「万里の長城近くで氷祭りがあるらしい」
と、なんとも素敵な情報をゲットしてきたやっちゃん。
何の予備知識もないまま、1月27日に行ってきました。
北京市内から車で走ること約1時間。
そろそろ万里の長城が見えてきました。
長城の中でも観光客が最も多い『八達嶺』を超えてさらに車を走らせると。
着きました~! 夏は避暑地としてその美しさで有名らしい『龍慶峡』です。
駐車場からすぐに会場かと思いきや、結構な距離を歩かなければならないようで、広い敷地に吹く風がまた冷たく、寒いっちゅ~ねん。 北京市内より格段に寒いっ!
ぐんぐん進むと、何やらでっかい物が見えてきましたよ。
森の仲間の愉快な楽団・・・なんだけど、なんだろう。
この見れば見るほど物悲しくなる感は。
が、しか~し。 物悲しさを感じさせるのは今だけだった!
夜になり、ライトアップすると。
中途半端に中腰のトラも。
やる気まんまんの象も、一斉にライトアップ。
愉快でごきげんな光景に大変身するのであります!
・・・本当か?
本当に、岩にはりついて必死のパッチの虫達も、ごきげんな光景に変わるのか?
と疑問を持たれる方もいるかもしれないが、ここは私を信じてついてきてほしい。
駐車場からてくてく歩いていくと、これは・・・ダムなのか?
水はもちろん凍っているけど、これまでのパターン通り。
凍ったところに中国人あり。
会場内に入っても。
池が凍れば、そこに中国人あり。 しかもファミリー。 割れてもしらんぞ。
広い会場には雪や氷の彫刻が並び。
おおっ! 氷の滑り台!
こんな楽しい氷の滑り台なんてあったら、もう中国人は黙っちゃいないよね~、と微笑ましく眺めていたのだが。
気づいたらご機嫌な自分がいた。 まいったね、こりゃ。
それではいよいよ、氷祭りのメイン会場へ!
ひろ~い屋内施設、一歩中に入るとそこは・・・。
なんじゃこりゃ~!?
広い屋内にずらりと並んだ氷の建築と彫刻。
どこもかしこもレインボー!
これはっ! 韓国の光化門だ!
あちこちに韓国の建築や像を模した氷の彫刻があったので、もしかしたら日本の物も何かあるかなと探してみたら。
・・・坂本龍馬?
丸顔が可愛い上に、左手の動きがなんだかオトメだが、やっぱり龍馬なんだろうか?
そして。
一瞬ディズニーランドに来たかと思った。
相変わらず何でもありだ。
会場には所狭しと氷の彫刻が並び。
『龍宮』では。
カメと・・・バナナ?が戦っていた。
(そんな話やったか?)
せっかくの氷祭り、ライトアップがこれでもかと美しいので。
キラキラモードで撮ってみた。
わけわからん。
さて、この広い屋内会場をさらに奥へ進むと。
いきなり屋外、突然のダム。
ダムの下のこの場所は絶好の写真スポットなので中国人がごった返し、恐らく一生待っても自分の番は回ってきそうにないので。
これから、あのダムの上に行ってみようと思います。
続きはまた今度。
ライトアップした動物たちも、また今度。
そうそう。
氷祭りを紹介する中国サイトを見てみたら、こんな注意事項が書かれていました。
『氷祭りの氷は無害ですが、少量の塩分が含まれています。 なので。
食べない方が良いでしょう』
はい。食べないようにします。