青森から南スーダンへ

2016-11-19 18:19:03 | 日々思うこと

今「報道特集」を見ていたら南スーダンへPKOで派遣される自衛隊に

「駆けつけ警護」の任務を稲田氏が追加命令したけれど、それが青森の

あの死の行軍の八甲田山で訓練している自衛隊だそうだ。

新田次郎の「八甲田山死の彷徨」を読んだことがある。

八甲田山にも行った。夏は静かな山だったが今はもう雪になっていて

この作品に描かれた情景が浮かび、この雪深い青森から若者たちが出て

いくのかと送りだす親の気持ちを慮って辛かった。

青森は自衛隊員になる率が高いと地元の高校教師が言っている。

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4 コメント

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あれ、今日2回目だっけ? (やっほ)
2016-11-19 20:43:06
駆けつけ警護は、国連や民間NGOの職員、他国軍の兵士らが武装集団などに
襲われた場合に助けに向かう任務だそうで、
これまでのインフラ整備などと比べ、危険度は増しますね。

青森の部隊は、八甲田山で訓練しているレンジャー養成機関があるようです。
その隊員を派遣するのかどうかは分かりませんが、
彼らは訓練中にも死者や負傷者が出ている厳しい部隊だそうです。

それだけに隊員の士気は高く、いざと言うとき国民にとっても頼りになる部隊だと思います。
無事任務を終え、帰還される事を願って已みません。
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やっほさんへ (茉那)
2016-11-19 21:00:14
まさか雪の中を「死の行軍」まではしていないのでしょうけれど、青森の自衛隊員が八甲田山で訓練していると知って、すぐ新田次郎の作品を思い出してしまいました。

危険と隣り合わせの南スーダンですから、ご無事の帰国を願わずにはいられませんね。

余談ですが新田次郎夫人の藤原ていさんの訃報が2,3日前に出ていました。
「流れる星は生きている」しか読んでいませんが。
ご子息の正彦氏の「国家の品格」はベストセラーでした。
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嘆かわしいです (corona404)
2016-11-20 02:08:02
武器使用を伴う駆けつけ警護は集団的自衛権の一環で、歴代内閣が違憲としてきたことが、安倍内閣の閣議決定で合憲とされ、関連法案が強行採決されました。
いつか来た道へ戻りつつあると、案じています。

藤原ていさんは長命でしたね。、最初に息子さんの「若き数学者のアメリカ」を読み、ついで母の「流れる星は生きている」を読み、古書店で文庫本を求めて再読し所持している良書です。次郎さんのも数冊。
ていさんの本がヒットして次郎さんが作家に転じられたとか。
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corona404さんへ (茉那)
2016-11-20 06:56:53
どうしてこんなに安倍氏の人気が高いのでしょうね。
その安倍氏に寵愛され、将来の首相候補といわれる稲田さんが、「駆けつけ警護」の任務を負わせて南スーダンに自衛隊を派遣する。「責任は任命した私にある」と言っていましたね。
「責任」ってどのように?と思って聞きました。

昨日の「報道特集」では青森の高校生の自衛隊志望がぐんと減ったと高校教師が述べていました。
そのうち徴兵制にならなければよいがと気がかりです。

新田次郎さんは山岳小説作家で、誠実な人柄がにじみ出ている作風ですね。
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