Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

原発性と続発性

2009-11-04 | 想い・雑感

肺がん
という場合
普通はもともと肺にできた癌(原発性肺がん)をさす

これに対し
消化器癌 乳癌 前立腺がん その他の癌が
肺に転移してそこにがん病巣を成立させたものは
転移性肺がん(続発性肺がん)という

原発性肺がんには 肺がんの治療を
転移性肺がんには 転移もとの癌に対する治療が必要

先日円楽師匠がなくなられたとき
肺がんで亡くなったと報じるメディアが多かったが
これまでの報道から推察するに
胃癌が肺に転移したものと思われるので
胃癌でなくなられたとするのが正しいと思われる

その辺のところを
患者さんでも勘違いされていることがあるが
病名を表に出して報ずるからには
正確に伝えてもらいたい
原発と転移では大きく意味が異なるから


なお私は笑点という番組を近年見なかった
とくに円楽師匠が司会をやめてから
どうも好きな落語家がいなかったから
でも円楽師匠は好きでした

今頃 本当に星の王子様になっちゃたのでしょうね

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2 コメント

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わかりにくいですね(TT) ()
2009-11-04 20:23:31
これはお医者さんにとっては当たり前すぎる基本なのでしょうね。私も「肺に転移しています」と言われて肺癌にもなっているんだと思っちゃいました。思ってしまったので自分が勘違いしていることに気付かず、だから質問も作れず。転移癌ということを知ったのは退院してネットを歩きまくってでした。患者って、情けないくらい素人です。
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Unknown (hanamegane)
2009-11-05 07:41:03
医療にかぎらず
日常生活においても
人は自分の常識と
相手の常識が同じようなものと考えてしまいます
だからコミュニケーションは難しいし
言った 言わない の争いにもなるのでしょうね

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