カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞459 南北連絡事務所

2018年09月10日 18時06分37秒 | アジア

韓国では、極端に正反対の意見があり、多様性がなく、1つの意見に対して複数の見方が示されることは少ないと言えます。よって韓国のニュース記事を読む場合、左右両勢力の記事を知る必要が、日本より大きくあるようです。


私は、当ブログ

韓国の醜聞452 自己中と火病(2018年08月28日)」でポンペオ米国務長官は訪朝予定を取りやめたけれども「結局のところ韓国は南北連絡事務所を開設するだろう」と書きました。 


南北連絡事務所の開所 来週後半を軸に調整中=韓国当局:韓国聯合ニュース 2018/09/07  

私の予測が当たり始めたということは、終盤を迎え始めたということでしょうか

あとは南北連絡事務所の運用を開始するかどうか、抜け目なく米朝のようすをみる事でしょう。

このようにして「これは制裁違反になるかどうか」を小出しに進めていくのが韓族恒例の瀬戸際外交。

「瀬取り」が制裁違反になると非難されると、知らぬ存ぜぬに徹し、連絡事務所開設にもそういううわさが立ち始めると「延期」を匂わせるのですが、アメリカへの工作がうまくいったとなると「延期」を「取りやめる」のですね。

南北連絡事務所を開設するということは、南北の対話を模索する手段がなかったのを、制裁違反と非難されない程度に進める意図が見えはじめたということでしょう。

たとえば、事務所は「韓国側が使うため様々な設備を必要とするけれどもこれらは何も制裁違反にはならない」としながら、実質的には北朝鮮からたくさんの人がやってくるので、明らかに「便宜供与」でしょうが・・・・・・。

しかも連絡事務所は、開城工業団地内にもうけられるとのことです。どんな屁理屈をつけてでも合法を装う、これが韓族の瀬戸際外交の真骨頂でしょうか。

開城工業団地といえば

韓国では朴槿恵時代から交渉の材料にしてきたもので、開設を進めたり中断したりしました。文在寅は大統領候補のころから「自分が大統領になれば開設をすすめる」としてきたのですが、その後、国連の制裁がたび重なり中断してきました。大統領就任後1年4ヶ月余になる今、実現しそうです。

実際に運用されるかどうかは不透明ですが、9月14日あたりを目安に開設が進められるとのことです。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 148 中間選挙

2018年09月10日 17時13分21秒 | 海外

トランプ氏の弁護士ダウド氏辞任、弁護団にモラー捜査反対派の加入で:bloomberg 2018年3月23日

トランプ政権 陣営の元外交顧問が禁錮14日の実刑:iza 2018.9.8


米ワシントンの連邦地裁が、FBIへの偽証罪として、トランプ陣営の外交顧問だったパパドプロスに禁錮14日の実刑判決をくだしたようです。

先に、選対本部長だったマナフォートにも有罪評決が出ています。 


FBI、トランプ米大統領の弁護士事務所を家宅捜索 トランプ氏「下劣」と反発:bbc 2018年04月10日 


トランプ氏、共和党負ければ民主党の「暴力的変化」 米中間選挙:afp 2018年8月29日 


トランプは、中間選挙まで威嚇の手段にしており、いよいよ包囲網を突破することが難しくなってきました。

世界各国が

  1. 大統領就任当初の「トランプに怯える」段階から
  2. 制裁措置の「例外扱いになるよう」懇願する段階を経て
  3. やがてトランプを「危険視する」段階がやってきます  

そして「アメリカが世界から無視され」てはたまらないというので、トランプ弾劾に向かうと思われます。

予言者ではない私としては難しいことですが・・・・・

もしも「あと2ヶ月後」にせまった中間選挙で

    1. 下院の全部が改選
    2. 上院の1/3が改選

されるようですから

①では、もし下院で民主党が過半数を得たなら、大統領弾劾の発議ができます。

しかし②では、上院の出席者の2/3の賛成で弾劾が成立するとのことですから、実現可能かどうか分かりません

よって、いくら上院で今、51-47(定数100)で共和党が優勢だとしても通りそうになく、せめて下院で弾劾の発議が可能になるかも知れない、ということにしておきます。

ただしこちらでは、上院を「過半数」で判断しています。

2ヶ月後にせまった米中間選挙には、これほど重要な意義があるのでした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞458 朴正煕

2018年09月10日 16時21分12秒 | アジア

朴正煕(パク・チョンヒ)は

1979年、韓国内で側近KCIA金載圭に射殺されました

私の見方によると、朴正煕は、多くの問題を抱えていましたが、同時に韓族の本質もとらえていたようです。

もしもこんなことを言うと、今の左翼一色の韓国では「植民地史観だ」と一蹴され、社会的に抹殺される」ことでしょうが、残念なことに、ここは日本ですので、異論を排除することはできません(笑)。

過去の人を「今の基準で見る」のはいけません。そんな悪癖が「常時、法を遡及」するという為政者にとって好都合な方向へ走らせるのでしょう。

法を整備すれば「遡及」できませんが、法を未整備なまま放置していると「遡及」することがたやすいのです

法律の文面がいたずらに複雑なのは、「遡及させない」ための苦労なのでしょうが、大統領経験者が例外なく不幸な老後を迎える韓国では、この苦労を知っている人は少ないのでしょう。

不都合なことを社会的に抹殺したり植民地史観ということで一蹴できるほど、韓族には視野狭窄症(しやきょうさくしょう)が染み付いているのでしょうか? こんな韓国が「民主主義の先端をいっている」と豪語するのは、落語よりもおもしろいですね(笑)。 


朴正煕の主張を3つにまとめるなら

民族史上の悪遺産を反省して健全な国民道徳の確立

もしも朝鮮半島の南北分断が「悪遺産」だとするなら、まだまだ反省の色がみられません。

経済面では、最初は北朝鮮のほうが優勢でしたが、やがて韓国のほうが優勢になり、北朝鮮は世界最貧国の一つにまで成り下がってしまいました。まだ解決できていないようです。

健全な国民道徳」に至っては、まったく進んでいない状況で、世界から嫌われ、そして同国人からさえ嫌われる始末です。

実現の度合いを言うなら、「10%」程度でしょうか。

貧困からの解放

これはある程度、よくなったと思われます。ただし異常な経済格差(最初は北朝鮮が、やがて韓国が)と儒教特有の差別は厳然として残っております。

実現の度合いを言うなら、「20%」程度でしょうか。

健全な民主主義の建設

自由と規律という言葉があり、権利と義務という言葉で代用するなら、韓族には「権利意識」だけが前面に出て、「義務意識」は、ほとんどありません。

実現の度合いを言うなら、「30%」程度でしょうか。

その韓国が今、左翼文在寅政権のもと、限りなく北朝鮮と中国に接近しつつあり、日米との関係がますます悪くなる一方です。

さらに①~③の実現の度合い(%)は低くなるでしょう。


朴正煕が批判し、改造すべきと指摘した韓国人の欠陥を箇条書きにすると、次のようになる。 

①事大主義 ー 自主精神の欠落
②怠け者根性
③開拓精神の欠如
⑥企業心の不足
⑤悪性的利己主義
⑥名誉観念の欠如
⑦健全な批判精神の欠如 

彼はこれらを民族性の悪徳として捉え、このような歴史、過去を反省しないかぎり、韓国民族の未来はないとした。:P.220-222 金文学「反日という甘えを断て」祥伝社黄金文庫平成17年(2005年)12月20日初版第1刷 


中国の朝鮮族として生れ、今は日本に住む著者の発言です。

7つとも、今でも問題になっていることです。

⑥は少しマシになりましたが、奇妙な方向へ進んでしまい、何でも名誉毀損で訴える風潮を生み出し、⑦も異論をすべて排除するなどまったくよくなっていません。その他も似たようなものです。

こういったことを朴正煕が40年ほど前に指摘していたことに驚く次第で、あまりにも痛いところを突かれたので、些細なことがきっかけで射殺されるという運命にいたったのでしょうか。

韓族は

不都合な歴史・過去をみることができず、「責任はいつも相手にある」として同じことを繰り返しており、「明るい未来」は少なくとも「あと50年(2世代)」はないと断言できます。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ロシアの醜聞81 プーチンの外交

2018年09月10日 06時33分06秒 | 海外

ロシアでは

国家ぐるみの汚職を明るみにした弁護士が逆に汚職で逮捕され、告訴を取り下げるよう拷問されたが同意せず獄死したマグニツキー。逆らう者はすべて逮捕・暗殺するという最悪の状態が続いております。

ただし、そういった国ですが、この最悪の状態が当然であると思って生まれ育った人たちがいることをお忘れなく。

これは中国社会にもいえることですが・・・・・・。


アルメニア」ですが・・・・・・

 

ソ連崩壊と共に独立したようですが、東西のせめぎあいの中にあって、近年悲惨な運命を強いられています。

アルメニアの近くにある国出身の力士は次のようです。

▲ジョージア(長くロシア語風に「グルジア」でした)

栃ノ心(とちのしん)

臥牙丸(ががまる)

 ブルガリア(黒海を挟んでジョージアの西側)

碧山(あおいやま)

虎来欧(とらきおう)

なお琴欧洲(ことおうしゅう 1983- )もブルガリア出身でしたが、2014年に引退し今は鳴戸部屋の師匠(部屋持ちの年寄)。若いのに「年寄」ですね(笑)。


露、敵対政権誕生を警戒:毎日新聞2018年5月6日

長い歴史の中にあって、旧ソ連に属していたという理由だけで、ロシアはアルメニアを私物化しているようです。

こういった「私物化」に、私は大きく反対するのでした。 


欧州諸国、対米貿易問題で忠告無視した報いに直面=ロ大統領:ロイター 2018年6月9日 

プーチンは、欧州が「アメリカが押しつけてくる危険を忠告したのに無視した報いがいま来ている」としましたが、もちろんプーチン自身による周辺国に対する押しつけの危険について何かを言うはずがありません。

このあたりは、相対的にものごとをみなければならないことを示しています。細かいことを知っているからといって、常にその人が正しいというわけではなさそうです。

ロシアには総選挙という制度が、形式的に存在しますが、プーチンのメガネにかなうかどうかで立候補できるかどうかが決まるのは、イスラム教国と同じでした。

また総選挙という考えが存在しない中国ですが、経済的自治が許されたはずの香港で中国共産党のメガネにかなった人だけしか行政長官に立候補できなくしようとしているようですから1国2制度はいったいどこへいったのでしょう。 


プーチン露大統領 外交活発化 月内に独仏日首脳とも会談 4期目:毎日新聞2018年5月14日

アメリカとの距離を考えながら、忙しくセルビア・イスラエル・フランスの首脳と会談しているようです。

また2018/09/10から安倍は、ウラジオストクでプーチンと再び会談するようですが、何も進展はなさそうです。 


さてさて、皆様はどう思われますか。