焼山寺は大師堂の建築もほぼ終わりシートも取れて、次は
内部に取りかかろうという感じだった。
となりの本堂にお参りすると、水を張ったような丸いお盆の中に
小さな仏さんが天に片手を上げて立っているものがおかれている。
これ、他のお寺でも見たなあ。なんだろう??
階段を下りて納経所の横の仮の大師堂に灯明を上げようとした
ところでとよいちさんが到着。
お疲れ様。
全員お参りを済ませて、それでもまだお昼過ぎ。今日は
3.5キロ先のなべいわ荘で泊まるのでゆっくりすることに。
お昼は寺の中の休憩所でうどんを食べることにした。
すると入口に以下のような張り紙が。
「今日はお釈迦様の誕生日です。甘茶のお接待です。
ご自由にお召し上がりください。」
あとで分かったのだけど、本堂に祭ってあった小さな仏さんは
お釈迦様の生まれたときを表す誕生仏というものらしい。
で、お盆に張られていたのは甘茶のようです。
うどんが来るころにはMariさんや昨日同宿のお遍路さんも着い
ていたので一緒にお昼を食べました。
で、今回こそ!と思っていた私は、お昼を食べてすぐに荷物を
預けて奥の院にお参りすることに。
距離は1.4キロと短いし、高低差はあるけど1時間ほどで帰って
これるとふんで、行ってきます!
しかしこの道、あまり歩いている人もいなさそう。
一人登り始めて、熊が出たらどうしよう、、と考えてしまった。
そしてなかなかすごい坂だ。遍路ころがしと同じくらい。
ひー!と思いつつ登っていくと、しばらくして大蛇を閉じ込めた
という岩に着いた。これが大きい~!!
これでは分かりにくいですが、本当にでかいんですよ。
側面にはお不動さんもいらっしゃいました。
これを見て満足したので、もう帰っちゃおうかなあと思った
のですが、奥の院まで行くと言った手前帰れなかった。(笑)
しんどいなあと嘆きつつ足を進めていくと、さらなる障害が!
完全に道ふさいでます。ほんとにこの道あんまり人が通ら
ないんだな、、。
下をくぐるには狭すぎるし、またぐには大きすぎる木だし。
と思ったら、右横の土手を無理やり登っている跡が、、。
そちらを登ってさらに急になってきた山道を半分やけくそで
登っていったら小さな祠を発見。
これが奥の院かな?かなり小さいけど、、。
距離もたいしたことないしと思ってほとんど水を持たずに
来ていたので、頂上まで来たと思ってここでお水を全部飲んで
しまった。
が、ここは奥の院じゃなかったんだな!!
よく見るとまだ道が続いているじゃない、、。ひーんっ!
またここからの道が狭いわゴツゴツだわ急だわで、大変だった。
結構奥まで歩いていき、やっとのことで奥の院に到着。
結構長い道のりだった。
景色は思ったより見えなかったけど、来れたことに満足。
4度目でやっと来れました。
時間はもう13時過ぎで、早く帰らないと!
急な山道を今度は転げるように走り下りていって戻ったら
Yさんは寝ていました。(笑)
今日は相当疲れてたみたいです。
Mariさん達は先に行かれたとのこと。
Yさん、とよいちさんお待たせしました。ありがとう。