カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ロシアの醜聞61

2018年04月03日 08時51分10秒 | 海外

2018/03/04に

英国で露人スクリパリ父娘が意識不明状態で発見された事件がありました。

それ以降、ロシアは関与を否定するだけで捜査に協力しようとしないようで、どうも怪しいようです。 


使用された神経剤はドアに塗られていた=英警察:bbc 2018年03月29日 

ユリアさんが意識回復=病院:bbc 2018年03月30日  

元スパイ襲撃、娘が重体脱す 意識回復か 英国:afp 2018年3月30日 


日本の元首相が

奇妙なことに、ロシアや中国や朝鮮半島の言い分だけを聞いているようですが、ロシアの「捜査に協力しない手口を見ていると、クリミア半島武力併合・薬物使用隠ぺい工作・内外の政敵暗殺などの歴史に鑑み、残念ながらロシアに疑惑があると言わざるを得ません。

受け取る人がどう反応するか分かりませんが、この宇宙人はどうやら一方的な思考に陥っているようで、それを証明するようなニュースが伝わり続けています。 

1ヶ月も重体が続いていた父娘ですが、娘のほうが回復してきたようです。

こうなると被害者の意識が回復し、それらの証言が必要になるのかも知れません。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 344

2018年04月03日 08時00分51秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。


「太っちょ」も削除、金正恩氏訪問の臆測で中国がSNS検閲強化:afp 2018年3月27日 


こういうふうに、中国共産党の意向に従って

ある時には推奨されある時には禁止される、これが弾圧・規制・検閲の中国の実像でした。

中国共産党は、事前の検閲などでメディアを「完全に・安全に」支配しており、メディアは中国共産党の言う通りにしか報道できず、意向に反することを報道すればすぐさま担当者や責任者は処分・解雇されます。

国内向けテレビ放送を中国共産党が常時検閲しており、日本などの外国のテレビでさえ中国共産党に不都合な報道をすると、すぐさま「砂嵐」画面に切替えられるといった悲惨な状態です。

中国共産党が恣意的にねじ曲げて報道しているので、日本人からみて「たいしたことがない」と思われることでも、中国共産党の意向に反していないかどうか、常時監視し続けるという「非効率なこと」をしております。こんな国家が長続きするはずはない、と言えます。

いったんウソをつくと別の新しいウソをつかねば「最初のウソを正当化」できず、かくして常時検閲とあいなったしだいでござります(笑)。

もう何がウソかさえ、分らなくなってきましたが、こうしなければ、中国共産党の支配が成り立たないのでした。

つまり中国では中国共産党と異なる意見は報道されません

国際関係でも、国民や国民の代表が何かを決めるではなく、中国共産党が決めます。すべてが中国共産党の指示通りであり、主権は国民にないのですから、不都合となれば公表さえしません。

そう

中国共産党が、国民を信頼することはありません。国民は監視する必要があり油断のならない集団なのです。典型的な「愚民政策」ですね。 


政治がぼーっと大まかであれば、人民は素朴である。

政治が厳しく細かいと、人民はずるがしこい。

:蜂屋邦夫「老子・荘子をよむ」(上)第58章 日本放送出版会

中国人がずるがしこいのは、生来そうだったからというよりも、今の中国共産党が厳しく細かく非効率な監視をつづけているからだ、と2000年以上前の中国人が言っておりますが、まさにその通りのことを今でもしている中国共産党でした。 


中国人も

弾圧国家」に住んでいると自覚しておらず、海外へ出かけた時にだけ微かにそれを感じ、帰国すれば再び「弾圧国家に順応」するのでしょう。 

中国人は

  • 中国共産党の意向に反対することはできません。
  • 中国共産党の意向に従うだけでした。
  • これほど国民をバカにした国もないでしょう。
  • 中国共産党が中華人民共和国を建国したということで、必然的だったのです。
  • 普通に中国という国家があって、そこに中国共産党があったのではないのでした。「中国共産党という宗教があって、その宗教が建国した」わけですから、国民よりも中国共産党が優先されるのは当たり前なんです。しかも全国民の7%程度にあたる中国共産党員になるためには、選挙ではない別の意向があって、これによって意に沿う人を選べるのでした。
  • 中国には、「総選挙」という概念がありません。バカにしている国民が何をするか分らない、という意識は、もう捨てられないようです。  

これを国際環境の面からみると

  • 中国が、北朝鮮を利用しようとしている
  • 中国は、韓国をものともしておりません
  • ロシアとは国境を接しており、互いに同じ「元・現」共産主義国であり、油断しておりません。独裁国同士の微妙な野心があるからです。
  • 中国は、反米・反日を貫いております
  • あくまでも世界の中心は中国共産党なのです

世界の各国は、勘違いしていました。  

  • 中国があのように弾圧的なのは、貧しいからだと。
  • 中国が貧しさから脱却すれば、自然と普通の国家になるだろう、と見ていました。
  • しかし中国共産党は、経済的に力をつけてくると、ますますのぼせ上がり弾圧を激しくして支配力を強め、得た財力を軍事に注ぎ世界制覇をしようとしています。
  • 今のうちに進路を変更させないと、世界が危なくなってきたのです。
  • ロシアの次は、いよいよ中国なのでした。 

30年近く前でしたが 

  • ソ連が崩壊(1991年ごろ)、元ソ連だった共産主義国がどっとロシア支配から脱し、EU・NATOに参加し始めました。このロシア支配の危険を当のロシア人が理解できるはずがありません
  • 小さく縮小したロシアが、鉄のカーテンを開けることはありませんでした。クリミア半島の武力併合・薬物使用の国家ぐるみの隠ぺい・国に内外にいる政敵の容赦ない殺害をおこなわせたプーチンなど、この国が進もうとしている道が、極めて危ないものとなっております。

一方中国は

西ではウイグルやチベットを傘下に収めたと錯覚し、南東では埋めたてを強行して軍事要塞化し始めました。ロシアと並んで国民を弾圧支配しているのを、他国がじっと指をくわえて眺めているだけではなかったのです。

年間10万件と言われる暴動が、中国共産党の弾圧を物語っています。 

さて私たち日本人は

2020年の夏季東京五輪

2022年の冬季北京五輪

を前にして、深刻な状況を迎えています。

中国に、4年後の冬季五輪を開く価値や能力があるのだろうか、と。 

さてさて、皆様はどう思われますか。