カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

世論操作と支持率

2018年09月28日 16時05分54秒 | 社会

同じ事実を目の当たりにしても

人の判断が真逆になることがあります。正反対の意見を許せるようになると、多様性が増し、異論を排除しないようになります。この点では、いくら韓国の文在寅が何を言おうとも、韓国・中国・北朝鮮・ロシアは失格でしょう。

報道規制がある場合はもちろんのこと、メディアのほとんどが国家の言いなりになっている場合、特別に危ないと言えます。

そこに世論操作が入ると、さらに支持率にも疑問がわいてきます。

ロシアの場合 

  1. ソ連崩壊で自信を失いかけていたロシアをここまで偉大な国家にしてくれたのがプーチンとするロシア国民の一部。
  2. 地下の暗躍組織をなくせないまま、その暗殺と言論封殺およびメディア懐柔でなんとか政権を維持できている弾圧独裁国家ロシアの大統領プーチン。

中国の場合

  1. 世界制覇を夢見る中国共産党のおかげで世界第2の経済大国になったので、これからも中国共産党に忠実でありたいとする中国国民の一部。 
  2. 政権にたてつかない代償として不正やワイロを見逃してくれた中国共産党のおかげ。しかし国内でヨイショ体質が骨髄まで染み渡った中国人が世界に出ていって弾圧する中国共産党のタガがはずれたか、マナー最悪の醜態を長期に渡って演じています。これは正常化する見込みがなさそうです。

韓国の場合 

  1. この1年半ほどで、北朝鮮を敵とみる腐敗の保守政権から一転して、南北統一をこころみようとする左翼政権になり劇的に変化したとする韓国国民の一部。文在寅大統領の説明では、かつてなかったほど韓国の言論の自由は広がってきたとのこと。
  2. ますます韓国の瀬戸際外交が進み、北朝鮮へ行ってはヨイショし、アメリカへ行ってはヨイショしており、卑怯なコウモリ体質は抜けません。為政者が何を言おうとも、偽りの言葉のどれも信用できませんね。120年前に福沢諭吉が喝破していた時代から朝鮮半島では何も変わっていないようです。異論を許さない対立だらけの韓国は、間違いなく法に矛盾があるのに、歴代大統領経験者をほとんど例外なく粗末に扱いながら法の整備ができないままの、擬似民主国家なんです。

北朝鮮の場合

  1. 3代目金正恩同志のおかげで国は発展し民も豊かに生活できるようになり、こんな幸せなことはないと語る北朝鮮国民。 
  2. 問題は金正恩なのか、それとも取り巻き年寄連中なのか。貴乃花が年寄を引退するように北朝鮮の年寄も引退すべきか、それとも若い血気にはやる連中よりも使いやすいとみて、側近として温存するのでしょうか。トランプの説を信じ仮に首脳が立派な人物であっても、取り巻き連中が国を潰すのでしょう。これは、北朝鮮のみならずロシア・中国にも言えることでした。 

アメリカの場合

  1. トランプの「アメリカ第1主義」のおかげで、アメリカは活気を取り戻したとするアメリカ国民の一部。
  2. 取り巻き連中が国を滅ぼすのだとすれば、トランプの取り巻き連中がトランプの朝令暮改に苦しみ、異常な数の側近が辞任し解任されました。国の内外でトラブルを起こし続けるトランプですが、都合のいい取り巻き連中にしておくことが、結局多様性をそこね、国を滅ぼしていくのでしょう。

日本の場合 

  1. 韓国の最低賃金引き上げで大統領の支持率が下がったような失政がみられない安倍内閣は、念願の憲法改正へと進んでいくことでしょう。 
  2. 圧勝すれば危ないのは世の習い。勝ちすぎた照ノ富士・旧希望の党はご承知の通りの結果ですが、野党で勝ち進んだ立憲民主党、一党独裁に近くなった安倍自民党が、いま最も危ないのでしょう。 

「1.」はヨイショ組

「2.」は野党組、の意見です。

同じ国をみるのに、立場や環境が違えば、こうも主張内容が変わってくるのですね。

アメリカのトランプ、ロシアのプーチン、北朝鮮の金正恩、中国の習近平、日本の安倍晋三、顔かたち使う言葉がみな違うけれども「同じ穴のむじな」なんでしょうか。   

さてさて、皆様はどう思われますか。


サイバー攻撃

2018年09月28日 09時35分18秒 | 海外

サイバー攻撃が活発です。もともと米発祥でしょうが 

当初ネットは信頼できる人だけの閉空間だったのが、やがて普及するにつれ開空間となり、便利になりました。

しかし便利になると間違いなく悪用する人がでてきます。PC・携帯電話・ATM装置・動画技術などをみても明らかです。

便利な活用方法を編み出した人が、悪用方法を編み出すかも知れません。便利・悪用の発明者が同一人物かも知れないのです。これを世間では「マッチポンプ」方式と言っております。

♬  盗人を とらえてみれば 我が子なり

軍事に似て

  • 相手の足跡を嗅ぎつける工夫
  • 自分の足跡を何とか消す工夫

が繰り返されるのがサイバー空間。  

  1. アメリカによる世界戦略
  2. ロシアによる他国への干渉
  3. 中国による他国への干渉

いずれも

自分のあしあとを消す手法については絶対に触れませんが、相手のあしあとの臭いについては流用を恐れて結果のみを公表

現在のサイバー攻撃には偽装が関係しています。

偽装・偽造・パクリ」と言えば、誰が何と言おうとも中国・朝鮮半島が「本家 本元 始祖 元祖、大本山 総本山 別格本山 家元 発祥の地」 ですネ(笑)←ちょっとしつこいのでは? 


米、反中キャンペーン展開へ=サイバー攻撃非難-報道:時事 2018/09/24 


トランプによる

中国への攻撃(貿易赤字・知的財産権無視・人権問題など)が終わりそうにありません。11月に米中間選挙があるからですね。

2大トランプ手法として次が挙げられますが、これは中国にも見られる伝統的な手法です

  1. 事前に、良好な個人関係(習近平・金正恩・プーチン)をつくっておき、あとで豹変する手口
  2. 最初にガツンと食らわせておき、あとで懐柔策にまわる手口

トランプも

習近平は立派な人だが、もう友人ではないかも知れない」と、独裁者らしく1年程度で豹変した心情を吐露しております。

    • 1回会った程度で友人になる不思議
    • 1年程度で友人でなくなる不思議

なぜか、近い将来のトランプー安倍の関係を予感させます。

中国が、激しい弾圧・人権侵害でここまでこれたのも不思議で、これからは大きな経済発展は望めないでしょう。

そもそもトランプが米大統領になったのが不思議

トランプが登場してから不思議なことばかりで、これを別表現すれば「大混乱」ですね。

トランプは今、なぜか金正恩をもちあげ始めています。

裏から制裁破りで中国が北朝鮮を支援しているのは衆知のようで、これを少なくしようとしているのですが、これまた短い蜜月で終わりそうです。

しかし米国の保護主義でしか中国の横暴を防げなかったのがトランプの最大の欠陥でしょうか。 


平昌冬季五輪、サイバー攻撃受けていた 攻撃元については明かされず:afp 2018年2月11日   


IOCが平昌開会式でサイバー攻撃を受けていたようです。

攻撃元については把握しているようですが、公表していません。偽装があり、特定できていないのかも知れません。

しかし公表しないと、無数の憶測がでます。

これは独裁国家が公表しないために、「さる筋によると」「高官の話では」、という憶測記事が多いことに関係しています。 


露が米民主議員にサイバー攻撃 再選阻止狙う? 中間選で初の干渉

・・・・・・具体的な手口は、露軍情報機関「参謀本部情報総局」(GRU)の傘下にあるハッカー集団「ファンシーベア」が2016年米大統領選で多用した、「米上院の事務局」を名乗る偽の電子メールと偽サイトを使って標的のメールのパスワードを盗み出す手法を応用したものだったという。:iza 2018.7.28  


いずれも偽装に関係しております、

便利なほうに人は流されやすく、わざわざページを開かなくても「クリックだけで開ける」のは楽なんです。

しかしそれがニセのサイトであるとは知らずに、パスワードを入力してしまい、それがきっかけでニセのメールが可能になります。こうなると他人のサイトを乗っ取るのは容易になります。

しばしば「パスワードを変えるように」との助言が見られます。盗まれたときの対策として「しばしば変えるのは効果的」なんでしょうが、邪魔くさいものですね。いやパスワード疲れが出てしまい、どれが本当のパスワードか分らなくなってしまうのでした。

もっと悪いのは・・・・・・

自分は悪いことをしていないから、盗まれても平気」だという人で、そんな人がパスワードを使われて他人に大きな被害を与えているとは知らないままなのです。

たまに金額が異様に大きいので気がつく場合がありますが、無料メールも多数あり、知らないうちに自分が加害者になっているかもしれません。

バレないように他人のパスワードを使う手口が増えていくことでしょうから、十分お気をつけ下さいますよう。

アメリカの中間選挙を中心に考えると

  • 今トランプは中国を標的にしているので、中国共和党負けるように働きかけます。
  • そしてトランプはロシア疑惑を否定しており、ロシア民主党負けるように働きかけます。
  • 形式的には連携してアメリカに対抗しているような危うい関係の独裁国家同士「中国・ロシア」でしたが、2年足らずでやはり危うさは現実のものとなりました。
  • トランプとしては、ロシアの「おかげ」で大統領に当選できたとは決して言えないので、ロシア疑惑には「積極的に否定」し続けてきました。一方中国が反トランプ(共和党)なので「安心して中国の干渉を肯定」できます。
  • 何を肯定し、何を否定するか、で何かが分る場合があるのですね。 

米超音速ミサイル機密盗む=中国当局がサイバー攻撃か-米紙

米紙ワシントン・ポスト(電子版)は8日、中国当局のハッカーが米海軍の請負業者にサイバー攻撃を行い、米軍が2020年までに配備予定の超音速対艦ミサイルに関する極秘情報を盗んだと報じた。海軍が連邦捜査局(FBI)と協力して調査している。:時事 2018/06/09 


国同士の犯罪で、たとえ相手の手口を把握していても

細かい手法を公表してしまうと、次回から「その手口を使わないようになる」ので、軍事情報と同じで、必要だと判断したとき以外は詳細を述べないのが普通です。

私は、サスペンスや推理ものをまず視聴しませんが

  • 普通の人は「そういうだまし方があるのか」と気がつき、「注意しなければならない」と被害者の立場から考えますが
  • ある種の人は「なるほど、どういう風に人をだますのか」と加害者の立場からバレない方法を模索しているのです。

これはつらいことですが、実際のことなんです。

  • は、間違いなく人の成長には大切ですが、時に悪意のある人もいるのです。
  • 自然は、間違いなく人を大きく育てますが、時に大きな試練を課すことがあります。

人と自然、私たちは、これを効果的に使わねばならない時代に生きているようです。

さてさて、皆様はどう思われますか。