くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

東京タワーは素敵なタワー

2004-04-23 23:19:56 | まち歩き
『goorooのステシテ人♪』さんに東京タワーの記述がありました。ここはゴールデンウィークには修学旅行の方々がわんさか訪れるかも。でも連休のときにしか行こうと思わないような、ちょっとビミョーな場所でもあります。混んでいるのはイヤだと思いながら、平日の空いているときに行くと少し寂しいものがあるのです。人間の心理は分からないものです。

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東京タワーのおすすめといえば、何と言ってもナイスな土産モノです。金色タワーのミニチュアとか、“東京人”とプリントしてある灰皿とか、昭和の匂いがたっぷりです。僕は何年か前、ここでドラえもんのキーホルダーを買いました。そいつはMade in Taiwanで、大手メーカーが作っているようなドラちゃんとは違っていました。ブルーの部分は最初から褪せてしまったような水色。鈴は塗りつぶし。身体のラインもちょっと変。しかししかし、その笑顔が良かった。何だか見ているこっちまで微笑んでしまうような、実にほのぼのとした顔で笑っておりました。あれどこにいっちゃったかなあ? 
都内で遊ぶならやっぱり東京タワーははずせません。安くゆる~く遊んだら、大人の人はすぐそばのうなぎ料理屋『野田岩』(03-3583-7852/webなし)に寄りましょう。ここは言わずと知れた、天然うなぎを使う名店中の名店です。


爽快

2004-04-23 19:36:43 | 日記
『No Blog,No life!』エージングが進んでも・・・~にトラックバックです。
先ほど近所でひと泳ぎしてきました。今週はずっと行けなかったので、だいぶ欲求不満になっておりました。

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soroさんの記事にあるように、泳ぐと体調が良くなります。グッタリと疲れるまで泳いでも、そのあとは足取りとか動作がとても軽いんです。精神にもいいようで、文作で煮詰まったときなんかは思い切ってプールに行きます。そのあとで書いた文章は、混濁したものが消え去って軽くなっているようです。
かの開高健氏は、長年の鬱病と腱鞘炎に悩まされていました。そこからくる背中と肩のしびれ、鈍重さは相当辛かったようです。しかしアマゾンやらアラスカに釣りに行くと、肩より上にあがらなかったはずの右腕がするすると伸び、ダブルハンドのリール竿を片手で投げてしまうほどだったとか。これは不思議と茅ヶ崎の病院を尋ねると、医師が一言「運動しなさい」。それからプール通いが始まって、長年のバックペインがかなり軽減したらしいです。
文作、彫刻、作曲や絵画など、創作者にとって適度な運動は重要です。作品のためにもいいからです。一日一回は息が切れるほど、というのが目安だそうで、水泳は関節などに負担も掛からず最適ですよね。


柔らかく

2004-04-23 17:22:58 | エッセイ
『電脳カフェねじまき鳥』見上げてごらん~にトラックバックです。九ちゃんのあの曲、本当にいいですね。切々と・・・という表現がぴったりくるほど心に染みます。
nezimakiさんのおっしゃる通り、春は様々なモノが柔らかくなる時期です。特に初春。ちょっと郊外に行って山の稜線を眺めると、こないだまで枯れた木立が見えていた部分がぼんやりとしています。まだ葉が出る前、芽吹いている状態ですね。母親はこの季節が一番好きだとよく言ってました。
モノの輪郭が柔らかいというのは、大変に穏やかな気分になれるものです。
まだ酒の味が分からなかった頃のこと。これでは格好悪いとある日からウィスキーを飲む訓練を始めました。「なにを馬鹿な」と右党の方はおっしゃるでしょう。まさしくその通り。酒は訓練によって飲めるようになるのです(消化酵素がない方は別ですよ)。国電がJRに変わったばかりの新宿駅構内では、余剰人員の整理ということで職員がバーテンダーとなり、スタンドバーを始めました。毎日の学校の帰りに、そこでサントリーオールドをストレートで一杯、肴はなしという規制を自ら作って通い始めたのです。
最初の頃はまあ不味かったこと。肴がないから味がダイレクト。誤魔化しが効かない。ムセる。苦い。それでも頑張って通いました。通勤帰りのサラリーマンたちも次第に集まるようになり、店内はなかなかの盛況です。

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何日か経ったある日、グビリグビリと飲んでいると、ある変化が起きました。物音のボリュームが下がり、照明が少し暗くなり、あらゆるモノの角が柔らかくなったのです。「ああ、これなのか」と思いました。「これがウィスキーというものなんだ」
つまりは酔った瞬間ということですが、ウィスキーの酔いは他の酒とはちょっと違うのです。それまでは新宿駅の雑踏に少しイライラし、だらしなく酔ったサラリーマンを疎ましく思い、「お前らもっと静かにせい!」なんて感じもあったのですが、そんな下らないイライラが消え失せてしまう。そこからウィスキーが大好きになりましたね。あらゆるモノの角を丸くしてくれる、これこそウィスキーの最大の魅力です。
あららら、酒飲みの話しになってしまった。失敬しました。


信州はでっかい

2004-04-23 16:09:43 | 

『電脳カフェねじまき鳥』信州佐久の鯉太郎~にインスパイアされて、日本沈没情報です。
長野県はスポーツリゾートのメッカ。位置的にも関東、関西両方面の人々が集まります。
僕は学生の頃ハンググライダーをやっていたのですが、一番行ったのが長野でした。車山、信濃平、菅平。パラグライダーは小海リエックス。部車を飛ばしていくと子犬のようにかわいい二両編成の小海線を見ました。田圃に墜落することを“たんぼ沈”と呼んでいましたが、そこが稲の植え付けが終わった頃だったりすると、薙ぎ倒してしまった苗を植え直すだけで許してもらえたものです。信州の人はカラっとしてて暖かい。そういう印象が強いなあ。
北東に行くと、群馬との県境近くには軽井沢。ここは日本一有名なリゾート地ではないでしょうか。そこで美味しいお店情報です。JR軽井沢駅北口を出てすぐ右側にある蕎麦屋さん、ここは美味い。卵焼き、コンニャクで銘酒“真澄”をいただき、盛り蕎麦で締めましょう。何しろ信州ですからどこも蕎麦は美味いですが、軽井沢駅前ではここがお勧めです。だって安いから。都内のフツーの店の半値です。パンチパーマ風の髪型のおっかさんに「これは地元でしか飲めないよ」と勧められて、たっぷりと注いでもらった濁り酒をゴクリゴクリ。窓から見えるまだ新しい駅舎とは対照的に、店の中は古ぼけていて懐かしい内装です。

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 そこから小諸に出て141号を清里へ。野辺山高原に向かって登りが続きます。左側のガードレールの向こうは崖ですが、そこには目を見張る光景が待っています。淡いグリーンに輝くカラ松の林です。特にある程度雲が出ているときには、雲間から幾筋もの光が樹林に差し込み、その光線に照らされているカラ松は眩しく輝くのです。
「このまま天国に召されちゃってもいいな、俺」なんて思ったほどの光景。
その先にはJRで標高最高地点にある野辺山駅。そして野辺山高原には世界一のマルチビーム受信機を備えた宇宙観測所。いやあ、まだまだ書き足りないくらい見所があります。本当に信州はでっかいですぞ。


本に埋もれる

2004-04-23 04:02:46 | まち歩き
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『和ちゃんブログ』本はたくさんあるにトラックバックです。
神田神保町に行くと、いつも本屋の数に圧倒されます。各店舗それぞれ得意な分野を扱っていて、学術書、アイドル雑誌、洋書、美術書、文庫等々ちゃんと住み分けている。で、その中の一つの店舗に入るとそこには数千冊の本が山積み。僕がよく行く店は狭いながら二階もありますが、その階段も二階の床も本の重みで傾いているのです。あな恐ろし、凄まじきモノ昼吠ゆる犬。なまねこなまねこ。