はるかのひとりごち。

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残りのきっぷで夏の九州'10 その1:北九州ヘリテージ

2011年02月10日 22時33分11秒 | たびろぐ九州。

さてさて、それでは昨年夏の九州レポを書いていきたいと思います♪

今回ご紹介する旅は、またまた九州~(笑)。
帰ってきてすぐの記事、「日焼けと筋肉痛と体脂肪率と。」でもチラッと書きましたが、
前回お届けした旅レポ「北九州大満喫の旅」のときにお世話になった、
JR九州の「旅名人の九州満喫きっぷ」を、中途半端に残してしまって。
このきっぷ、1枚で3回(or3人)分使えるきっぷで、前回2枚購入。
それを2日間2人で使ったので計4回分を使用。で、2回分が残ったというわけ。
それなら、その2回分を消化しに、また九州へ行ってしまおう!ということになりました。
JR九州さんの策略に、まんまとハマってる気がするなぁ~(笑)。
なーんて、きっぷが残らなくても、たぶん九州へはフラフラと行っちゃうんですけどね(^^;;

今回の旅は、いつもみたいに朝一の便で!なんて気合の入った時間のフライトではなく、
ちょっとのんびり、お昼過ぎの出発。ラウンジで食べたチキン南蛮おにぎりがお昼ごはんとなりました♪


羽田を飛び立ったスターアライアンス塗装のB777は、夏空の福岡空港に定刻で到着~。
真冬に真夏の旅レポもなんですが(^^;;、
とにかくいい天気!そしてとにかく暑かった!東京よりも暑かった!!(笑)
いつもなら、ここから地下鉄の駅へ向かうのですが、このときの旅は、


まず最初に向かったのがこちら、西鉄のバス停。空港の目の前に乗り場があります。
ここまで目と鼻の先なのにもう汗だく。とにかく暑かった!(ってもういいか)


そこへやってきたのが、こちらの「宇美営業所」行き。
あれ?宇美??宇美ってそういえば…。

そう!なんと前回の北九州の旅のとき、最後に向かった駅がJR香椎線の「宇美」駅だったんです!!
狙ったワケじゃ全然なかったんだけど、ほんとにたまたまだったんだけど、
こんな風にリンクしちゃうところが旅のおもしろいところっ!!


久しぶりに西鉄バスに乗ったけど、後方の2人がけの席の形にちょっと反応。
2つに割れてて、窓側より通路側が微妙に後ろにズレてるんですね。
これ、オフセットシートって呼ばれるバスの座席。
わたしの地元では、所謂ロマンスシートのバスしか走ってないので、かなり新鮮でした。
そんなバスに揺られて、途中下車したのがこちらの、


「志免鉄道公園」バス停。今回の旅の最初の目的地がここ!
鉄道公園という名前の付くこの場所に、いったい何があるのかというと、


実はここ、前回の旅レポの最終回でチラッと触れた「旧国鉄勝田線」にあった、「志免」駅跡なんです。
あのときは廃線跡が気になったものの、時間がなくて少しも見ることができなかったけど、
まさかこんなに早く「またの機会」がやってくるとは思わなかった(笑)。


といっても、ここ志免駅は宇美の2つ隣の駅。間には「下宇美」駅がありました。
ちょっと離れてはいるけど、でも勝田線で前回の旅と少しだけリンクしているのが不思議な気分。


元々は、1本の線路で繋がっていたんですが、いまではバスが通ってきた道が、
その線路を分断しています。道の向こうにもホームの跡のようなものが見えますが、
先に「上亀山」駅方面へ歩いてみることにしました。


当時からのものなのか、腕木式信号機の脇を通り過ぎ、少し広い道を渡ると、
その先にまっすぐに続く廃線跡を発見!いやいや、そのままどんどん歩いていきたくなります。
でも、実はこのあとどうしても行きたい場所があったので、後ろ髪引かれつつUターン。


さっき降りたバス停の道の向こうへ渡ってみると、当時使われていたと思われるものがありました。
これってなんだろう??転轍機を動かすテコかな??(ちゃんと見てくればよかったー!)


「志免鉄道記念公園」と書かれたタイルが埋められていた壁には、
勝田線が走っていた当時の写真が飾られていました。どれも興味を惹くものばかり!


昭和60年3月の、志免駅のホームの写真もありました。ちょうど廃止になる直前の頃でしょうか。
この場所ってこんな風景だったんだなぁ、と思うとなんだかワクワクします。
駅が、路線がなくなってしまったのは寂しいけど、ここに駅があったっていうのが残ってるのがうれしい。
この旧勝田線跡が、平成19年11月に、
「九州・山口の石炭産業発展の歩みを物語る近代化産業遺産群」として認定されたんだそうです。
いつまでも、ここに鉄道が走っていたことを伝え続けていってほしい。そう思える公園でした。

「その2」へつづく。


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