旅に出たりあちこち寄り道したりで、またもや旅レポの間が空いてしまいました。

ひとつ前の北九州レポは、よろしかったらこちらの「その6」をご覧くださいませ。
北九州の旅、といっておきながら、「旅名人の九州満喫きっぷ」で九州を抜け出し、
JR九州の北限?下関駅まで、関門トンネルをくぐって行っちゃいました。
すっかり日も暮れてきたので、また九州へ戻ろうと駅のホームへ向かうと、
こちらの折尾行き普通列車がわたしたちを待ってました。
お腹も減ってきたし、どんなウマいものに出会えるかなぁ~♪と、ふと隣の番線を見ると、

観光列車「みすゞ潮彩」の姿を発見。
1日2往復しているこの列車、下関と山陰本線の「仙崎」間を走ってます。
山陰本線は出雲市以西がまだ未乗なので、仙崎にはいつか行ってみたいんだよなぁ。
「みすゞ潮彩」を見てたら、九州を旅していたのに思わず乗りたくなりました(笑)。
(でも、この時間の列車は途中の滝部までしか行かないんだけど)

気を取り直して(笑)九州へ向かう普通列車に乗り込み、この日の宿のある「小倉」駅で下車。
どんなウマいものに会えるかなぁ~?と適当に歩いてみることにしました。
以前乗った北九州モノレールを見送りながら、商店街をプラプラ。
有名な旦過市場のほうへ行ってみたかったけど、ちょっと時間も遅いしなぁ、
と思ってたところに、ちょっと気になる通りを発見。いい感じの暖簾が出てます。

もうね、このお店の名前がいいじゃないの。
「鳥町食堂街」という小さな通りの入口にあったこちらのお店「くいだおれ」さんに入ってみることに。
雰囲気からして和食のお店かと思いきや、店先のメニューを見るとまるっきり洋食!
こういうお店、メチャメチャ惹かれるのであります(笑)。
店内に入ってみると、カウンターと小さな小上がりがありました。せっかくなので畳でのんびり。
カウンターの中で、寡黙な感じのご主人が黙々と調理されてます。
洋食屋さんだけど、マスターってよりは大将って感じ。そんなとこも気に入りました。

で、わたしが選んだのが、ザ・洋食!といった感じの、えーと、メニューの名前忘れちゃった(^^;;
ハンバーグと海老フライ。なんかお子さまっぽい??(笑)
でも、このハンバーグがウマかった。ジューシーで。
そして、海老フライがね、1本モノじゃないんですよ。開いてあるの。手が込んでます。
かかってるソースも自家製なんじゃないかなぁ。サクサクでプリプリの食感に感動。
いやぁ、小上がりでナイフとフォークを使うってとこが粋じゃない??

こっちは同居人の選んだ「ロースカツ定食」。
定食だけに、わたしのとは違ってお茶碗のご飯とお味噌汁が付いて、お箸で食べる仕様。
お肉、とってもやわらかかったです。和食のようでいて、味はちゃんと洋食かも。
適当に足が向いて入ったけど、ほんと大満足の晩ごはんでした♪
この通り自体がとってもいい雰囲気で、写真撮りたかったけどひっきりなしに人が通ってたので断念。
けっこう歴史ある食堂街なんじゃないかなぁ。もっと早い時間にまた行ってみたい。

で、宿へ帰る道すがら、どうしても食べておきたかった「揚子江の豚まん」へ。
って、さっき食べたばっかでお腹いっぱいだというのに!(笑)
でも、小倉を訪れたのなら、一度は食べてみたかったのです♪

急いで宿へ帰って、まだホカホカの豚まんさんとご対面♪
そんなに大きくないので、食後のデザート(違)としていただきま~す!

えっと、食べさし画像で申し訳ない!(^^;;
この豚まん、ものすごく肉汁タップリなんです。迂闊にかじると横から流れ出そうな勢い。
なんとか半分くらい食べてから、写真に収めました。玉ねぎタップリでウマかった~♪
もうこれで完璧にお腹いっぱい!すっかり食いだおれてしまった小倉の夜でした(笑)。
「その8」へつづく。