風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

曼陀峠への道

2006年04月05日 13時08分34秒 | お四国以外の四国

 先週末行った椿堂から曼陀峠への道ですが,1回目の
へんろの時には椿堂のご住職に教えてもらった四国のみち
の入口(国道横の喫茶店ジャンプがあるところ)から左に
入ってスムーズに雲辺寺への道に出ることが出来た。

 というのも,2年前は台風の当たり年で,あちこちの道が
倒壊していて,保存協力会の道しるべに沿っていったら,
それらしき入り口がブルドーザーで削られていくところだった,,。
 なので,やはり椿堂のご住職の言うとおり,一度車道に
戻って,もう少し上の道から行ったのだ。

  でも,あれから2年経っているので今回は保存協力会の
立て札に沿っていくとどうなっているのか試しに歩いてみる
ことに。
                 

  椿堂を出て車道を上に登っていくと辺りはすっかり春の
気配。菜の花にさくらや白梅があちこちで花を咲かせている。

 で,20分ほどすると集落への分岐に例の立札が登場。

   
      

 左へ曲がると曼陀峠への道。
 車道をまっすぐ行くと佐野への道。

 なのだが,喫茶店ジャンプへは佐野への車道をしばらく
歩くことになります。

                  

 大抵はみんな前の日は三角寺の麓に泊まるため,次の日
に三角寺と雲辺寺を越える勇気はなく民宿岡田さんに泊まる
ため,佐野へ抜ける人が圧倒的に多い。

 椿堂のご住職曰く,道としては曼陀峠の方が歩いていて
気持ちいいのにね,とのこと。
 私は佐野経由では歩いたことはないけど,車道を10キロ
歩くより,里山を歩く方が楽しいだろうなと思う。
 ま,佐野経由の方が距離は短いのだけど。

 で,今回は分岐を左に入る。
 前のブルドーザーで削られていた道を探そうとしたら,
それよりずっと手前に保存協力会の立札が。
 (あれ?前に来たときはこんなところに立札あったっけ?)
それに,その奥にはめちゃくちゃ立派なへんろ石もあった。

  

 奥の道標は番外の箸蔵寺を 
 指している。
 2年前の記憶には全くなかったのだけど,,。

 そして保存協力会の道しるべの指す方は,舗装もされて
いるし前にブルドーザーで削られていたと思ったところとは
まったく違うようだ。

 左への道には登らなくても見えるほどの,大きな大きな
へんろ石が雲辺寺への道を指し示していた。

     

 やっぱりこっちが正しいへんろ道なのかなあ?
 いつ頃のものか分からないけど,ジャンプからの道には
へんろ石は見当たらなかったもの。

 ここからの道は田舎のあぜ道のような感じなので分岐も
多くてへんろ札がないと分かりにくかった。
 そこここに掛けられているものの,一部はカンで進んでいく。

               

 子供の頃を思い出すようなあぜ道で,懐かしい。

   

 ごろんと寝転がってしまいたいほどの気持ちよい道なの
でした。