「ばあば」なんて呼ばれたくない

2011-01-10 20:58:53 | 日々思うこと
今日も電話してきた友人が自分の亡くなった夫のことを「おとうさん」と連発する。

前から思っていることだけれど自分の連れ合いを「おとうさん」とか「パパ」と呼ぶ人がかなり多い。

男の友人も自分の妻を「おかあさん」と言っている。

夫はわたしを結婚以来、子供が生まれてからも一度も「おかあさん」とか「ママ」と呼ぶことはなかった。

もっとも子供は「おかあちゃま」「おとうちゃま」と呼んではいたけれどそういう呼び方もしたことはない。

最後まで名前を呼んでくれたし、それが当たり前のことだと思っていたから特別なんとも思ってこなかったが、ここへ来て

余りにも「おかあさん」「ママ」派が多いので、かえってうれしく思うようになった。

わたしは子の母というより彼の妻であり、女としての存在だったのだと。

別に打ち合わせてそういう呼び方になったわけではないけれど、自然にそうなったので、ちなみにわたしは彼をいつも「あなた」

と呼んでいた。


ところで、今度は祖父母の呼び方だけれどどうやら近頃「じいじ」「ばあば」と呼ぶものらしい。

うちの孫は「おじいちゃま」「おばあちゃま」と呼ぶ。息子が祖父母をそう呼んでいたので自分の子供にもそのようにしつけたらし

い。

わたしは「ばあば」などと呼ばれたくないので満足している。
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