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レスパイト入院

2020-03-15 | 医療・病気・いのち

 日常的に医療的処置が必要な方をご自宅で家族が介護されている場合があります。もちろん訪問診療、訪問介護なども利用されていますが、家族は家から長時間離れることができません。この状態が長期になれば、ご家族も疲弊してきて当たり前。医療行為を要するとなれば、介護施設のショートステイなども利用しずらくなります。そのような時に、病院が短期入院という形で患者さんをお預かりするのがレスパイト入院と呼ばれます。

 介護をしている家族だって、入院が必要となることもあれば、出張があったり、旅行をしたりということがあります。そのようなときに医療行為が必要な要介護者を入院という形でお引き受けするわけです。明確な定義はありませんが、数週間までの短期入院となる場合が多いようです。

 レスパイト(respite) には、①小休止、中休み、中断、②〔一時的な〕延期、遅延などの意味があり、法律用語としては(死刑)執行猶予という意味もあるようです。いずれにしろ、ご家族に一休みしてくださいという入院です。こういう形で入院を受け入れてくれる病院もあります。必要な場合は近隣の病院へ問い合わせたり、かかりつけ医に紹介してもらうとよいと思います。

 レスパイト入院。知っていてもよいですね。

 


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