くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

まだ見ぬ鯉コク

2004-04-23 02:19:08 | 飲んで食べて
『rinrinのガラスの靴はどこに』さんで“鯉コクと洗いは美味い”とありました。これ、今の僕にストライクな話題です。
柴又のとある川魚料理屋に行って鯉を食べる、という取材予定があるのですが、それをここ一ヶ月以上先延ばしにしてきました。何故かというとあのウロコ。大きく分厚く、太陽光線の具合によってはギラっと輝いたりして、とても食べる魚なぞとは思えません。川魚はヤマメ、岩魚、あゆ等々みんな大好きですが、鯉だけは食べないでこれまで生きてきました。思えば穏やかないい人生でした。
しかし! ああ僕は卑しい食いしん坊であります。「井戸水で何日か泳がせているから身が締まっている」とか、「臭みなどは全くない」なんていう情報を聞いているうちに少しずつ食べたくなってきたのです。いつしか“男なら女々しいこと言わずに食ってみなよ”と、心の声まで聞こえてきました。とどめにrinrinさんの「美味しい」という一文を読んでしまったのです。ここまできて食べないわけにはいきません。いや食いたい。食ってやる。鯉も食べずに生きてきたなんて、思えば恥ずかしい人生でした。
というわけで、来月の頭には食べに行ってみます。rinrinさんありがとう。


生モノも重いモノも~

2004-04-23 00:51:17 | 
『東京のいいところ』さんに観光土産についての悩みが書いてありました。土産モノを買うのも、旅の大きな楽しみですよねえ。
旅行しているときというのは、気持ちがいつもより高揚していて、ちょっと独特な精神状態です。いつになく「あ、俺もっと人に優しくしよう」なんて思ったりして。そんな人恋しさから土産をたっぷりと買うこともしばしばあります。
食べ物に限って書きますが、自分が食べて美味しかったモノ、とても評判のいい特産品などは、間違いなくもらって嬉しいモノです。そうすると生モノなんかがけっこうありますよね。伊豆ならアジの開き。長野はアスパラ。勝浦の朝市には安くて美味そうな魚がどっさり。これらを躊躇なくどんどん買い、クール宅急便みたいなので自宅とか上げたい人の家に送ってしまう。これはうんと楽です。鮮度も保たれるし、持ち帰るときの苦労を思い煩うよりは、送料を掛けて送ってしまうほうが精神的にも割が合います。その分また旅を満喫出来るから。今は田舎の小さなお店でも、たいがいは宅急便を扱っています。
地酒とか醤油とか、軽井沢にあるすっごい美味いハチミツとか、そういった瓶詰めの重いモノも送ってしまえば、土産として遠慮なく買えます。好みによっては鮭をくわえたクマの木彫りなども。うんとでかいやつね。