風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

GWは別子銅山で その4

2008年05月09日 06時59分40秒 | お四国以外の四国
 ダイヤモンド水で喉を潤したあと、銅山峰を目指して登っていく。

  

 渓谷と側面の石積みとリョウブやツツジを見ながら歩いて行くと、分岐に出た。

      

 どちらがよいのかよく分からなかったけど、どっちも銅山越まで50分だったので
寛政谷木方経由を行くことに。あとで調べたら目出度町は銅山のメインストリート
だったようだ。

 ここからは傾斜が少しきつくなり、高度を稼いでいく。
 ドンドン登っていくと別子銅山で初めて開かれた坑道である「歓喜抗」に着いた。

 きれいに整備されていた。 

 ここにベンチがあったので少しだけ休憩し、先に進む。
 この先に「銅山越近道」と「牛車道跡経由」の分岐があったのでIさんにどちらに
行きたいか聞くと、ゆるやかな方がいいというので牛車道跡を選んだ。

 この道は緩やかだけど、今までの道と雰囲気はガラッと変わり、急に本格的な
山に来たような気分になった。というのも、今までは緑の山という感じだったのに、
急に岩山っぽくなったので。

 そして下方には昔火事で無くなった人達を弔う「蘭塔場」が山に抱かれて見えた。

   

   このあたりで1200mほどだろうか。周りの山も高いので、すごいところに
 来た気分になる。気持ちいいぞ~!
   だけど、木が無くなった分直射日光で暑~い・・・。

   

               それでもがんばって登る。

   このあたりからツガザクラの群生が始まるらしく、まだ花は咲いていないもの
 の葉は見ることが出来た。ちなみにツガザクラの花はこんな感じ。

    花は1cmあるかないか。

  あと2週間ほどしたら見頃を迎えるのだろう。そのあとはアカモノが。見に行き
 たいものだ。

  ここから5分ほどで銅山越に着いた。

   峠のお地蔵さん。 

  この銅山越の道が開かれたおかげで、銅山で採れた銅を新居浜に早く持って
行くことが出来たらしいが、よく持って行ったものだと感心する。

   瀬戸内海が見渡せる。

  銅山峰1294m 

  標識も銅で作られていて、ツガザクラやアカモノが彫られていてかわいかった。

  12時50分到着。だいぶゆっくりだけど、今日はここから2時間ほど下った東平
で泊まるのでよいのだ。

  お昼を食べながら、考えるのは山登りのあとの一杯。(笑)
  この下の銅山峰ヒュッテにビールがあるといいなあ。