もう半年ほど前のことである。
ランチの後の喫茶店で仲間の１人が「家でレポートを書いて行くだけで高校卒業の
資格がもらえるところがあるんだって。そんなこと許されるの？」と何の話の続き
だったか忘れたが話したことがあった。
大して気に留めもしなかった。近くの話ではなかったし、あまり関心もなかった。
今話題になっている三重県の高校と同じ名前の学校だったなあと思いだした。
ＵＳＪへ行ってお釣りをもらったのを「数学」の単位に認める。バスの中で洋画を見て
「英語」の単位。邦画なら「国語」。レストランで食事をして「家庭科」等々。
確かに不登校の生徒や学校の授業について行かれない子供もたくさんいるだろう。
でも、これで高校卒とするのはあまりにも無茶である。
経営が成り立たなくなって潰れるのも困るけれど、教育事業をお金儲けの手段に
してはならない。このようなひどいやり方で。
１万円出していくつか買い物してお釣りがいくらあったか？
幼稚園ではあるまいし、馬鹿にした話である。ふざけている。
本当に高校卒の資格が取れるのだろうか。
問題になっている三重県の学校だけが、国から補助金を受け取るためにまやかしをしていたのでしょうか。
どのような仕組みなのか分かりませんが、ただ系列校の他の学校の生徒が同じ名前ということで冷たい目で見られることがあってはなりませんね。
いづれにしても、誤魔化しもいい加減にしてと誰でも思うところです。
今朝、３月４日の読売「編集手帳」も皮肉たっぷりで批判していましたね。