向かいの大自然と安政火口あたりまでは見渡せたのだった。秋の紅葉はかなりきれい
だそう。
温泉に入ってさっぱりしたら、本日の宿、美瑛町にある「おかせん里」さんへ。チェックインして
から少し時間があったので近くのカフェ「LA MALTA」へ行ってコーヒーをいただいた。
店名の由来は行ってみて分かった。「丸太」からだった。(笑)徹底的に丸太な感じなので、
ぜひ行ってみてください。
そうして宿に帰って待望の夕食です。たくさんのおかずにおいしい北海道のごはん、そして
北海道限定サッポロクラシックビールで乾杯です。
で、MIKOさんと明日の天気などについて話をしていたら、隣の一人旅の女性(大阪からだった。)
から「今日行ってきたら旭岳は姿見の池にも全然お花は咲いてなくて、ガスって景色も見えな
かったからやめた方がいいですよ。」とのこと。
女性も登山目当てらしかったのだが、明日も天気が良くないみたいだから富良野観光でもしよ
うかなとか言っている。それはかなり残念な。
で、今の話だと旭岳に行ってもそう楽しめないかもなのでまたの機会にすることにして、今日
行けなかった十勝岳とお花がまだ咲いているであろう美瑛岳との縦走に予定変更。コースタイ
ム9時間40分となっていて、そりゃ無茶な!と思ったけどMIKOさんが「これはすごく大げさに
書いてあって、本当は7時間くらいですよ。」というのをまるっきり信じた訳ではないが美瑛岳の
お花畑に惹かれて・・・。
ついでに大阪の女性Iさんも一緒にどうですか?とちょっと強引に誘って行くことに。(笑)
明日は5時出発、6時登山口発で。
おかせん宿のマンガ部屋への誘惑を断ち切って眠りについたのであった。
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