くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

ブログを書き続けるコツは

2006-01-25 19:26:54 | Pen君放浪記

Penee3400

 平常、自分が使っている言葉遣いで書くことだそうである。
 なるほど然り、と思うのである。ねじり鉢巻きキリキリ締めて、達者な文章こしらえても(何故か七五調)、そんなものは何日も続かないものである。
 しかしまた、心持ちによって文体を変えることも、ブログの大きな楽しみだと考えるものである。例えば僕なんぞひどいものだ。前回までの文章は『アメリカの鱒釣り』みたいなものだし(誰かに指摘される前に書いておくぞ)、今回はやや大正漱石風かつシーナマコト風である。
 もしこれが仕事だったら、即刻やり直しを命ぜられるだらう。毎時文体が変わるということは、精神錯乱多重人格おふざけ極まりないおっぺけぺぇなことだらふ。
「ああ、本当にブログで良かつた」と胸をなで下ろしているところである。

 ところでこの画像のカメラは、仙台在住のマサル君が送ってきたものだ。オリンパスのペンというバカチョンさんカメラである。
 ピントも絞りもなあんにも調節なし。撮りたいところに向けてシャツタを押すだけのものだ。「パチーン...」と銀玉鉄砲様の音がして、ぼんやりしたハアフサイズの写真が撮れる。

カメラバトンと称して、ブログ仲間で回したらどうだらふ?」
 マサル君は、こんなアイデアを持ったのである。つまり、このカメラにフィルムを入れて、ブログ仲間にゆうパック宅急便などで送ってしまう。そうして受け取ったお方は何枚か写真を撮る。そうしたら次にまた、誰かに送ってしまうのだ。

 誰かのところでフィルムが尽きたら、その人は現像をする責務を負うのである。そうして、それまで何人かが撮った画像を、ブログにUPすれば宜しい*。その後1本のフィルムを買い求め、装填し、また次の人に回す。

 これで日本を一周したら、ずいぶん愉快なことではないか。いや、何なら海外に飛び出してもいいわけだ。何しろこのカメラの持ち主がそう言っているのだから、構うことはない。何年掛かって持ち主のところに帰ろうと、構わないのだ。
 どうだい、一寸(ちょっと)素敵なことではないか知らん。
 賛同者求む。


 続く

* キチンと決まった計画ではないので、細部については原始的かつ場当たり的に決めましょう。