カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

台風21号と震度6強の大地震

2018年09月06日 11時51分50秒 | 科学(気象)

つくづく日本には、自然災害が多いと感じます。

  • 台風21号とその余波
  • 北海道の大地震 

台風21号とその余波 

関西空港という海上空港を造り、騒音問題を解決したようにみえましたが、滑走路が水浸しになったことと、台風の強風に流された船が陸地と海上空港を結ぶ橋に衝突し損傷を与えた為、海上空港で孤立した何千名もの利用客を停電のもとで夜を過ごさせたのは、大きな失態でした。

台風の通過と満潮が重なり、しかも台風が須磨あたりを通過したため東側にある大阪湾の海岸地帯で南風が強くなって多くの浸水事故を引き起こしたのだと思われます。

また関西地区で200万戸ほどが停電の被害を受けているとも報道されています。

北海道の大地震

2018/09/06 03:08ごろ、北海道胆振(いぶり)地区の安平町(やすひらちょう)で最大震度「6強」を観測したのは、内陸部の地震なので津波は起こさなかったようですが、これまた300万戸ほどの停電を引き起こし、追加報道によって被害が他にも多かったことが分ると思われます。 


浸水

最近では、ラオスやミャンマーやベトナムでの洪水やダム決壊があり、多くの浸水被害が報告されました。

日本でも「記録的な豪雨」「毎年おこる『50年に1度』の大雨」があり、多くの遺体が発見されました。

特に台風による高潮が原因で浸水するのを少々の堤防で防げるとは思われません。

また河川の氾濫は、河川に沿った雨雲が長期に渡って同じ場所に存在し続けるのを想定しておらず、これまた防ぎようがないのでしょう。

都会で頻発する「ゲリラ豪雨」も対応のしようがない災害だとされます。 


地震

(宝永4年:1707年)11月23日午後参上せよと仰せがあった。昨夜地震があり、この日の正午ごろ雷が鳴った。家を出るとき、雪が降っているように見えるので、よく見ると、白い灰が降っているのである。・・・・殿は本丸に出られ、やがて御前に参上すると、空がはなはだしく暗いので、あかりをつけて進講をした。・・・・「この日、富士山が噴火して焼けたためだ」ということが伝わった。 P.96 新井白石「折りたく柴の記」日本の名著 中央公論社

宝永の富士山噴火がたまたま新井白石の時代だったようで、昔から日本には災害があったという例でしょうか。


ロンボク島で再び地震、少なくとも91人死亡 インドネシア:bbc 2018年08月6日

インドネシアもまた地震が多いですね。この直後、2018アジア大会がインドネシアで開かれました(08/13-09/02)。

2015年ネパールで「ヒンドゥー教を信じているから大地震が起きる」と言った韓国人宣教師ですから、インドネシアでも「イスラム教を信じているから大地震が起きる」と言うはずですね。

こうして、いやこうしなくても、韓国人の信頼性はどん底に落ち、バカにされ、反発されることでしょう。

しかし、序列一辺倒のうぬぼれ韓国人ですから、変わるなんてあり得ませんね。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 147 ウッドワード

2018年09月06日 09時39分22秒 | 海外

米ワシントンポストの記者

バーンスタインとウッドワードといえば、協力してニクソン大統領(1913-1994 大統領在任:1969-1974)を辞任に追い込んだ名物記者で、両者とも70歳を越えていますが、調査報道・権力批判で知られています。

最近では、ウッドワードの新著Fear: Trump in the White House(恐怖:ホワイトハウスのトランプ)が話題になっているようです。

もちろん発売前(2018年9月11日発売?)なので全文を読んだわけでもないし、また邦訳版も出ておらず、報道のみを頼りにしております。

その報道でさえ、すべてに目を通しているわけではありませんが、今のところの私の印象を申し上げるなら

トランプの暴言・失言を取材で集めたもので、既に知られたことも含まれますが、内部告発者を徹底的に匿名にしているようです。

言い替えると、発言者は公の職についている人たちですが、誰がそれを聞いたのかは、秘密にされています。それが広く告発者を得た秘訣のようで、たとえウッドワードが論外の韓国政府のように告訴されようとも、維持されるはずです。

政権側の反応ですが

トランプの報道官は「不満ある元職員のでっちあげだ」と擁護しますが、「その不満をもたせたのがトランプ」であることに触れるはずがありません。

異論に対して「でっちあげ」とするのがトランプをどん底においやったと気づいている多くの側近たちは、これからもどんどん辞任し解任されることでしょう。すでにトランプは「裸の王様」状態なのです。:その1 その2

トランプ本人はずっと前から

「老人性痴呆症」の疑いをもたれていて、残っているトランプ側近たちが必死で大統領トランプをかばい、書籍の発言内容を「そろって」否定しておりますが、この「そろって」が怪しいですね。

要するにトランプは

    • 側近が自分を擁護するなら「よい人間
    • 側近が辞任し敵になると突然「無能者

もう典型的な独裁者ですね。

私が、もう何回言ったことでしょうか

「トランプは米大統領にふさわしくない。居酒屋での普通のおっさんだ」と。いや普通のおっさん以下だと言えましょう。

世間では「独裁者独裁者を好む」とします。

よってトランプは、習近平・金正恩・プーチンらといい関係を維持していると豪語するのです。

一方で、メイ・メルケル・マクロン・トルドー・安倍らを威嚇し、中東のシリアやイランを徹底的に嫌っていて大混乱を生じています。

バランスを保つために中国を知的財産権で制裁する始末ですね。とは言いながら私は、中国の悪質さに関してはトランプに賛同しますが。

トランプは、まるで幼稚園児のようですね。 


著名米記者の「トランプ本」が暴露 「ノイローゼ状態」のホワイトハウス:bbc 2018/09/05

暴露本でしょうが、ニクソンを辞任させたように、トランプを辞任させる有力な資料となり、米特別検察官モラーを勇気づけることでしょう。

トランプに反発すると「フェイク・ニュース」とし「魔女狩りだ」とするのですが、「自分で発する言葉がフェイク・ニュース」であり「自分が魔女狩りをしている」とは、まったく気づいていないようです。 


トランプ関連の任命・辞任・解任をまとめましょう。 

2016/08/17 バノンを選挙対策本部長に任命
2016/11/18 クラッパー米国家情報長官辞表
2016/11/13 首席戦略官にバノンを指名
2017/01/20 イエイツ司法長官代行を解任(10日間の短命)
2017/01/28 バノンを国家安全保障会議常任に任命
2017/02/10 タルーロ連邦準備制度理事会理事4月に辞任
2017/02/13 フリン大統領補佐官が辞任(24日間の短命)
2017/02/17 ワーウォード退役中将がフリンの後任を断わる
2017/03/08 ダニエル・ラッセル国務次官補辞任
2017/03/11 バララNY連邦検事が解任される
2017/03/16 ダン・コーツが国家情報長官就任
2017/03/31 ケイティ・ウォルシュ次席補佐官が辞任
2017/04/04 バノンを国家安全保障会議の常任から解任
2017/04/06 バノン首席戦略官をNSC常任委員から外した
2017/05/13 コミー(James Comey)FBI長官を解任
2017/05/17 米司法省がモラーを特別検察官に任命
2017/05/18 マイク・ダブキ広報部長が辞表
2017/06/01 マスクが大統領助言委員会の委員を辞任
2017/06/07 トランプがレイFBI長官を指名
2017/07/19 ショーブ倫理局長辞任
2017/07/21 スカラムッチ広報部長任命
2017/07/22 スパイサー報道官辞任、サンダースが報道官に
2017/07/25 セッションズ司法長官解任検討報道
2017/07/28 プリーバス首席補佐官解任
2017/07/28 ケリー国土安全保障省長官が首席補佐官に
2017/07/31 スカラムッチ広報部長(10日間の短命)
2017/08/02 任命 上院でレイFBI長官任命可決
2017/08/16 製造業同盟ポール会長などが評議会委員辞任
2017/08/18 バノン首席戦略官解任
2017/08/25 ゴルカ大統領副補佐官解任
2017/09/08 トランプ警護のシラー
2017/09/29 プライス厚生長官を解任
2017/10/31 マナフォート無罪主張(元選対本部長)
2017/10/31 リック・ゲーツを初起訴
2017/10/30 元外交政策顧問パパドポロスが露との接触証言
2017/11/29 クシュナー事情聴取
2017/11/30 ティラーソン米国務長官更迭報道
2017/12/01 米報道官が国務長官更迭報道を否定
2017/12/01 特別検察官がフリンを起訴
2017/12/02 フリン虚偽供述で有罪認める司法取引
2017/12/03 フリンのロシア接触は合法
2017/12/10 パウエル大統領副補佐官が年明け辞任報道
2017/12/24 FBIマケイブ副長官3/18退任
2017/12/30 政権発足1年後61人高官退任と報道
2018/01/00 バノンが政権暴露しすぐに反省
2018/01/05 米国家安全保障局ロジャーズ局長が今春退任
2018/01/12 特別検察官モラーがバノンに大陪審への召喚状
2018/01/13 駐パナマ米大使フィリーが3月9日辞任表明
2018/01/17 証言 バノンが事情聴取に応じるか(召喚なしか)
2018/01/20 予算案が上院否決で20日から政府機関一部閉鎖
2018/01/23 つなぎ予算が通過(閉鎖は3日間)
2018/01/24 セッションズが特別検察官による事情聴取
2018/01/29 FBI副長官マケイブが辞任
2018/02/02 米国務省ナンバー3のシャノン次官退任
2018/02/07 ホワイトハウスのロブ・ポーター秘書官
2018/02/22 特別検察官が元顧問ナンバーグを事情聴取
2018/02/27 国務省ユン北朝鮮担当特別代表が週内に辞任
2018/02/27 資格 クシュナー「最高機密」資格失う
2018/02/28 ヒックス広報部長が辞任
2018/03/01 マクマスター大統領補佐官来月辞任報道
2018/03/06 コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任
2018/03/13 ティラーソン国務長官解任
2018/03/13 ポンペオ国務長官指名(前CIA長官)
2018/03/14 ジーナ・ハスペルCIA長官指名
2018/03/13 ゴールドスタイン国務次官解任
2018/03/16 セッションズがマッケイブFBI副長官を解雇
2018/03/22 マクマスター補佐官辞任(後任ボルトン)
2018/03/23 トランプ主任弁護士ダウド辞任
2018/03/29 シュルキン退役軍人長官を解任
2018/04/10 ボサート米大統領補佐官が辞任
2018/04/11 ライアン下院議長(共和党)が引退表明
2018/04/11 シャドロー大統領副補佐官が27日付辞任
2018/04/26 米上院がポンペオ国務長官を承認
2018/04/26 主治医ジャクソンが退役軍人長官候補を辞退
2018/05/11 米国土安保長官ニールセンが辞任検討報道
2018/05/17 米上院がハスペルCIA長官を承認
2018/06/13 サンダース大統領報道官が年内辞任報道
2018/06/28 米大統領首席補佐官ケリー後任探し報道
2018/07/13 ロシア情報部員12人を起訴
2018/07/13 国家安全保障会議アランジオが更迭される
2018/07/17 マティス国防長官辞任報道
2018/07/17 ダン・コーツ国家情報長官辞任報道
2018/07/17 トランプが前日の米露共同声明時の発言を訂正
2018/07/29 駐エストニア米大使ジェームズ・メルビル辞任
2018/08/21 コーエンが8罪を認め司法取引
2018/08/22 コーエンが大統領恩赦を望まないと発言
2018/08/29 法律顧問マクガーンが今秋退任

抜けた不祥事があるかもしれません。

どんな政権下でもいくらか辞任者がいるものですが、トランプ政権下では、辞任・解任があまりにも多すぎるのでした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


誰にもある「引退」

2018年09月06日 00時03分30秒 | 生き方

スポーツ選手などが、いつかは経験する「引退」。

引退がないとされる世界の一つとして落語があります。生涯現役ですね。

しかし「枯れた味がいい」とは言っても、あまりの醜態は見せられず、事実上の引退はあるでしょう。 

いろいろな世界の引退をみると・・・・・・ 


新井貴浩 

1999-2007 広島

2008-2014 阪神

2015-2018 広島(9月5日、今季で引退と表明) 

こちらによれば、2015年には阪神最後の年俸7000万を大きく下回る2000万で広島と契約し前半は振るわなかったのですが、翌2016年には年俸が6000万に増え4番を維持しセ・リーグ優勝に貢献(日本シリーズでは北海道にまけた)。

なお6年下の弟もやはりプロ野球選手で、しかも兄と同じ広島→阪神でしたが、兄よりも弟のほうが1年はやく引退しました。

ただし弟は不祥事で引退したわけではなさそうです。

大嶺翔太

同じロッテ所属の大嶺祐太の3年差の弟「大嶺翔太」が、2018年6月金銭不祥事が原因で引退しました。

これもまた弟が先に引退した例です。

堂上剛裕

3年上の兄のほうが先に引退し、弟(堂上直倫)はまだ現役プロ野球選手で順当なところです。

引退に関しては、いろんな話があります。


昭和49年、西本幸雄監督が近鉄にやってきたとき、鈴木啓示は年こそ26と若いが、既に5年連続20勝の実績をもつ押しも押されぬエース。・・・・西本の近鉄最後の年ともなった昭和56年、鈴木は自らの人生最大の危機を西本によって救われる。大スランプ。・・・・ある晩、西本のところへ引退の意志を伝えに行く。ところが西本の答はこうであった。「つらいほうの道を選べ、スズ。楽な道はいつでも選べるぞ」この力強い叱咤激励で、鈴木の消えかけていた野球への情熱が再燃した。:P.145 森純大著 村田兆治監修 HBJ出版局

トップレベルにある人の心の動きが少し分ったような気がします。

いろいろと問題があった西本でしたが、良い面もあったのですね。どちらに注目するかだけの違いでしょうか。 


中原誠

1998/04/23(20年も前ですね)仕事が終わってお好み焼き屋に寄ると中原誠と林葉直子の不倫騒動という話を聞きました。確かめようしたのでしょうか、見たことがないテレビのワイドシーを見ると、中原の音声が入った留守録音テープがマスコミに流れているようで、どうやら林葉が週刊文春へ持ち込んだネタではないかという気がしてきたものです。しかも中原という50歳の男が女の林葉を妊娠させ中絶させたようです。

最初は林葉の一方的な惚れ込みでしたが、やがて中原が離れられなくなり、別れ話が林葉から出たころから「もめ始めた」のは通常のパターンでしょうか。

中原が自宅前で行なった4回もの記者会見は、別に平謝りでもないし怒りでもなく、たんたんと語っていただけにかえって違和感をもったものです。

中原も引退か、と20年前に綴っております(1998/04/24自筆の記述)。

そのご中原は、将棋界で長年の間、名人位かA級だったのが、2000年度からB1級で指すことになり、これを2年続けたあとフリークラス入りを宣言。

2008年8月12日の対局後の感想戦中に脳内出血を起こして緊急搬送され、2009年3月31日をもっての引退となりました。:Wikipedia  


独代表をエジル選手引退 「負ければ移民」差別に抗議:日本経済新聞 2018/7/23

「会長や彼の支持者から見れば、試合に勝てば私はドイツ人だが、負ければ移民だ」というエジルでしたが、トルコ系移民3世らしい人の発言であり、どちらが悪いのか私には判断できません。  


カルロス・ベルトラン(プエルトリコ出身) 

1998-2004 KC
2004-2004 HOU
2005-2011 NYM
2011-2011 SF
2012-2013 STL
2014-2016 NYY
2016-2016 TEX ベルトラン・ベルトレイと続く打線
2017-2017 HOU 2017/11/13 引退を表明 


ベルト・ケンプフェルト(1923-1980)

ドイツの音楽家で、同じ「ベルト」系でした。

引退することなく、スペインの自宅で56歳で死去しました。 


亜希、清原和博の暴露本出版で不安「甲子園に近寄らないで」:2018.07.25

引退試合の後で清原が帰宅した時、亜希は寝ていたようです。 


引退の意向 共和党、資金集めに影響も:毎日新聞2018年4月11日

2018年11月の米中間選挙に立候補せずに政界引退を表明した米下院議長ポール・ライアン(1970- )。

トランプと同じ共和党ですが、トランプに勝てないと判断したのでしょう。まだ若いし都はるみの例もあるので、2~3年後には政界へ復帰することでしょう。その時には、トランプに勝てると読んで・・・・・・。 


川﨑 宗則

引退かどうか、まだはっきりせず、ソフトバンクを退団したもよう。明るい人を演じていたようですが、それが原因で神経症になったのでしょうか、よく分かりません。

2001-2011 ソフトバンク

2011-2011 SEA

2013-2015 TOR

2016-2016 CHC

2017-2017 ソフトバンク 


最近(と言えるかどうか分りませんが)、政界を引退した人たちを、思いつきで並べると・・・・・・ 

谷垣禎一
高村正彦
平沼赳夫
亀井静香
漆原良夫
鈴木克昌
鴻池祥肇
丹羽雄哉
 

このほかに、もっとあるでしょうね。 

さてさて、皆様はどう思われますか。