カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞403

2018年09月17日 14時39分57秒 | アジア

中国によるウイグル人強制収容、米議員団がトランプ政権に制裁要求:afp 2018年8月30日   


アメリカによる中国に対する

  • 貿易赤字を根拠に制裁
  • 知的財産権を根拠に制裁
  • 人権問題を根拠に制裁要求  

やつぎばやですね。私の個人的な考えでは

  • 中国は、旧万里の長城の範囲を領土とする国になるか
  • 少なくとも、漢人だけの地域を領土とする国になるか

どちらかが、周辺国にとって安寧状態でしょう。今のままでは、広すぎて制御できない領土ですから、弾圧するしか脳がないのでしょう。 

古代遺跡から、「ウイグル」を検索してみました。 


北京に響くシュプレヒコール 当局黙認、異例の抗議デモ:朝日新聞 2018年7月2日

まず、ごく新しいところから。

習近平はこの北京中心部の政府機関前での抗議活動を黙認しているようです。

中央民族大学付属高校の生徒の親たち数百人が、突然の教育制度変更に対して抗議しております。  


ベトナム戦争を忘れた中国 

政治から見た中国と文明から見た中国はまったくちがう。朝鮮と同じく中国と接するチベット、ウイグル、モンゴルは、たとえば、漢字、儒教、道教といった数千年の歴史を持つ中華文明の影響を受けていない。 

それに対し、朝鮮とベトナムは、「小中華」とみなされ、大乗仏教国家として、長期にわたる天朝の朝貢冊封秩序に組み込まれていた。そのため、文明・文化が中国の影響を色濃く受けている。ユーラシア大陸で社会主義革命に成功したのは、西の東方正教・スラブ正教文明圏、東では儒教文明圏のみであった。 

ウイグル、チベットは満州人の清に征服されたものの、政治的には日本の江戸時代でいう外様大名の状況に類似しており、政治・文化自立の地域として「藩部」と称され、対立も少なかった。しかし、中華人民共和国の樹立後、北京の中央政府が政治的統合をはかったため、文化摩擦と文明の衝突が絶えなくなつた。それが、ダライ・ラマ14 世の言う「文化虐殺」そのものなのだ。・・・・・・

もう1つは、「国内の敵」を最前線に送って外敵に殲滅(せんめつ)してもらうという目的だ。中国でいう「借刀殺人」(刀を借りて人を殺す他力本願)である。たとえば、朝鮮戦争の最前線に毛沢東は義勇軍を送り、人海戦術で国連軍と対戦させた。義勇軍は多数の死者を出したが、毛沢東は邪魔者が消えたのでほくそ笑んだ。

鄧小平も毛沢東を見習った。ベトナムに対して「懲罰戦争」を公言したのは、文革直後のことである。国内でまだ政治抗争が続いており、鄧小平は、軍権掌擦以外にも、林彪系などの敵対勢力を排除する必要があった。さらに有力な毛沢東派の許世友らの部隊をもベトナム軍との戦いの最前線に送ったのである。つまり、政敵をベトナム軍に殺してもらうのも、戦争目的の1つだったのだ。

そして、中国は、今も変わらずベトナムの領土を奪おうとしている。南シナ海に領有権を主張し、石油掘削作業を勝手に始めた。そもそも古代から中国は、大陸国家として海を忌避してきた民族である。陸以外、領土として考えたこともない。:黄文雄「犯中韓論」幻冬舎ルネッサンス新書 


諸悪の根源は、中国共産党にあったのでしょう。

つまりウイグル族などが住む場所へ漢族をどんどん送り込んで、無数に子孫を増やした後、一人っ子政策を40年もとり続け、人口構造の歪(いびつ)さに気がついて一人っ子政策をかえようとするなど、思いつきの政策をとり続けております。

しかも中国には、実質上「中国共産党に代わるべき組織が存在しない」という不幸があります。 


さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 151 米中貿易摩擦

2018年09月17日 13時36分13秒 | 海外

中国、貿易協議拒否も=米が制裁第3弾表明なら:時事 2018/09/17 


米中の貿易戦争で

  • アメリカが中国からの貿易赤字を理由に関税を上げると
  • 貿易赤字には触れずに中国は同額の報復関税
  • アメリカが中国の報復関税を根拠に関税の領域を広げると
  • 中国もまた同額の報復関税
  • アメリカが協議を模索しながらも、知的財産権を根拠に第3弾の関税をちらつかせると、中国高官が知的財産権には触れずに「銃を頭に突き付けられた状態で第3弾の関税を表明するなら交渉しない」とのべたようです。 

中国が

問題となっている貿易赤字や知的財産権に触れないのが、銃を頭に突き付けられた状態」をもたらしているとは気がつかないようですが、事態を認識してはいるものの不都合なことは絶対に言わないという中国の本質を暗示しております。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞465 あすから第3回目の南北会談

2018年09月17日 12時35分48秒 | アジア

2018/9/18-20 に予定されている南北会談3回目

  1. 2018年度1回目は、4月27日に板門店で生中継。
  2. 2018年度2回目は、5月26日に板門店で非公開。翌27日文在寅が記者会見し「非核化の具体的な事案については、米朝の間で話合われること。自分は発言すべきではない」と発言。
  3. 2018年度3回目は、9月18日-20日にピョンヤンで行なわれ、1回目と同じで生中継されるとのこと。  

ロシア・北朝鮮・韓国の3国経済協力による鉄道網建設などが

  • 国連安保理制裁の対象
  • 国連安保理制裁の対象

とするか、駆け引きが行なわれます。

  • 駆け引きがうまくいけば何も言いませんが
  • 駆け引きがうまくいかなければ「他者のせいにする」

これは、韓族の伝統的なモットーでした(笑)。

韓国としては

▲国連の「北朝鮮制裁やぶり常習犯」とみなされながら、南北統一に向かって走れるかどうか

現在の経済状況をみて、アメリカ一存ではなくロシアと結びつきを強くしたいという動きが韓国にあるということは、韓族に「独裁国家の風情を隠しきれない」ところがあることの証左でしょうか。ロシアに丸め込まれるのがおちですが、瀬戸際外交を旨とする国ですから、豹変する独裁国家らしさを備えた両国だと言えましょうか。そう言えば、韓露には「法治国家を装った非法治国家」という共通点があります。

経済が「ソウル一極集中や大企業のみ」という反動で、政治が「瀬戸際外交」に走っているのでしょう。

▲とはいえ韓国には、米軍を追い出してまでロシアに接近する勇気はなく、もしもそうなる場合があったとしても、中国・ロシアに近いとされる北朝鮮を巻き込まねばなりません。しかし韓国世論がそれを許すかどうか・・・・。

ロシアとしては

▲北朝鮮は、直接ロシアの経済危機を脱出する道具とはなり得ませんが、米国・中国との関係もあり、北朝鮮擁護に走らざるを得ず、韓国を取り込もうとしています。

▲韓国を左翼政権が支配している今が絶好のチャンスであり、米国と結びつきが強いとされる保守政権にかわってしまっては、もうどうしようもありません。

▲なりふり構わないロシアは立派な独裁国家であり、ヤミの勢力に支配されたおそろしい国家。

▲面積の広さでは双璧のロシア・中国が、ともに異常な弾圧国家・報道規制国家であるのは、その広い地域を支配するためには、いわば当然のことなんでしょう。

とにかく、明日からのピョンヤン(平壌)での「3回目の南北会談」がどうなるか注目しております。 


3回目の南北首脳会談 制裁解除なしでの成功は、事実上達成できない:ロイター 2018年09月16日  


いくら南北首脳が第一回目の南北会談で署名したからと言って

韓族が「条約を破ることなど何とも思ってない」ことを忘れてはいけません。

国内事情が変われば、政権が代われば、独裁者の虫の居所が変われば、世の趨勢が変われば、どうにでもなる韓族なのです。

もしも、いかようにも解釈できるような玉虫色の署名なら、特に注意しなければなりません。

そう信じさせるだけの過去があったのですね。

もしも条約や合意などを信じるなら

題名通り「制裁を解除しなければ南北会談の成功はあり得ない」になるでしょう。報道社として当然かも知れませんが、それが落とし穴であるかも知れません。

国連の制裁下にある北朝鮮ですが、今の問題点は

  • 非核化すれば、制裁を解除する・・・・・・アメリカの主張
  • 制裁を解除すれば、非核化する・・・・・・北朝鮮の主張 

この膠着状態を脱するきっかけが明日からの南北会談で見られるかどうか。もし見られたら、2回目の米朝会談が実現するでしょう。

制裁が解除されないため、制裁破りが日常化している昨今です。

さてさて、皆様はどう思われますか。