カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

北朝鮮の醜聞75 南北会談(2018/04/27)近づく

2018年04月23日 14時41分41秒 | アジア

2017年5月に成立した韓国左翼政権

北朝鮮が2018年冬季五輪(韓国平昌)へ参加することが決まる前から、北朝鮮による無数の「武力侵略・ちょっかい・挑発・国連決議違反」に触れないまま「北朝鮮に限りなく接近」してきました。

ついこの間まで韓国前大統領朴槿恵(パク・クネ)が「中国に限りなく接近」していたのを思い出せる人なら、きっと韓族は限りなく接近」が好きそうだと断定することでしょう(笑)。

その後中国がTHAADミサイル配備を根拠として韓国を経済制裁し始め、それが解除されないうちに韓国国内問題で朴槿恵は大統領を弾劾・罷免され逮捕されました。左翼政権によって前々大統領李明博も逮捕されましたが、中国による韓国への経済制裁は解除されないままで、韓国がWTOへ提訴したという話も聞いたことがありません。中国以外ならば間違いなく提訴するはずの韓国が、なぜか中国には反発できないのが異様でした(笑)。

このように政争に明け暮れる韓国の政界でして

左翼政権が何をどう言おうとかまいませんが、足もとを政争で固め、うわつらで南北会談を実施するという現実から

期待とは裏腹に

南北会談が好結果を生み出すと思っている人は、まずいないでしょう。

2018/04/27の南北会談と5~6月の米朝会談が決裂すれば

私は、やがて韓国左翼政権が崩壊するのではないか、と想像しております。

もしこのまま中国による制裁が続き、南北会談と米朝会談が決裂するなら、韓国の左翼政権は崩壊して、再び保守政権が誕生することでしょう。


北朝鮮関連の予定(近未来)

  • 2018/04/27  南北会談
  • 2018/05-06  米朝会談
  • 2018/06/00  習近平が訪朝か
  • 2018/06/00  金正恩が訪ロか     

いま、米朝会談の内容はもちろんのこと開催場所でもめていることでしょう。

    • 金正恩は「飛行機以外の移動手段」を主張するでしょう
    • アメリカ側は「中立国」での開催を求めるでしょう

列車の利用に限ればそこは中立国ではないし、中立国ならば飛行機を利用せざるを得ません。

中立国となれば除外されるのが、中・露・韓・日・台・比などで、中立国となれば、ヨーロッパのスイス・北欧諸国でしょうか。

金正恩の「暗殺を恐れての列車利用」ですが・・・・・・

金正恩は、自分より長い年月をヨイショ生活に費やしてきた長老たちの助言に従って、側近の死刑や降格などの粛正をしてきましたので、侍従・腹心のみならず多くの国民から極端に恐れられ嫌われているように思われます。

このため金王朝が極めて不安定な状況にあることなど、誰もが理解していることでしょう。よって更に周囲を信用できなくなり、移動さえ徹底的に隠蔽するため、よりカーテンが深く閉ざされ、ますます遊離していきます。

しかも金正恩は、同族である南朝鮮(韓国)の似たような独裁者である朴正煕が、側近だったKCIA金載圭によって暗殺された事件(1979/10/26)を伝え聞いており、誰も信用できなくなっています。

こういった極端に暗殺を恐れている金正恩を中立国へ飛行機で向かわせることは、極めて難しいことなんです。これが列車を利用しなければならない根拠です。

開催場所でどちらの言い分が通るのでしょうね。

これに加えて、内容を検討しなければなりません。もちろんその内容は

  • 朝鮮半島の非核化・・・・・・北朝鮮の抵抗 

この場合、核実験を中止するのではなく、不可逆的な透明性をもった査察が必要であり、北朝鮮は突然「主権」をもちだして抵抗するでしょう。

韓国が、THAADミサイル配備問題で、日本の沖縄と同じように、突然「環境問題」をもちだして抵抗したことを思い出させます。

ごまかしの第一歩ですが、偽装にかけては第一人者である民族の「むなしい抵抗」なんでしょうか。

  • 金王朝体制の保障・・・・・・アメリカの抵抗 

ある国の体制を外国が保障するなんてことは、できるはずがありませんが、これを強硬に要求する北朝鮮に対して、アメリカは明確に反対するでしょう。少なくとも、合意文書にそんなことが含まれるとは考えられません。

体制が永遠に続くのは、中国や北朝鮮という独裁国家で初めて可能なのことを知っている金正恩たちがなぜそれを要求するのか、ですが、それが時間稼ぎ・偽装の原点だからです。

アメリカとしては、当面の体制を保障するけれども、統一後の体制について関知しないことを文言に含めることができれば、その要求に応じるかも知れませんが、その場合、統一朝鮮国家内の問題となることでしょう。悪くすると統一朝鮮国家がシリアのような内戦状態に入る恐れが十分にあります。この場合「やっぱり統一は間違っていた」と述懐する人がいて、再び分裂の危機に至ることでしょう。

こういった事前交渉がまとまらなければ、首脳会談さえ開かれません。私たちは、その覚悟をしておくべきなんでしょう。

高麗から寝返って中国の手先となって李氏朝鮮(1392-1910)を興した李成桂

身の安全を保証するとだまして高麗の皇族たちを船に乗せて沈没させ、全滅を意図したとされることなど、金正恩は学習しており、中国のことを、決して油断していないでしょう。 


2018/04/27 の南北会談が終わるまで

米朝会談の場所さえ決まりません。これは北朝鮮の作戦で、南北会談が決裂すれば、米朝会談などあり得ないように取りはからっているからでした。

よって会談を実施したという実績だけを作りたい文在寅政権としては

  1. 北朝鮮の言い分通りにするとアメリカの言い分を通せなくなり
  2. アメリカの言い分を通そうとすると北朝鮮がへそを曲げる

難しい選択を迫られるのは、瀬戸際外交の結果ですから、当然でしょう。

よって、あってもなくてもよかったような現状維持の南北会談になりそうで、この結果、得をするのはアメリカなんでしょうか。 

さてさて、皆様はどう思われますか。 


ロシアの醜聞64 歴代不審死

2018年04月23日 05時10分00秒 | 海外

史上初めての「ソ連」は

1922年に建国された実験的な共産主義国家でしたが、69年後の1991年に崩壊しました。キリスト教(ロシア正教)を利用するという点で欧米諸国と似てはいるものの、ロシアはまったく異なった不気味な一面を残しています。

ロシア文学と言えば、自殺や他殺を思い出す人が多いと思います。時の為政者の汚点を指摘すると薬物や銃で殺害される昨今の状況と、それに関連があるのかないのか・・・・・・。

中国建国が1949年ですから、その69年後は今年2018年。

つまり今年2018年は中華人民共和国建国69年、不気味な予想ですね・・・・。 


ロシア関連の不審死の抜粋です。  

2006/10/07 露人ポリトコフスカヤの遺体発見(モスクワのエレベーター内)
2006/11/01 露人リトビネンコ(元KGB)が英の寿司屋で襲撃死
2009/01/19 露人マルケロフとバブローワがモスクワで銃撃死
2009/12/00 露人セルゲイ・マグニツキー獄死
2013/03/24 露人実業家ベレゾフスキーが亡命中の英で遺体発見
2015/02/27 露人ネムツォフがモスクワ川の橋で銃撃され死亡
2017/02/02 露人ウラジーミル・カラムルザが2度目の毒殺危機
2017/03/23 露人ボロネンコフがウクライナ亡命中に死亡
2018/03/04 露人スクリパリ父娘が英で神経剤襲撃され意識不明
2018/03/14 露人実業家グルシコフが亡命中の英で不審死
2018/04/15 露人ボロディン記者が自宅アパート5階から転落死 


ほぼ1年に1人の割合ですが

  • その後の調査が不十分で
  • ロシア政府の協力がなく、「関与否定」声明がますます怪しい
  • ロシアが独裁国家であることを示したもよう 

というのが私の見方です。これだけでもロシアの問題点は充分過ぎるのに、次のような3つの致命的な結果があります。 

2014年3月 ウクライナのクリミア半島を武力併合

これを実行したプーチンが2018年3月大統領選挙で再選されましたが、各地で不正投開票の証拠があるけれども大きく取りあげられることはありません。

これは周辺諸国の反対を無視して国境を変えるという点で、中国と大変よく似ています。 

2016年リオ夏季五輪と2018年平昌冬季でロシア制裁

これはロシアが国家ぐるみで薬物使用を隠ぺいしたため、オリンピックで制裁されましたが、ロシアは否定しているものの制裁には従っております。

2018年イギリスでの亡命ロシア人暗殺未遂

これは韓国の金大中拉致事件を思い出させ、なりふりかまわずロシア政府の汚点を追究しようとすると、毒殺されるようです。

ロシア政府は関与を否定していますが、私の見方では、直接手を下していないであろうとは思いながらも、ロシアの薄汚い社会構造に問題があり、ロシア公務員による調査が実質上できない仕組みは非常に危険であり、プーチンの再選の代償として、黒い部分を放置する(調査できない)仕組みはきっと身を滅ぼすであろうと思います。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞378 パクリ・まくり

2018年04月23日 04時50分35秒 | アジア

たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要なかたのために出典も明示し、あればリンクも提示しています。ただし言う迄もないことながら、リンクしているからと言って「私がリンク先のすべてに賛成している」わけではありません。


日本製品パクリ疑惑、食品大手ピングレの「二つの顔」:朝鮮日報日本語版 2018/04/18   


どこにでも見られる「パクリ」ですが

特に多いのが韓国・中国などの儒教国で、儒教によって改善が禁じられてきたことが、ようやく表面化したのでしょう。バレ始めたのでしょうか(笑)。

    1. 自分の「パクリ」はあくまでも参考にしただけ
    2. もし他社が自社の「パクリ」をしたならば許さない

そう「自分には甘く、他人にはきつい」のが韓国・中国の一般的な姿勢です。

アメリカが

中国の著作権問題に触れて高関税を課すと発表すると、中国は当然のように報復関税を課しますが、これも上記の延長ですね。

中国の報復を見ていると、韓国でかつて大統領職にあった人たちへの報復逮捕を思い出します。そうです、韓国は長い間、中国の属国だったのであり、今でもそっくりですね(大笑)。  


パクリで連想したのが「まくり」。同じ「くり」仲間ですか・・・・・・。

一般的には

「まくり」とは、後発がギリギリになって先頭を狙う行為のことらしく、公営ギャンブルなどでも使われているようです。

また回虫除染の飲料として提供された「まくり」もあります。

今の日本では想像できないでしょうが、世界を見渡せば、その変形も含めてまだまだ需要がありそうです。 


今回も「パクリまくった(パクリしまくった)」のでしょうか。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 349 最近の横暴

2018年04月23日 03時31分57秒 | アジア

中国が南シナ海で「戦争のリハーサル」 米英仏の「航行の自由」作戦に反発か:NewSpere 2018/03/27 


最近の中国の横暴は、次のようなことから始まります。

  • 南沙諸島海域は、周辺国が領有権を主張している紛争地
  • これらを無視して中国だけが南沙諸島地域を埋立て
  • そこを軍事拠点化しないと言いながら軍事拠点化し(真っ赤なウソ)
  • しかも主権を主張し軍事基地化がなぜ悪いかと言い始めたこと 

中国が

「航行の自由作戦と称して中国の主権をどうのこうの・・・・・・」と言っていますが、そもそも「周辺国の意志を無視して中国が埋め立て地の主権を主張する」ことに異様さがありました。

前提が間違ったままそこから何かが敷衍(ふえん)できると勘違いすることから、このようなぶざまな事態に至ります。

ある国が好き勝手に国境線を変えられると思うのは、サッカクイケナイ!

「もともと中国の領土だった」も「勝手な国境線変更」なのですが、これが分らないほどうぬぼれています。

伊豆諸島で密漁する船団を中国共産党が恣意的に利用していますが、そもそも中国共産党に反抗さえしなければ何でも大目に見てくれることに国内統治上の問題があり、法治国家以前の問題でしょうし、中国が国としての体(たい)をなしていない証拠なのでした。

こんなことをしていると

政権が代わると「前政権の全否定をし」全てを焼き尽くし全ての関係者を虐殺するという従前通りの風習が中国に習って現代の中国でもそのまま踏襲するでしょう。すでに文化大革命(1966-1976)時代にその証拠が見られるのは、衆知のことです。

自分が全否定されない為に「弾圧で現状を維持」

しなければなりません。

これが報道規制の根幹でしょうし、それをごまかすために便利な言葉「テロ」が定義され「反政府の考えをもつ人 ≒ テロリスト」が生まれました。

韓国の大統領経験者が、ほぼ例外なく不幸な老後を送るのも、中国の全否定の影響そのものですね。韓国が中国に何も言えないのが、よく分ります。韓国は、こういった根幹のところで中国儒教そのものに汚染されてしまったのでしょう。

そういう韓国が、近く南北会談を実施しようとしています。

たいした結論に至らないでしょう。ただしそういった惨めな立場にあればあるほど、責任が周辺国にあると責任転嫁して惨めさを一層ひきたてがちです。

そういう観点から2018/04/27(金曜日)の南北会談から、目が離せません。

中国に関しては

  • 中国共産党そのものが盗賊組織
  • 中国   そのものが海賊国家

中国共産党の勘違い

国内向け国外向けとで、全然違うことを平気で言い、それを報道規制でごまかせると勘違いしているようです。

中国人のほとんどは

知るべきことを知らないまま何かの結論を下していたことになります。

中国人の判断力に問題があったというよりも中国共産党の報道規制によって情報を隠ぺいされたまま、何らかの判断をしていた、のですね。

中国人の中には

そんな結論や判断結果に、疑問を持ち始めた人たちがいるようです。

しかし今の中国共産党としては、そういった疑問をもつことが間違いであると悟らせるため鋭意奮闘中であります(笑)。世論操作は、どの国も起りうることで、特に中国・ロシアといった独裁国家では「当然の芸当」なんでしょう。

ロシアによる薬物使用の国家ぐるみでの隠蔽工作に、似てませんか。独裁国家とは、そういうもんなんですね。

ソ連が崩壊して一層ひどいロシアが誕生したように、中国共産党も崩壊するでしょうが一層ひどい新生中国が誕生することでしょう

フィリピンとの関係

ドゥテルテ大統領が誕生する前のアキノ時代、中国の埋立てについて国際裁判所へ訴えるなどフィリピンと中国は険悪な関係でしたが、ドゥテルテ大統領になってからフィリピンは中国の経済力を利用しようと考えているようで、無茶な中国の意向さえ受け入れつつあり、正当に中国の行き過ぎを指摘するどころか、急激に中国へ接近しつつあります。

双方とも、独裁でないとやっていけないことが分っているのでしょうか、やがて決裂すると思われるものの、今のところは、仲が良さそうです。

さてさて、皆様はどう思われますか。