インドネシア開催の2018年アジア大会が終わりました。
「どうでもいい」かも知れませんが「気になる」のが国・地域別のメダル獲得数・・・・・・(笑)。
「どうでもいい」と「気になる」が妙に引っかかります。
当事者以外に賛成する国がみられない強引な武力併合とそれに見合った「年間暴動が10万件以上とされる」中国がメダル数で1位ですが、少ない人口の割には治安がよくメダル数も比較的多いという国もあります。
ここでは、その国が独裁性なのか民主制なのかについては、もちろん考慮していません。
メダル総数(金+銀+銅)の順位ですが・・・・・・
なおこれに最終日のメダルが含まれているかどうか不明です。
これをみて分ることがあります。
- 金メダル数の順位は、メダル総数の順位と、1~4位に関する限りまったく同じで、①中国 ②日本 ③韓国 ④インドネシア(開催国) でした。
- ただしGDPと同じで、人口1人あたりのメダル数で比較すると、人数が少ないところでは大きな誤差があるものの、中国や日本の順位は10位以下とかなり低くなり、バーレーン・モンゴル・カタール・香港・カザフスタン・タイなどが上位になってきます。もちろん「人口あたりのメダル数が多い」からと言って「そのほかの面でもご立派」というわけでもないし、純粋に「メダル数が多い」国がいいというわけでもありません。
- ただし、単にメダル数(金メダルの数やメダル総数)を比較するだけでは不十分であることも、わかってきます。メダル「数」の比較が間違っているわけではありませんが、日本は中国や朝鮮半島のような独裁国家ではないのですから、メダルに関しても多様性を発揮して、ほかの基準で比較してもよさそうに思うのです。例えば・・・・・・
- メダル獲得にかかった国の公の費用順位
- メダル獲得者の国籍(生誕地か、国籍移動か)
- 競技ごとの監督コーチの国籍(同国人か異国人か)
- 個人競技・団体競技かごとにメダル数比較順位
- 過去、本人及びその国にあった薬物違反の件数
- 競技ごとのメダル獲得数(その国が何に力を入れているか)
- 国ごとのスポーツ関係不祥事(その国の民度がわかる)
洪水・地震・台風被害にあわれたかたにとっては、スポーツどころではないでしょうし、スポーツにも多くの不祥事がみられました。
- 暴力
- パワハラ
- セクハラ
- 青田刈り
- 八百長などの賭け事
- 反社会的勢力との癒着
ほとんど組織に関係した無数の不祥事がみられたスポーツ界。
それでも、一生懸命に何かに向かっている姿をみて、なぜか被災者を励ましているように思えるスポーツを、広い視野で支援したいものです。
クラブや学校や国を応援する気持ちも分らないではありませんが、今は敵でも、どんな理由があって明日見方味方になるかも知れませんから、冷静に応援しませんか。
さてさて、皆様はどう思われますか。