楽しい話題ってどこかにないのかしら

昨夜先輩の友人から８年ぶりくらいの電話があった。

年賀状のやり取りはしているものの長くあったことがない友人なので驚いた。

何も大した用事はなさそうで昔話や近況を話してさくらの咲く頃になったら一度会わないかということだった。

少し離れた町に住んでいて会う機会もないのだが、景気が悪くて商売もしんどいようなことを言っていた。

１パーセントのインフレをお国は目指すそうだけれど、どうなることだか。

楽しい話はどこからも聞こえてこない。

シルクロードの思い出

昨夜のＢＳ朝日の「はるかなるシルクロード」は本当に懐かしく２時間があっという間だった。

２０年前、テレビとは逆にまず西安から飛行機でウルムチに飛び、そこから東へと向かう１５日間の旅だった。

トルファン、火焔山、千仏洞、いくつかの故城、カレーズ・・・カレーズでは水を汲もうとして水筒のふたを流したこと

を思い出す。

そして敦煌、鳴沙山、月牙泉・・・ここでやはりらくだに乗った。莫高窟は驚きの連続だった。

陽関・・・・「陽関をいづれば故人なからん」の詩を口ずさんだ。

長城の西の果て嘉峪関ではテレビか映画かの撮影のあとの建物が残っていた。

蘭州では黄河で確かぶただったと思うけれどいかだに乗ったりした。

長い長い旅、飛行機が急に飛ばなくなってゴビ砂漠をかなり長い距離をバスで移動もした。

いろいろ大変なこともあっただけに一番思い出深い旅行だった。

夫と共によくここでの経験を楽しく思い出して話し合ったものだった。

でも、もう一度行こうとは思わない。あなたがいないシルクロードなんて。

光武帝・・・後漢の名君

数日前の夜「草原の風　下巻」を読み終わった。

中国ではるか昔後漢という王朝をたてた光武帝の話である。

叔父に養われ、幾たびも戦いやがて王朝を開く。そのすさまじい生き方にわくわくして読んだ。

この作者からは沢山の人物を教わった。

太公望、管仲、孟嘗君などは知っていたけれど介子推、重耳などもともと中国史に弱いところもあるので全く知らなかっ

た人々の生き方を知るのも面白かった。

「風は山河より」などの日本ものも岡崎あたりを旅した折、興味深く思い出したものだ。

読書と旅は私の最も楽しいものだ。

いいことを取り逃がした！

残念なことに今日の夕方折角いいことがあったのにちょっと出掛けていて取り逃がしてしまった。

いいことって思わぬときにそっと来て、あわただしく逃げていく。

またそのうち向こうからやってくるだろう。あせらないことだ。