カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

将棋名人戦始まる

2018年04月11日 09時13分20秒 | 将棋

いよいよ今日(2018/04/11 09:00- )から、将棋名人戦7番勝負が始まります。

どちらかが4勝すれば5月にでも終わりますが、勝敗が3-3になり7局目が実現するならば、6月末まで続きます。

対局者は

2017年度の名人位:佐藤天彦

2018年度の挑戦者:羽生善治

佐藤天彦名人ですが

  • 2016年6月には、羽生善治名人から名人を奪取し名人位へ
  • 2017年5月には、稲葉陽挑戦者を破って名人位を防衛

通算して2期名人位を守っておりますが

今年は2年前に名人位を奪った羽生善治が再度挑戦者として名人位復位を狙っております。

今後の名人戦の予定は、こちら

無料のAbemaTVは、こちら 

なお名人戦と竜王戦との違いですが、当ブログ竜王戦「挑戦者決定3番勝負」でも少し触れていますが

名人戦:朝日新聞・毎日新聞の共催

古く江戸時代(1世名人は1612年の大橋宗桂)にまで遡れますが、当時は血筋でもって名人がきまっていました。

これを東京日新聞が1937年から年ごとに挑戦者が変わる実力制に改め、初代実力制第一代名人が木村義雄(十四世名人)になたものです。

竜王戦:読売新聞が単独主催

1988年から読売が新しく始めた棋戦(それまでの十段戦を発展的に解消)ですが、最も賞金額が大きいことで知られています。読売と将棋連盟との公表されていない契約条件でしょうが、なぜか「竜王戦が棋界最高位」とされています。

しかしそれは「賞金金額が棋界最高」であるだけで、将棋竜王戦の歴史が将棋名人戦と肩を並べるなんてことはあり得ず、私がそんなのにだまされるはずがありません(笑)。

ただし一応は契約上そうなっているようで、将棋界に詳しくない人ほど「竜王戦が棋界最高位」とするため、それにあわせておきましょうか。まるで読売はなんでも一位でなければ気が済まないらしく、これではまるで中国・ロシア・北朝鮮なみですね(大笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ロシアの醜聞62

2018年04月11日 07時27分30秒 | 海外

ロシアが中国と似ているところですが・・・・・・

ロシアが今(2018/04/11)でも制裁され続ける理由3つ

  1. 異国のクリミア半島を自国領土だと勝手に武力併合
  2. 国家ぐるみで薬物使用を隠ぺい
  3. 国内の政敵を暗殺したり、国外に亡命している政敵を暗殺(外国の主権など無視)し「関与を否定」し「捜査に強力しない」体質

中国の歪(いびつ)さを示す3つの事実

  1. 周囲の反対を無視して南沙諸島の埋立てを続行し
  2. 埋め立て地を軍事拠点化しないと「ウソ」で世界をだまし
  3. ウイグルやチベットの占領期から「一貫性したうぬぼれ

本家は中国というものの、北朝鮮そっくりであり、その北朝鮮へ無批判に限りなく接近する韓国があり、同族の同質性を連想させます。

先日中朝会談(もちろん詳細は不明)があり近くロ朝会談も実施されそうで、最終的に2018年4~6月あたりで「南北会談」と「米朝会談」の予定が組まれています。

現状ですが

  • 朝鮮半島非核化が「核兵器がテロ集団に渡る危険を防止する手段」
  • 「金王朝」の存続可否は「非核化で統一した朝鮮半島の国内問題

と私はみています。

核兵器を手に入れての統一をもくろむ一部韓国勢力の目論見は、例によって偽装でしか実現しないのでしょう。

私は、ロシア・中国・北朝鮮という独裁国家では

  • 民族の抑圧願望が、あの非人道的な共産国家建設を推進し
  • どうしても弾圧・報道規制が必要になる

という見方をしています。


ロシアの不審死事件または暗殺未遂事件 

2006/10/07 ポリトコフスカヤの射殺遺体がエレベーター内で発見される
2006/11/01 元KGBの露人リトビネンコがロンドンの寿司屋で襲撃され死亡
2009/01/19 スタニスラフ・マルケロフとバブローワがモスクワで銃撃死
2009/12/00 セルゲイ・マグニツキー獄死
2013/03/24 露人実業家数学者・ベレゾフスキーが亡命中のイギリスで自殺か
2015/02/27 ネムツォフがモスクワ川の橋で銃撃され死亡
2017/02/02 ウラジーミル・カラムルザが2度目の毒殺危機
2017/03/23 ウクライナに亡命中の露人ボロネンコフが死亡
2018/03/04 スパイ交換露人スクリパリ父娘が英国で神経剤襲撃、意識不明
2018/03/14 露人実業家グルシコフが亡命中のイギリスで首釣り状態で不審死

異様な犯罪の数々ですね。

しかしロシア政府は、いずれも捜査しようともせず、海外での捜査に協力もせず、ひたすら「関与を否定」しており、ますますロシアという国家そのものに疑惑が深まるばかりです。

そしてこの手口は、中国・北朝鮮そっくりなんです。

ロシアが、国外にいる同国人を執拗に追いつける中国や、国外にいる政敵を暗殺する北朝鮮に、似ていると言わない人の方が、少ないでしょう。

なぜ自ら調査しようとしないのか不思議ですが

  • それは「できるだけ公開」せねばならない「普通の国家」の義務であり
  • ロ中朝という独裁国家では、更に重要な「政権存続」という目標がある

ただそれだけでした。 


南シナ海の領有権争いにロシアが乱入:newsweek 2018年4月6日  

伝統的に中国を嫌う人が多いベトナムで、遠くソ連(1991年に崩壊して27年経過)時代から親交があったようで、巧みに中国・ソ連の関係を利用していたと思われます。

これは、やがて2年になろうとしているフィリピンのドゥテルテ大統領(2016/06/30- :6年任期・再選禁止)親中路線を歩みはじめ、それまで中国に激しく対立していた前政権から一転したことに、関係しています。

フィリピンのドゥテルテ大統領の母方の祖父が中華系ゆえに、フィリピンは中国と対立するのではなく中国を利用しようとしている、とするのですが、はたしてうまくいくか、中国・フィリピン・ベトナム・ロシア間のだましあいですね。 


「スクリパリ事件」に関するフランス側への質問事項:在日ロシア大使館(日付けが見られませんが、たぶん2018/03/31ごろ)  

駐仏ロシア大使館→フランス外務省あての質問書の和訳ですが、こんなものをおくること自体が、ロシアと英仏の関係の違いを示しているようです。

内容は、引用先を読めばわかることですが、「なぜフランスはイギリスに協力したのか」というものです。

今まで多くのヨーロッパ諸国が反ロシアだったのに対して、フランスがずっとロシアのよき理解者でしたが、なぜ今になって反ロシアになったのか、といいそうで、そこにロシアのうぬぼれが見え隠れします。理解者とはこのような齟齬(そご)をきたすものなんですね。 


さてさて、皆様はどう思われますか。