カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ミャンマー

2018年09月15日 13時41分25秒 | アジア

ミャンマーにも、いろいろな課題がありそうです。

  1. ミャンマーでは、国民の90%が仏教を信仰しているらしい
  2. アウンサンスーチーは長い間、軍部から自宅軟禁されていた
  3. そのあと軍部はアウンサンスーチーを取り込み始め、民主化への期待がありました
  4. しかしアウンサンスーチーは思い通りに動けなかったようです
  5. こういう時に、昔からあったのでしょうが、バングラデシュとミャンマーの国境地帯を行き来しているイスラム教徒が語源の「ロヒンギャ」問題が勃発し、仏教国のミャンマーで宗教抗争が激しくなり、民主化どころではなくなってきたようです
  6. と思っていると、ISがロヒンギャを勧誘し始めたとの報道がありました
  7. 中東で問題を起こし続けているISですが、シリアでロシアも空爆を続け(これはこれで問題がありますが)、シリアを追われつつあるISが、いよいよミャンマーでも問題を起こし始めたらしい

IS(イスラム国)の魔の手がロヒンギャに迫る:huffingtonpost 2015年07月27日 


1年前の話で、その後どうなったのでしょうか。

世界中に反米組織はたくさんありますが

いくら反米とは言ってもISほどひどいのはないようです。

一時少なくない支持者がいて、周囲や本国の禁止を振り切ってシリアへ渡航しISに参加したものですが、その実体があらわになるにつれ「反IS」が圧倒的多数を占めるようになりました。独裁者集団にありがちな「内部抗争」ですね。

それに拍車をかけたのが、シリアの内戦問題です。いいも悪いもISがシリアから追い出されつつある今、ISは、軍部が牛耳っているミャンマーへ進出しつつあるようです。

複雑な対立の歴史があるのは、どこでも同じで、人為的な国境線ベドウィン族を生んだように、ロヒンギャ族にも似た所があります。

ミャンマーにも大いなる問題があるようで、そもそもミャンマー政府や宗教団体や一般市民の間では、ロヒンギャのことを「国境地帯の不法者」と認識している人たちが多いようです。

ロヒンギャ問題は、複雑な民族構成の仏教国ミャンマーで国内問題を解決しようとしている時に起った宗教問題であって、私たちは、バングラデシュからも嫌われ、ミャンマーも遠ざけられているロヒンギャ」から目を離せないようです。

特にミャンマーの仏教過激派とそれを利用しようとしている軍部の動きに注目しています。

被害者の側をひいきにする事が多いのですが

いまのところ私にはまだ、ロヒンギャのうちの過激派イスラム教徒とミャンマーのうちの過激派仏教徒の、どちらが悪いのか判断できる材料がなく、もっと他に理由があるのかも知れないと思っています。

ミャンマー政府が、反ロヒンギャ政策をとらずに、ISのロヒンギャ勧誘策に実効性ある判断を下し、ひいてはロヒンギャへの残虐な仕打ちがなくなることを祈るばかりです。

内部の対立だけではなく恣意的な国境線には当然のように問題があることを認識し、これの解決のため宗教を利用するのを、もうやめませんか。それでも統一のためには外敵(ここではロヒンギャ)が必要ですか?

それなら、朝鮮半島統一のために外敵である日本を利用しようとする韓族と同じレベルに堕してしまうではあ~りませんか(笑)。

一口で「ロヒンギャ」と言いますが

ここにも過激派がいて政治的に利用しようとしていますので、注意が必要です。

分らないうちは「一色」にみえるものですが、どんなことでも実は「一色ではない」のですね。

私は大型の津軽三味線・小型の江戸新内三味線・中型の上方三味線・独特の響きをする京三味線・小型の沖縄三線(さんしん)の音色を「ある程度」区別できますが、興味のない人には「みな同じ」に聞こえるはずです。

同じように、興味のない人からすれば、野球やサッカーの球団にもいろいろあるのですが「みな同じ」に見えたり、様々なアイドルグループがあるのですが「みな同じ」に見えるのでしょうか。 

さてさて、皆様はどう思われますか。  


韓国の醜聞462 大企業依存

2018年09月15日 12時19分43秒 | アジア

韓国経済は、大企業に依存し過ぎていると言われます。

景気のいい時には、自動車会社と共に部品会社もまた好調で、国全体の景気を引っ張っていくのですが、景気が停滞したり悪くなった時には、自動車会社と共に部品会社の景気もまた悪くなり、国全体の景気の足を引っ張るようです。 


韓国自動車企業の不振で…部品会社の3分の1が赤字:2018年09月14日[中央日報日本語版]  


韓国では

  • すべてが、ソウル一極集中
  • 韓国経済もまた、限られた財閥系大企業一極集中

のようです。

こういった国が限りなく北朝鮮へ接近するとどうなるか、目に見えているようです。統一すれば一極集中の弊害はなくなる、なんて「あまい、あまい、ハチミツより甘い」。

韓国経済が好調なときには、南北統一には目もくれないほどでしたが、韓国経済が今のように最悪の折には「今は統一すべき時ではない」・・・・・・

いつまで経っても統一できないのでしょう。

なのにのんきに「日本が統一を邪魔している」と言う人が出てくる始末ですから、自分には責任がなく、すべての責任は相手にあるとする末期的なうぬぼれ症状が徹底しています。

自分たちの考えが一番正しく、それに反対している日本はひどい・・・・・・こんな調子です。「無批判に北朝鮮へ接近しているとする現実に対する批判内容を吟味する余裕がないため、まるで自分の欠陥が日本のせいだと考えているようです。こういうのが続く限り韓国は限りなく没落し続けることでしょう。

元々ない信頼性がますます低下していき、いったいどこまでいくのでしょうか。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


北朝鮮の醜聞111 米朝関係

2018年09月15日 01時44分45秒 | アジア

米朝関係があやしくなってきました。

  • 1年ほど前までは、「ロケットマン」「おいぼれ」と実に口汚くののしり合っていたのが、ぴたりとミサイル発射実験や核実験を中止しております(いつ再開するか分かりませんが)。
  • しかし2018年6月の米朝会談は、形式にこだわりすぎて何ら実益をもたらさず、さらに2回目の米朝会談を北朝鮮が提案する始末です。
  • 2018年2月の平昌五輪でも、開会式では南北合同で入場したのに、閉会式では北朝鮮・韓国が別々に入場するなど、あれだけ北朝鮮に接近した韓国なのに、南北関係はちょっとした情緒で目まぐるしく変わります。国連の制裁違反になりそうだということで、韓国が北朝鮮に貸与していたのを返却するよう要求したことからギクシャクし始めたのではないかという報道もあり、韓国が国連制裁下の北朝鮮の扱いに相当苦慮していたことを見せつけました。これは限りなく北朝鮮へ接近するだけで何の意見も言えない瀬戸際外交の宿命でしょうか。
  • その後、瀬取りや国境を越えた制裁違反・密輸などが堂々と横行し始めたのは、国際世論が韓国を見放したからでしょう。
  • 提案しておきながら不都合なことが分れば引っ込めるのが独裁国家に特有であって、これが北朝鮮の首を絞めることになるだろう、そう私は見ています。 

北朝鮮紙、米国の「裏表ある態度」非難:ロイター 2018年8月27日 


「裏表」が激しいどころか

どちらが「表」か「裏」か分らないほどドロドロした北朝鮮が、アメリカの裏表を非難しているようです。

言う資格がないことを平気で言うのが、いかにも北朝鮮らしいところですね。

別の表現をすれば、鏡で自分を映す習慣がない独裁国家特有の症状でしょう。

いよいよ元の木阿弥なのか

1年ほど前、平昌五輪に北朝鮮が参加をほのめかした頃から北朝鮮が挑発を避けてきたのは事実ですが、それは北朝鮮自身に巧妙な意図があったからです。

しかしその意図が思惑通り進まないことが分り始めた平昌五輪の後半から怪しくなり始め、南北はもちろんのこと中国・ロシアも巻き込んだ国連制裁に違反する言動が目立つようになりました。

北朝鮮は、いま、国連制裁されていることを、忘れているようです。

ソチ五輪が終わってからウクライナ領クリミア半島侵略をしたロシアの例もあり、北朝鮮も平昌五輪を境に姿勢が変わってきたのです。この両例から、独裁国は、冬季五輪を利用しその直後から怪しげな行動をとる、と言えましょうか。

1年前の米朝関係に戻りつつあるのか、トランプの大統領弾劾とともに、目が離せません。

さてさて、皆様はどう思われますか。