さて、かまぼこ屋のおじさんに別れを告げ、柏坂へ続く川沿いの
道を歩いていく。へんろ道に差し掛かる前に、食料の調達をと思い、
道沿いにあった商店に入っておやつと飲み物を購入する。
するとお店のおばちゃんがお接待にみかんをくれた。
みかん~!!それも1個!わ~いっ!
そしてすごく変わったみかんだぞ?!洋なしみたいな形してる。
形を除けば夏みかんみたいだけど、、。
おばちゃん曰く、このみかんは「美生柑」というらしい。
御荘町の「みしょう」かなと思ったら違うらしい。
とにかくこんなみかんは食べたことないし、楽しみだなぁ~
そうして川沿いをぐんぐん歩いてへんろ道にかかる。
地図は細かく休憩所や目印になる物を書き込んでくれている
ので、わかりやすくていいのだけど、けっこうしんどい登り。
いつになったら目印になるものが現れるのかずーっと考えて
しまい、さらにしんどかったかも。
しかし、この柏坂には野口雨情の詩を掲げているのだけど、
(内海中学校HP) 実は野口雨情は私の小学校の校歌を作詞
しているのでとても身近に感じてしまった。
小学生の時の自慢だったんだよねえ。
そしてやっとこさ最初の休憩所にたどり着くも、おじさんから休憩
するなら清水大師のほうが景色もいいよ、とのアドバイスがあった
ので先に進む。この辺まで来るとやっと緩やかになってきて、歩くこと
を楽しむ余裕も出てきた。
良い道ですぞ~。
そうして清水大師のあたりまで行くと、絶景が待っていた。
めっちゃ海が見える~。
きっとここで月岡さんは三味線を弾いたのだろう。
(実際は中止だったらしい、、。)
他の人達もそのためにここまで登ったのねえ。えらいねえ。
そのときのためのものかベンチっぽいものがあったので、そこに
座ってお昼を食べることにした。この時に例のみかんもいただく。
う、まーいっ!! 四国の楽しみはなんといってもみかんで、
これまで数々のみかんを食べてきたけど、これおいしいよ~!
酸っぱすぎず甘すぎず、なんちゅーか疲れが取れます。
そして、いい天気なのでついついお茶も飲み過ぎて、やっぱり
トイレに行きたくなった。(笑)
トイレは道の脇に穴を掘って小屋を建てただけの質素なもの
でしたが、こんな山道に建ててくれているだけありがたいので
利用させていただきました。
(なんか、ほんとに毎回トイレの話してますが、記憶に残っている
のが結局トイレ探しなのかもしれない。なぜかトイレのことはよく
覚えていて自分でもちょっとびっくりする。)
追伸:
「美生柑」ですが、調べてみたら御荘でもいいみたい、、?
やはりもうすぐ収穫の時期らしい。
で、つい購入してしまった。(笑)
みなさんもいかが? 激安だったよ。
→えひめ宇和島こだわり王国 河内晩柑10キロ1980円