ロシアが中国と似ているところですが・・・・・・
ロシアが今(2018/04/11)でも制裁され続ける理由3つ
- 異国のクリミア半島を自国領土だと勝手に武力併合
- 国家ぐるみで薬物使用を隠ぺい
- 国内の政敵を暗殺したり、国外に亡命している政敵を暗殺(外国の主権など無視)し「関与を否定」し「捜査に強力しない」体質
中国の歪(いびつ)さを示す3つの事実
- 周囲の反対を無視して南沙諸島の埋立てを続行し
- 埋め立て地を軍事拠点化しないと「ウソ」で世界をだまし
- ウイグルやチベットの占領期から「一貫性したうぬぼれ」
本家は中国というものの、北朝鮮そっくりであり、その北朝鮮へ無批判に限りなく接近する韓国があり、同族の同質性を連想させます。
先日中朝会談(もちろん詳細は不明)があり、近くロ朝会談も実施されそうで、最終的に2018年4月~6月あたりで「南北会談」と「米朝会談」の予定が組まれています。
現状ですが
- 朝鮮半島非核化が「核兵器がテロ集団に渡る危険を防止する手段」
- 「金王朝」の存続可否は「非核化で統一した朝鮮半島の国内問題」
と私はみています。
核兵器を手に入れての統一をもくろむ一部韓国勢力の目論見は、例によって偽装でしか実現しないのでしょう。
私は、ロシア・中国・北朝鮮という独裁国家では
- 民族の抑圧願望が、あの非人道的な共産国家建設を推進し
- どうしても弾圧・報道規制が必要になる
という見方をしています。
ロシアの不審死事件または暗殺未遂事件
2006/10/07 ポリトコフスカヤの射殺遺体がエレベーター内で発見される
2006/11/01 元KGBの露人リトビネンコがロンドンの寿司屋で襲撃され死亡
2009/01/19 スタニスラフ・マルケロフとバブローワがモスクワで銃撃死
2009/12/00 セルゲイ・マグニツキー獄死
2013/03/24 露人実業家数学者・ベレゾフスキーが亡命中のイギリスで自殺か
2015/02/27 ネムツォフがモスクワ川の橋で銃撃され死亡
2017/02/02 ウラジーミル・カラムルザが2度目の毒殺危機
2017/03/23 ウクライナに亡命中の露人ボロネンコフが死亡
2018/03/04 スパイ交換露人スクリパリ父娘が英国で神経剤襲撃、意識不明
2018/03/14 露人実業家グルシコフが亡命中のイギリスで首釣り状態で不審死
異様な犯罪の数々ですね。
しかしロシア政府は、いずれも捜査しようともせず、海外での捜査に協力もせず、ひたすら「関与を否定」しており、ますますロシアという国家そのものに疑惑が深まるばかりです。
そしてこの手口は、中国・北朝鮮そっくりなんです。
ロシアが、国外にいる同国人を執拗に追いつける中国や、国外にいる政敵を暗殺する北朝鮮に、似ていると言わない人の方が、少ないでしょう。
なぜ自ら調査しようとしないのか不思議ですが
- それは「できるだけ公開」せねばならない「普通の国家」の義務であり
- ロ中朝という独裁国家では、更に重要な「政権存続」という目標がある
ただそれだけでした。
南シナ海の領有権争いにロシアが乱入:newsweek 2018年4月6日
伝統的に中国を嫌う人が多いベトナムで、遠くソ連(1991年に崩壊して27年経過)時代から親交があったようで、巧みに中国・ソ連の関係を利用していたと思われます。
これは、やがて2年になろうとしているフィリピンのドゥテルテ大統領(2016/06/30- :6年任期・再選禁止)が親中路線を歩みはじめ、それまで中国に激しく対立していた前政権から一転したことに、関係しています。
フィリピンのドゥテルテ大統領の母方の祖父が中華系ゆえに、フィリピンは中国と対立するのではなく中国を利用しようとしている、とするのですが、はたしてうまくいくか、中国・フィリピン・ベトナム・ロシア間のだましあいですね。
「スクリパリ事件」に関するフランス側への質問事項:在日ロシア大使館(日付けが見られませんが、たぶん2018/03/31ごろ)
駐仏ロシア大使館→フランス外務省あての質問書の和訳ですが、こんなものをおくること自体が、ロシアと英仏の関係の違いを示しているようです。
内容は、引用先を読めばわかることですが、「なぜフランスはイギリスに協力したのか」というものです。
今まで多くのヨーロッパ諸国が反ロシアだったのに対して、フランスがずっとロシアのよき理解者でしたが、なぜ今になって反ロシアになったのか、といいそうで、そこにロシアのうぬぼれが見え隠れします。理解者とはこのような齟齬(そご)をきたすものなんですね。
さてさて、皆様はどう思われますか。