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はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

きっかけは「青いひかり」その10:学問の神様のお膝元

2009年01月30日 10時34分17秒 | たびろぐ九州。

久留米でフワトロのウマいものでお腹を満たしたあと、
急行電車に乗って、「二日市」駅へとやってきました。
ここから、今回の旅の最後の目的地へ。

ところで、着いてすぐに気になったのが、
この「二日市」駅のお隣、「あさくらがいどう」駅。
漢字で書くと「朝倉街道」。うん??なぜ「が」と濁るのだ????
「かいどう」じゃないのか??濁るのは九州福岡ではポピュラーなのか??
やー、気になる。耳慣れない言葉の響きが不思議でたまらなかったわたし(笑)。


西鉄久留米駅から乗ってきた急行電車がこちらの車両。
先代の特急車両として登場し、長く活躍している「2000形」。(っていうんだね)
この車両、西鉄に乗るなら絶対1度は乗りたかったんですよ~♪
いまでは、特急から通勤車両として使われているこの車両、
黄色いボディに赤いラインの、ポッテリとした電車らしからぬかわいらしいフォルム、
まるでなんかのキャラみたいに、なんとも愛くるしい感じが大好きで、
久留米駅のホームに現れたときは、やった~!とうれしさひとしお(笑)。
やっと会えたのに、二日市で降りるのがもったいないくらいでした。
今回、乗る機会があったのはこのときだけだったけど、
元々編成数も少ないみたいなので、乗ることができてほんとによかった~。

そんな愛しの往年の特急車両と別れ、駅のいちばん端のホームへと移動すると、


待っていたのは「太宰府」行きの普通電車。
学問の神様、太宰府天満宮へ向かう「西鉄太宰府線」に乗り換えます!


この太宰府線っていうのが、とっても短い路線なんです。その距離2.4km。
ここ二日市のとなりのとなりは終点、


太宰府駅。あっという間に太宰府線の旅が終了~。
というわけで、以前乗った「宮地岳線」(現在の「貝塚線」)を含め、
今回の旅で、西鉄電車全線完乗です♪やったー!


ホームには、西鉄仕様の駅名板のほかに、
とっても縁起の良さそうな、梅がデザインされたこんな駅名板もありました。
受験生のみなさんに、ご利益がありますように。


学問の神様、菅原道真公が祀られた太宰府天満宮のお膝元の駅舎だけあって、
とっても厳かというか、風格のある御本殿風の駅舎でした。
ここまで来たなら、やっぱり「梅が枝餅」!(←え、お参りじゃないの??(^^;;)
といきたいとこなんですが~、


久留米の駅前を散策していたときに、酒屋さんで見つけた
「カフェオレ大福」
の文字に惹かれて仕入れといたデザートをここでいただくことに(笑)。
モチモチのおもちの中に、ほんのりコーヒーの香りのする漉し餡と、
その中の生クリームが見事に調和しててウマかった~♪
ランチがまだこなれてなかったので、「梅が枝餅」が入る余地はもうさすがに無し。
次回、じっくりお参りするときの宿題にすることにします。学問の神様だけに。(え?)


そして、忘れちゃいけないのがご当地マンホール!(?)
福岡県太宰府市「だざいふし おすい」マンホール
やっぱりここにもデザインされてるのは、天神さま縁の「梅」なんですね~。
このときは11月のすごく寒い日だったけど、
次に行くときはせっかくなので、梅が見頃の時期にちょっと早い春を感じてみたいものです。


そして、旅の締めくくりはやっぱりこれ。
最後にもう一度、その勇姿を見送ろうと博多駅のホームへ行くと、
そこにいたのは青いサボの広島行き。
乗っていきたい衝動を抑えつつ(笑)、長い間おつかれさま~と小さくなるまで見送りました。
というわけで、まん丸お鼻の0系新幹線に会いたくて急遽思い立った今回の福岡旅。
0系はもちろん、ほかにもいろんな風景やウマいものに出会うことができました。
それもこれも、0系のおかげ。素敵な旅のきっかけに感謝ですね♪

と、なかなか終わらなかった旅レポにお付き合いいただいた方々にも感謝です!
さて、次の旅はどこかな???

きっかけは「青いひかり」その9:久留米の感動ランチ

2009年01月28日 20時30分28秒 | たびろぐ九州。

西鉄甘木駅から、大牟田行きの電車で西鉄久留米駅へ戻ってきたのがちょうどお昼過ぎ。
すっかりお腹ペコペコ、ここ久留米でお昼ごはんを食べることにしました~。

とりあえず商店街を向かおうと、駅の向かいの道をまっすぐ歩いていき、
アーケードの手前、ひとつ目の通りの右手にふと目をやると、
「ハンバーグ」の文字を発見♪
直前まで、特になにが食べたい、っていうのがなかったクセに、
その瞬間に「肉モード」に入ってしまったわたし(笑)、
引き寄せられるようにその文字の元へと近付いていくと、


ステーキ&ハンバーグかぁ。どうやらお店は階段を上って2階にあるようです。
すっごいそそられるけど、けっこうお高めかも??
と、階段下に貼ってあったランチメニューを見ると、

安い。

いろいろ歩き回るのも魅力的ではあったけど、かなりお腹ペコペコだったのもあって、
こちらの「ハンバーグハウス牛車」さんで食べることに即決。
ちょっと勇気を出して、階段を上がってみることにしました。ドキドキ。

お店に入ってみると、明るく広めの店内はカウンター席もテーブル席もほぼ満席。
「ハンバーグ」の文字を見つけてから、入ろうと決めるまでの間に、
たまたまだろうけど人の出入りがなかったので、ちょっと意外というかビックリ。
しかも、お偉いさん風の男性から、チビッコもいっしょの家族連れまで、
お客さんの層が幅広いんですよ~。これは期待できるかも、とワクワク♪
で、ここのお店はカウンターの中の鉄板で調理しているのが見えるんです。
美味しそうなお肉やハンバーグが焼けていくのが、
ちょっと離れたテーブル席のわたしのとこからも見える。ウマそう~♪


そして、いい匂いを携えてやってきたのがこちら。同居人の選んだ「カットステーキ」。
カタマリ肉ではないものの、なかなかのボリューム。
で、このお肉がとにかくやわらかくてウマいのです♪
これでお値段、なんと860円!かなりお得感アリです。


「ハンバーグハウス」とお店の名についてるくらいなので、
わたしはこちらの「ハンバーグランチ」を選んでみました~。
このハンバーグ、ナイフを入れてビックリ。

ものすごーーーくやわらかいんですよ!!!!

お箸でも簡単にほぐれそうなくらいにやわらかい。
そして、肉汁ジューシーでとにかくウマい。
上にかかってる「秘伝のジャポネソース」と呼ばれる醤油ベースのソースが、
このフワフワハンバーグに合うのです。
お肉ギッシリ!って感じのしっかりとしたハンバーグが好きな人にはどうかと思うけど、
こんなトロけるようなハンバーグもあるんだ~♪とちょっとした感動でした。(大ゲサ?)
あまりのウマさに、ごはんが進む進む(笑)。あっという間に完食!
こちらも同じくライスサラダ付きで860円。大満足のランチでした♪

お腹がふくれた後、ちょっと周辺の商店街を散策してみると、
ちょっと奥まった細い路地に、いい感じのお店がけっこうあったんですよね~。
昔ながらの表通りには、古くからありそうなお店が並んでいたりと、
また来るぞ~!と思える街なのでした。

「その10」へつづく~♪

きっかけは「青いひかり」その8:大牟田名物と懐かしの駅舎

2009年01月25日 23時45分50秒 | たびろぐ九州。

さてさて、しょっちゅう中断して申し訳ないですが(汗)、福岡レポの続き~♪

西鉄天神大牟田線を完乗し、「あるモノ」を探すため下車した大牟田の隣「新栄町」から、
特急に乗って「久留米」駅まで戻ってきました。
ここから素直に「福岡(天神)」方面へは戻らずに、やっぱり未乗の路線に乗り換えです。


しばらく待っていると、やってきたのがこちらの車両。
ここ久留米から、「西鉄甘木線」で甘木駅へと向かいます!
正確には、本線と甘木線の分岐駅は久留米の2つ隣の「宮の陣」駅なんですが、
久留米から直通運転してるので、ここで乗り換えるのが便利なのです。
甘木といえば、以前福岡鉄道の旅のときに乗った「甘木鉄道」の終点。
懐かしい気持ちで、車内に乗り込みます。

そうそう、忘れちゃいけないのが、さんざん大捜索した「アイツ」(笑)。
やっとの思いで見つけた、大牟田にしかないといわれてるものがこちらっ!!↓





オームリンゴ♪

以前、大牟田出身のお友だちから、
「大牟田にしかないジュースだから、もし行く機会があったら絶対飲んでみて!」
とのお達しが。だから、今回の西鉄の旅はそれもすごく楽しみで(笑)。
なかなか見つからなかったときには、ちょっと諦めムードも出てたんですけど、
同居人がずいぶん歩いてやっと見つけたコンビニで捕獲(?)してくれました~♪

で、ワクワクしながら飲んで見ると、これが甘酸っぱくてウマ~い♪
いや、これけっこう甘かったです(笑)。そこがなんとも後を引くというか。
そしてなぜか「乳飲料」。ヤクルトとかマミーとか、そんな感じ??
同居人なんて、「これならデカいのでもよかった!」とのこと。
いやいや、1リットルパック持ち歩くのは恥ずかしいって!(^^;;
でも、そのくらいお気に召されたようでした。ああよかった。
それにしても、大牟田駅周辺で地元の方に伺ったときも、
「ああ、リンゴ牛乳ね。 あれは大牟田にしか売ってないからねー。」
とのこと。なぜなんだ??なぜ大牟田にだけ??謎は深まる…。
流通形態がどうなってるのか気になるところです。恐るべし、オームリンゴ。(←大ゲサ)


新栄町の商店街の朝市で見つけたカステラと一緒に、こんなお菓子も買ってみました。
その名も、大牟田名産「かすてら饅頭」。
かすてら、っていうと、一緒に買ったカステラみたいなのかと思いきや、
包み紙を開けてみると、中から出てきたのはひと口サイズのかわいらしいお饅頭。
あれ?全然カステラっぽくないぞ(笑)。
これがまたけっこう甘くて、あれだけ甘かったオームリンゴが酸っぱくなりました(笑)。
カステラっぽくないのに「かすてら饅頭」。ここにも大牟田の謎がまたひとつ(笑)。


電車はいつの間にか分岐駅の「宮の陣」駅を過ぎ、単線区間へと入ってきました。
反対列車との交換のため、途中「本郷」駅で停車。
で、ふとドアの外を見ると、駅名板が線路の向こうに。って、あれ??


そう、ホームがね、とにかく狭いというか細いんですよ!
白線の内側でお待ちください、となると横一列にしか並べない?(^^;;
なるほど、だから駅名板が線路の向こうにあったのか。
こういう普段なかなか見られない光景に出会えるのも、旅の醍醐味なのかも。


そうこうしているうちに、進行左手に「甘木鉄道」の線路が見えてきました!
ということは、終点「甘木」駅はもうすぐ。
一度でも歩いたことのある街を、また訪れることができるのはうれしいものです。


そして、甘木鉄道で訪れたときは眺めるだけの駅だった、終点「甘木」駅に到着です!
以前の写真↑と見比べてみると新たに建物が建っていたりと、時間の流れを感じさせるけど、
駅舎は以前とまったく変わらずいい雰囲気。ずっと変わらずにいてほしいものです。

「その9」へつづく~♪

きっかけは「青いひかり」その7:大捜索?

2009年01月19日 00時52分43秒 | たびろぐ九州。

0系新幹線の最後の乗車を終えた翌日、
今回の旅で大活躍の「旅名人の九州満喫きっぷ」の残りを利用して、
いままで一度も乗ったことがなかった「西日本鉄道(通称:西鉄)」に乗ることに。
「福岡(天神)」駅から特急に乗って、西鉄のメイン路線、
天神大牟田線の終点「大牟田」駅までやってきました~。

で、乗ってきたのはこんな車両。


特急、といっても別に料金がかかるわけじゃないのがうれしい、
といった感じの、乗り心地のいい車両でありました。途中、気持ちよく寝ちゃったし(笑)。
個人的には、天神を出てすぐにすれ違った「黄色い」のに乗りたかったけど(^^;;


JR鹿児島本線では何度か通過したことのある大牟田駅、こうして降り立ったのは初めて。
西鉄とJRは並行して走ってるものの、直接乗り換えできる駅はここくらいかな?
ちなみに、こちらはJRの駅舎で、反対側に西鉄の駅舎があります。
線路は隣り合ってるんですが、JR側からは西鉄の乗り場へ行けないんですね。

大牟田まで来たのには、西鉄に乗ってみたかった、ってのともうひとつ、
「大牟田にしかないモノ」に会いたかったからなのでした。
とりあえず、駅のampmに行ってみたんだけど、見つかりません。あれ??
駅の周辺を見回してみても、他にスーパーやコンビニらしいものは見当たらないし…。
ここまで来て会えずじまいかぁ…、と落ち込んでるヒマはなし。
せっかく大牟田まで来たんです。出会えずに帰る訳にはいかん。あっ、そうか。


大牟田駅周辺にはなさそうでも、「大牟田市内」にならきっとあるってことだよね!
と、もういちど特急電車に乗り込み、


お隣の「新栄町」にて下車。コンビニがあればきっと会えるはず!

と、駅の外に出ると、目の前にスーパー発見!!おお!
で、そのスーパーにいました!会いたかった「モノ」が!!さすが大牟田!!(?)
が、デカすぎる…。旅人が持ち歩くにはちょっと厳しいサイズだったのです。
しかも、こういうときに限って、コンビニが見当たらない…。

なんのアテもなく、とりあえず駅からスーパーづたいに歩いていくと、
前方に、なにやらたくさんの人だかりが見えます。
もしかして、あの辺にあるかも!?と近付いていくと、


地元の商店街で「朝市」が開催されてました。
新鮮採れたての野菜がたくさん並べられてたり、生活雑貨なんかもあったり、
おもしろいトコでは古書や古い絵ハガキなんかもあって、あら、なんか楽しいな。
なんて思ってるところへ、


すっごい美味しそうなカステラ登場~♪
「2個で100円でいいよ~」の声に、思わず買ってしまいました(笑)。

おっと、こんな楽しんでる場合じゃなかった(^^;;
肝心のモノが全然見つからないままじゃないのよ…。
そこへ、いつの間にか別行動になってた同居人からメールが!

「今すぐ駅に集合!」

もしかして、見つかった???やっと念願の「アイツ」とご対面???

「その8」へつづく~♪

きっかけは「青いひかり」その6:「こだま」でサヨナラ

2009年01月17日 22時37分18秒 | たびろぐ九州。

またちょっと間が空きましたが、福岡レポの続きです。

北九州モノレールの終点で美味しいものを見つけたあと、小倉へと戻ってきました。
そして、この青い駅名板といえば、「山陽新幹線」。
ここでわたしたちが待ち受けていたのが、


こちらの、今回の旅の「主役」。
0系新幹線が、博多発小倉行きの「こだま」号としてホームに入線してきました。
ここ小倉から、また折り返し博多行きとなる0系。
昼に乗った「在来線」が最後の乗車じゃ、さすがにちょっと寂しいですからね、
ほんの短い区間ではありますが、「新幹線」としてのサヨナラ乗車です。


引退間際は、確か残り3編成くらいで運用していたはずの0系。
限られた運行本数で、しかもこういう細かい運用で走ってたんですね。
最近の流れはLEDが中心だけど、このいかにも国鉄っぽいサボがかっこいい。
12月の臨時運転のときは、これが赤い「ひかり」のサボになったんですよね。
行けなかったけど、最後に見てみたかったな。


とても40年以上も前に誕生したとは思えない、秀逸なデザイン。
これぞ「新幹線」と思わせる、愛嬌のあるフォルム。
このときはあと数日で、そしていまではもう見られないっていうのが不思議なくらいです。
確かに、そこここに古さを感じさせるものの、
それが陳腐なものではなく「味」になってる気がしました。そういう車両ってほんと貴重です。

そして、発車のベルとともに、わたしにとって最後の「こだま」となる0系は、
やっぱり静かに、ゆっくりと博多駅に向けて出発しました。
もうすっかり日が落ちたあとの乗車なので、窓の外の景色を楽しむのは厳しかったけど、
キラキラ輝く街の灯りが見える窓に、0系の車内が映り込んで見えるのがよかったなぁ。
普通の列車と比べたら、十分速い速度で走ってるんだろうけど、
それでもどこか、ゆったりと進んでいる感覚、しっかりと体に染み込ませよう、
そんなことを思いながら、たった1区間のサヨナラ乗車を楽しみました。

そして、「こだま」号は終点「博多」駅に到着。
ここで、ワーッとたくさんのお客さんが乗り込んできました。
そう、この車両はこのまま車庫へ。ということは、また「博多南」行き。
もちろん、そのまま「終点」まで乗って行きました(笑)。


博多南駅で通勤通学のお客さんを降ろしたあと、
誇らしげに「パン」と汽笛を鳴らして車庫へと帰っていった0系。
たくさんの思い出が詰まった「青いひかりの超特急」ともお別れです。
急遽思い立った旅だけど、会いに来てよかったなぁと思う瞬間でした。

「その7」へつづく~♪

きっかけは「青いひかり」その5:空中から眺める車窓

2009年01月11日 22時31分45秒 | たびろぐ九州。

さてさて、福岡0系旅レポに戻りまして。

博多からちょっと回り道のルートを選んで、小倉までやってきたわたしたち。
改札を出ると、目の前にこんな光景が!!
橋上の改札口の目線よりも、さらに高い位置から建物をすべり出て行く車両。
これ、いつか乗ってみたいってずっと思ってた乗りものなんですよね~♪
というわけで、




小倉でのお目当てはこちら!
まん丸お鼻の0系かと思いきや、「北九州モノレール」に初乗車です!
福岡に到着してすぐに登場した、
九州の鉄道全線が利用できる「旅名人の九州満喫きっぷ」が、ここでも活躍です。


北九州モノレールは、「小倉」から「企救丘(きくがおか)」までを結ぶ第3セクター。
開業当初は、いまの「平和通」駅が小倉駅終点となっていて、
JRと乗り場が離れてたんだそうです。
10年ほど前に、こんな大胆な造りの駅ビル乗り入れ方式へと変わり、
利用者にとって、乗り換えが便利になったこのモノレール。
実はこの沿線に、もうひとつ昔から行ってみたかった場所があるのです。
車窓から眺めるのを楽しみにしながらホームで待っていると、


跨座式の、かわいらしい顔した車両がやってきましたよ~。
頭のてっぺんにあるパトライトみたいなのはなんだ??
あまりのかわいさに、思わず目が釘付け。
そんな愛嬌タップリの車両に乗り込み、終点を目指します。

通勤通学のお客さんをたくさん乗せたモノレール。
ビルが立ち並ぶ街並から、少しずつ住宅街へと車窓を移していきます。
そして、モノレールは「競馬場前」駅に到着。
そう、この沿線にはJRAの「小倉競馬場」があるんです!
もっと早い時間だったら、門の前まで行ってみたかったけど、
回り道したおかげで、このときすでに平日の払い戻しの時間を過ぎてたので、
今回は車内から見るだけに止めておきました。
たぶん、場内を散策することはできなかっただろうけど、
チラッとでも中が見れたらうれしかったなぁ。
すっかり日が落ちて外が暗くなってきてたから、車内から写真を撮るのは無理でしたが、
高い位置から見るスタンドはキラキラと輝いていて、それはそれは美しいものでした。
いつか夏のローカル、勝負しに行くぞ。


そして、小倉から約20分ほどで、終点「企救丘」に到着です♪
それにしても、ここもある意味「難読駅名」ですよね??
「きくがおか」って、乗りに行こうって決めたときに初めて知ったもの(^^;;


今回お世話になった車両は、「阪九フェリー」ラッピング。40周年おめでとう!
そうか、海から九州へ入るルートもいいなぁ、と旅心をくすぐられっぱなし。
広告効果絶大であります(笑)。


せっかく終点まで来たので、駅周辺を散策してみると、
道の向こう側に、こじんまりとしたかわいらしいお店を発見!
そばへ行ってみると、「アンプティスター」というケーキ屋さんでした♪
フラフラと引き寄せられるように入ってみると、
チーズケーキがメインのお店のようで、どれも魅力的なケーキばかり。
中でも、ものすごーく惹かれたのが「ざるチーズ」。
その名の通り、ざるにレアチーズケーキがたっぷりと入ってるっぽいもの。
いつもだったら、飛びついてるんです。確実に。

でも、

この日の晩のお宿は博多。しかもまだこのあと放浪(?)する予定だったので、
「ざるチーズ」を持ち歩くにはちょっとツラい。
泣く泣くあきらめて、代わりに選んだのが、


こちらのパウンドケーキ。焼き菓子だったら、日持ちもするし持ち歩きも楽だしね♪
で、家に戻ってすぐいただいたんですが、
バターの風味たっぷりで、文句なく美味しかったです。紅茶と合いましたよ~。
でも、また行く機会があったら、次は絶対に「ざるチーズ」!
チャレンジしたい所存です。ふー。(←意気込み)

「その6」へつづく~♪

きっかけは「青いひかり」その4:ちょっと回り道

2009年01月07日 22時55分55秒 | たびろぐ九州。

とても短い「博多南線」の旅を終え、博多駅へと戻ってきました。
ここから、次の目的地「小倉」へ向かうため、こちらの車両に乗り換え。
「折尾」行きの快速列車です。

「小倉」へ向かうなら、鹿児島本線の特急か新幹線に乗ったほうが全然早いんだけど、
どうせなら通ったことのない路線で向かいたい、というわけで、
JR篠栗線・筑豊本線経由でちょっと回り道してみることにしました。
博多から折尾まで直通運転の快速列車は、お隣「吉塚」で、鹿児島本線とはお別れ。
篠栗線へと入っていきます。


この、直通運転っていうのがクセモノ(?)なんですよね~。
篠栗線は、吉塚-桂川(けいせん)間を結ぶ路線なんですけど、
乗り換えなしで桂川からそのまま筑豊本線へ入っていくので、
いつの間にか篠栗線完乗、というわけです。完乗した実感が湧かないパターン(笑)。
そして、最後まで客車列車が残ったという線路を、黒いお顔の電車は走り抜け、


快速列車の終点、「折尾」駅に到着。筑豊本線の電化区間を通ってたどり着きました。
後は、桂川から原田(はるだ)までの単線で本数のない区間と、
折尾から先、若松までの非電化区間を、また来る口実用に楽しみに残しておきます(笑)。


この折尾駅は、日本最古の立体交差駅なんだそうです。開業はなんと明治時代!
もうね、空気が違うんですよ。
風格漂うレンガ造りの通路が、歴史を感じさせてくれます。
筑豊本線のホームから、いったん鹿児島本線のホームへと上がり、
また階段を下りて改札口へ。
なんというか、迷宮の中を彷徨ってるような不思議な感覚でした。


これまたタイムスリップした錯覚に陥りそうになる、この木造の駅舎にホレボレ。
屋根といい壁といい窓といい、全てがまるで映画のセットみたいなんだけど、
現実のもの、ってとこがすごくいいです。
で、この駅舎の佇まいももちろんいい雰囲気だったんですけど、


駅のすぐ脇を流れる堀川(遠賀川)沿いの光景が、すごく絵になってて思わず撮影。
お天気があんまりよくなかったから、ちょっと暗くなっちゃったのが残念。
これ、夜になったらネオンが川に映ったりして、また違ったいい雰囲気なんだろうなぁ~。
鹿児島本線でまっすぐ小倉を目指したら、見ることのなかった光景でした。
旅名人きっぷ、使えます。(また復活するといいな)


折尾といえば、やっぱり忘れちゃいけないのが「かしわめし」
もちろん手に入れましたよ~。ご紹介は後ほど~♪
そして、ホームに滑り込んできた鹿児島本線の普通列車「門司港」行きに乗り、


目的地、「小倉」に到着!
素直に博多から特急に乗ってれば、1時間かからずに着いたところを、
倍の時間をかけてたどり着きました(笑)。
でも、おかげで通過してたら出会えない光景に会うことができたし、
こんなちょっとした回り道の旅もいいものです。

さて、ここ小倉に来たのには、もちろんお目当てがあったから。
そのお目当てとは、もちろんアイツ??

「その5」へつづく~♪

きっかけは「青いひかり」その3:在来線でサヨナラ

2009年01月06日 20時03分14秒 | たびろぐ九州。

さて、年末年始を挟んだので間が空いちゃいましたが、
「福岡0系レポ」、再開させたいと思いまーす!

ここまでのレポは、よろしければこちらをどうぞ~♪→「その1」「その2」

「橋本」駅近くのお店で早めのお昼をいただいたあと、博多駅へと戻ってきました。
いよいよ、今回の旅のキッカケとなった「夢の超特急」に会うことに。
子供の頃からお世話になった初代新幹線に乗れるのも、今回の旅が最後。
寂しさとワクワクが入り混じった複雑な気持ちで、ホームへ向かいます。


新幹線口の改札を抜け、エスカレーターでホームへ上がると、
ちょうどそこへ新大阪からやってきた、まん丸お顔の車両が入ってきました~。
ようやく今回の旅の主役、「青いひかりの超特急」0系新幹線の登場です!(遅い?(^^;;)
直前だとすごい人出になりそうだし、と最終運転日より10日ほど早めに出かけたんだけど、
それでも新大阪駅あたりはすごい人、って聞いてたんです。
でも、ここ博多駅はそれほどお別れの人たちは多くなくて、
しかも割と静かに写真を撮る人ばかりで、ゆっくり撮ることができました。


山陽新幹線「博多」駅は、青い駅名板。
在来線はJR九州の管轄駅ですが、新幹線はJR西日本の駅なんですね。
というわけで、ここから「小倉」方面へ向かうかというと、


わたしたちが目指すのは、逆側の「博多南」駅。「博多南線」に乗車します。
山陽新幹線の終点はここ博多駅なんだけど、そこから先の博多南線は、
元々はただの回送線だった新幹線の車両基地までの区間を、地元の方々の要望から、
回送のうちの数本を「在来線」(特急)扱いとして旅客化した路線。
在来線とはいえ、回送が目的の区間なので、当然走ってる車両は「新幹線」。
それならここで0系に乗っちゃおう、というわけで福岡へ飛んだのでした~。
在来線なので、サボにも「ひかり」「こだま」って名前は入ってないんですね。


出発前、最後尾で「ひかりレールスター」との並びも撮れたところで、
博多南線の終点、博多南駅へ向けて出発です!


ゆっくりと博多駅のホームを滑り出た0系。
静かに走る車内から、窓の外にふと目を向けると、
JAL機が併走(って言うのかな?(笑))してるのが見えました。
市街地からそう離れてない場所にある福岡空港だけに、
こんな光景を見ることができるんですね~。


そして、終点「博多南」駅に到着。
わずか10分ほどの、あっという間の在来線でのサヨナラが終わりました。
車庫へ向かう姿を見送ったんですけど、お隣のN700に負けないかっこよさ。
もう走ってないのが、会えないのがなんとも不思議な気分です。ぐすん。


折り返しまで時間があったので、駅周辺をちょっと歩いてみました。
4年くらい前、まだ0系が山陽カラーの頃に訪れたときは、
いったん駅の階段を下りて、下の車道を渡ったような記憶があるんだけど、
向かいのビルへの通路ができていて、駅名も立派なものに変わってました。


これ、以前訪れたときに撮った写真。
九州新幹線の高架は、まだ博多南駅まで届いていませんでした。
それが、今回訪れたときには、

博多方面 熊本方面

あと2年ほどで全線開業ですから、当然といえば当然な進み具合ではあるんだけど、
改めて目にすると、こんなにできてるー!とちょっとビックリ(^^;;
新しくできる線路があれば、姿を消していく車両がいる。
時代の流れを強く感じた瞬間でありました。

「その4」へつづく~♪

きっかけは「青いひかり」その2:匂いに誘われて

2008年12月16日 23時03分04秒 | たびろぐ九州。

空港から福岡市営地下鉄に乗って、七隈線「橋本」駅に到着。
さて、ここまで来たはいいけど、どうしようかな?と辺りを見回すと、
出口の目の前を走るバイパスの向こうで、ちょうどノボリを出してるお店を発見。
なんかいい匂いがしてきたぞ~、と引き寄せられたのがこちらの、

「まるきん亭」さん。

実は旅先で、比較的食べることの少ないメニューが「ラーメン」。
オムライスとか、黄レンジャーだけに(笑)カレーの登場回数は多めだと思うんですけど、
せっかく博多ラーメンの地へやってきたんだし!
と、お昼にはまだちょっと早かったんですが、誘われるがままに入ってみました~。


さすが地元福岡、入口にはソフトバンクホークスのマットが!
テーブル席とカウンター席のある明るい店内には、
たくさんの選手のサインが書かれた、ダイエーホークス時代の旗が飾られてました!
川崎くんのサインはあの中にあったんだろうか??(←ミーハー(笑))


ちょうど開店してすぐだったので、あっという間にやってきたのがこちら、
「ラーメンセット」。餃子5個とごはんがついてます。
久しぶりの正統派とんこつラーメンにワクワクしながらひと口食べてみると、

ウマい。

麺をちょい固にしたんですけど、その細麺に絡むキラキラ輝くスープが絶妙♪
食べてみると、博多特有のちょっとムーッとする匂いは全く気にならなくて、
コッテリしてるのにあっさり系のスープのおかげで、スルスルと入ります。
餃子も小振りだけど、味がしっかりしていてこちらもウマかった~♪


こちらは「まるきんセット」。小チャーハンがついてきます。
このチャーハンもパラッと炒めてあって、ウマかったなぁ。
ラーメンに乗ってるチャーシューが、これまたいい塩梅の味付けなんですよ。
だから、ちょっとサッパリ系のスープと合うのかも。


猫舌のわたしがハフハフしながら食べてる途中で、
おもむろに同居人、

「替え玉、固めで。」

早っ!(笑)
でも、スープはもちろん、麺が美味しかったので、おかわりしたくなるのも納得(笑)。
脇に置いてある調味料の中に「ラーメンタレ」ってのがあったので、
そちらを途中から投入してみたら、また違ったおいしさを楽しめました!
食べてるうちに、後から後からお客さんがやってきて、
あっという間に店内がいっぱいになったのもなるほどのウマさ。
ウマいものアンテナ、今回もなかなか感度良好でした~(笑)。

「その3」へつづく~♪

きっかけは「青いひかり」その1:「橋本」行き

2008年12月15日 22時28分37秒 | たびろぐ九州。

先月末の営業運転、そして昨日の臨時運転で本当のサヨナラとなった0系新幹線。
そんな「新幹線」に会うために、11月30日の定期運転最終日より少し前に、
福岡へと飛んだ旅レポを書いていきたいと思います。

いまから4年くらい前、まだ山陽カラーで走っていた頃、
朝一の新大阪始発の「こだま」に乗って博多まで、
さらにそこから在来線扱いとなる、車両基地のある「博多南」まで乗り通していたので、
それがわたしにとっての最後の乗車、と遠くから「おつかれさま」を言うつもりでいたんです。が、

帰ってきた後の「サヨナラしてきました。」って記事にも書いたけど、
0系スペシャルサイトの馬場俊英さんの「君がくれた未来」って歌を聞いてたら、
子供の頃、そして中学高校と東海道区間でお世話になった、
あの「青いひかり」のまんまるお顔にムショーに会いたくなってしまって(笑)、
急遽、ANAの「いっしょにマイル割」を使って福岡へ飛んでしまいました(^^;;
直前だったから、窓際の席は取れなかったけど、便数が多いからギリギリセーフ。
ほんとは新大阪へ行きたかったけど、連日すごい人出って聞いてたので、
博多でのんびりとお別れしてきました。

羽田空港までは、ANAと京急との企画きっぷ「羽得2枚きっぷ」を利用。
品川からのものと、横浜からの2種類出てるんですが、
ANA便の予約確認ができるものを有人窓口で提示すると購入できます。
このきっぷ、600円なんですけど、品川からなら200円、横浜からは340円もお得。
年内、羽田からANAで飛ぶ方にはオススメのきっぷです。


そして、久しぶりのジャンボ機B747-400は、雨の福岡空港へ到着。
お隣には、オリンピック招致メッセージの入ったB767が。
って、雨粒がジャマしてちゃんと撮れなかったのが残念(^^;;


とりあえず空港に到着したものの、お目当ての0系が走るのはまだちょっと後。
それなら、行ったことない路線に乗ってみたい、というわけで、
空港から地下鉄に乗り、「天神」で乗り換えて七隈線の「天神南」駅へ。
しかし…、「七隈線へはこちらでお乗り換えです」ってアナウンスで歩いたけど、
けっこう遠いんですね~、「天神」と「天神南」の間って。
今回初めて歩いたんですけど、1駅分は軽くあるよね(^^;;


やっとの思い(笑)でたどり着いたホームに、ちょうど地下鉄がすべり込んできました。
ここから終点まで、「七隈線」の旅のはじまりです。


今回は、11月末までの期間限定きっぷ、「旅名人の九州満喫きっぷ」を利用。
写真にも何社かチラッと写ってますけど、九州を走る鉄道全線に使えるスゴいきっぷ。
これをフルに使いこなすには、最低でも3日は必要かも??
というわけで(かどうかはわかんないけど)、3回分使えるようになってます。
3人で1日使うもよし、1人で3日間使うもよし。
今回は2人で2日間でしたけど(初日は片方自腹で)、それでもお得でした。


七隈線の車両は、ちょっと幅の狭いタイプ。
東京でいうところの「大江戸線」みたいな感じかな。
ワンマン運転の運転台は、ちょっと路面電車やバスのようです。


地下鉄は車窓が楽しめないのが残念だけど、それでも気持ちよく揺られ、
終点の「橋本」駅に到着。山に紅葉のマークがかわいらしいです。
福岡の地下鉄は各駅にこういったシンボルマークがあるんですけど、
ここ橋本には、むかし「紅葉八幡宮」というのがあったそうで、
これにちなみ、七隈線の橋本車両基地の周りにはたくさんの紅葉が植えられてるそうです。
そこから、近くの山を彩る紅葉のマークになったとのこと。なんかいいなぁ、そういうの。


こちらが七隈線車両。空港線を走る、ちょっと無骨なイメージの車両と違って、
洗練されたフォルム、って感じ??さすが後から新設された路線の車両ですね。


というわけで、携帯から投稿のクイズ(えっ??)の正解は、
「福岡市営地下鉄」の橋本駅でした~。七隈線完乗!
これで、西鉄宮地岳線に乗りに行った時の「箱崎線」と、
筑肥線から乗り入れた「空港線」も合わせ、福岡市営地下鉄全線完乗です!

さあ、お昼にはまだちょっと早いけど、どこからかいい匂いがしてきたぞ~♪
その匂いに誘われて、駅から向かった先とは???

帰りに見つけたLED表示
「橋本方面」って、神奈川県民にとっては身近に感じるなぁ(笑)。

「その2」へつづく~♪